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ニコラス・ファルカシュの関連作品 / Related Work
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ヴァリエテ(1936)
制作年: 1936「国際間諜団」「コスモポリス」のハンス・アルバースと「戦いの前夜」「最後の戦闘機」とが主演する映画で、「ドン・キホーテ(1933)」その他を撮影したニコラス・ファルカシュが監督に当たったもの(第一回作品は「ラ・バタイユ」)である。脚本もファルカシュが「アスファルト」を原作・脚色し「巴里-伯林」を原作したロルフ・E・ヴァンローと協力して書き卸している。キャメラはヴィクター・アルメニーゼ、音楽はハンス・カルステの担当である。助演者は「トンネル」のアッティラ・ヘルビガーを始め、カール・エトリンガー、エルンスト・ロトムント、サイレント時代から名あるニコライ・コリン等である。 -
旅順港
制作年: 1936「ヴァリエテ(1936)」と同じくニコラス・ファルカシュの監督作品で、プラーグに於いて製作された映画。原作はピエール・フロンデェの小説で、「プレジャンの舟唄」「掻払いの一夜」のアンリ・ドコアンが改作したものに基づき、ファルカシュ自らがアルノルド・リップと協力してそれをシナリオ化し、「楽聖ベートーヴェン」のスティーヴ・パッスールが台詞づけた。主役は「禁男の家」「不良青年」のダニエル・ダリュー及び「ジプシー男爵」「大帝の密使」のアドルフ・ウォールブリュックの二人で、「我等の仲間」「最後の戦闘機」のシャルル・ヴァネルが重要な役を勤めて共演する外、「ミモザ館」「第二情報部」のジャン・マックス、「沐浴」のジャン・ウォルムス、ジャン・ダックス、等が助演している。キャメラはオットー・ヘラーの担任、音楽はジェルマスである。 -
ドン・キホーテ(1933)
制作年: 1933世界最大のバス歌手として知られているフェオドール・シャリアピンが主演する映画で「三文オペラ」「炭坑」「熱砂の女王」と同じくG・W・パブストの監督作品である。原作はセルヴァンテスの有名な作物でこれをフランスの文学者ポール・モーランが改作し、アレクサンドル・アルヌーが台詞を執筆した。シャリアピンを助けて出演する人々は、フランスの舞台の人気者ドルヴィル、「面影」のアルレット・マルシャル、新進のミレーユ・バラン、マディー・ベリー、ドンニオ、ルネ・ヴァリエ、等であるが、なおこの映画にはフランス楽団の新人ジャック・イベールが作曲に、「三文オペラ」「最後の中隊」のアンドレ・アンドレイエフが装置に、ロッテ・ライニガーが線画に、それから「嫉妬」のジャン・ド・リミュールが監督に参与している事を書添えておく。撮影は「幻の小夜曲」と同じくニコラス・ファルカシュの担任。 -
拳闘王(1930・ドイツ)
制作年: 1930ドイツの生んだ世界的重量拳闘選手として知られているマックス・シュメリングが主演する映画である。マックス・グラスの書いたストーリーからフリッツ・ロッターが脚色し「王城鬼バルサモ」「パッション(1919)」に出演したラインホルト・シュンツェルが監督し、ニコラス・ファルカシュが撮影した。主役を助けて舞台出のレテーナ・ミューラー、「トロイカ(1930)」「ムーラン・ルージュ」のオルガ・チェホーワ、「嘆きの天使」のクルト・ゲロン、「東洋の秘密」のユリウス・ファルケンシュタイン、ルドルフ・ビーブラッハが出演する。