佐藤めぐみ サトウメグミ

  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1984/11/17

略歴 / Brief history

東京都の生まれ。中学生の時にスカウトされ、事務所に入って演技レッスンに通う。女優デビュー作は2001年のTBS『3年B組金八先生』の第6シリーズで、クラス構成に欠かせないマドンナ的な女生徒・赤嶺繭子役。情緒不安定なクラスメートや事情を抱えた転校生の面倒を甲斐甲斐しくみる少女の母性を素直に演じた。02年、日本テレビが選ぶイメージガール“日テレジェニック2002”のひとりに選ばれ、DVDや写真集を発売。テレビドラマは日本テレビに限らず、TBS『砂の器』04、フジテレビ『冬空に月は輝く』04などに出演。CMやバラエティ番組にもコンスタントに起用される。映画初出演は車椅子バスケが題材の青春映画「ウィニング・パス」04で、松山ケンイチ、堀北真希と共演。続く鈴井貴之監督「銀のエンゼル」04では準主役をつとめ、北海道のとある町のコンビニ店長の父親(小日向文世)と和解する娘役を好演する。05年、金守珍監督「ガラスの使徒(つかい)」では唐十郎と共演。また原作小説と映画がともに大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』の舞台版に抜擢され、ヒロイン・廣瀬亜紀役を演じる。テレビドラマでもTBSの学園ドラマ『花より男子(だんご)』05・07に出演。それまで理想的な美少女のイメージが強かったが、本作では学校の中と外で裏表のある屈折したキャラクター・三条桜子に扮して幅を広げる。NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』07では、周囲の人気者で、ヒロイン(貫地谷しほり)の親友のつもりなのに実は劣等感を与え続ける存在という無神経にも見えかねない難しい役柄を嫌味なく演じ、同作の高い評価に貢献した。以降も熊切和嘉監督「青春☆金属バット」06、園子温監督「エクステ」07、中田秀夫監督「L change the WorLd」08、矢口史靖監督「ハッピーフライト」08、本木克英監督「鴨川ホルモー」09など話題作に次々出演。テレビドラマはほかに、TBS『タイヨウのうた』06、『砂時計』07、NHK『祝女』08~11、『遥かなる絆』09などがある。ジャンルを選ばず題材に合わせていくタイプと言えるが、限られた場面でも目を留めさせる可憐さは替えがたい個性だ。

佐藤めぐみの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 彼岸島 デラックス

    制作年: 2016
    松本光司のベストセラーコミックを実写映画化。行方不明になった兄・篤を探すため、彼岸島へやって来た明。だがそこではウィルスに感染した人間たちが吸血鬼と化し、横暴の限りを尽くしていた。明は彼らを倒すワクチンの入手に奔走するが、そこに篤が現れる。出演は「ストレイヤーズ・クロニクル」の白石隼也、「俺物語!!」の鈴木亮平、「合葬」の桜井美南、「ボクは坊さん。」の遠藤雄弥。監督は「猫侍 南の島へ行く」の渡辺武。
    40
  • ハッピーランディング

    制作年: 2015
    結婚をテーマにした7つのエピソードが絡み合うオムニバス群像劇。監督は、「どうしても触れたくない」の天野千尋。脚本は、「花宵道中」の鴨義信。出演は、「天国からのラブレター」の中村ゆり、「銀のエンゼル」の佐藤めぐみ、「ヨシナカ伝説 義仲穴」の永山たかし、「自虐の詩」の金児憲史、「幕末高校生」の渡辺邦斗。2015年3月7日より広島先行公開。
  • サムライフ

    制作年: 2015
    誰もが自分らしくいられる学校を目標に民間教育施設『侍学園スクオーラ・今人』を設立した長岡秀貴の書籍を映画化。かつての教え子たちとともに夢の実現に向かう元高校教師の熱い思いを描く。監督は映画・ドラマ制作プロダクションであるアットムービー代表取締役を務め「コドモ警察」「ロッカーズ ROCKERS」など多数の作品をプロデュースしてきた森谷雄。本作が映画初監督作品となる。脚本は「僕は友達が少ない」の監督・及川拓郎。「あなたへ」などで第86回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞した三浦貴大をはじめ、「桐島、部活やめるってよ」の松岡茉優、「テニスの王子様」の加治将樹、「HANA-BI」の大杉漣らが出演。
    90
  • 抱きしめたい 真実の物語

    制作年: 2014
    TVドキュメンタリー『記憶障害の花嫁-最期のほほえみ-』としても紹介された実話を基に「黄泉がえり」の塩田明彦監督が映画化。北海道・網走を舞台に、交通事故で左半身と記憶能力に障害を負った女性とタクシードライバーの男性との恋愛模様を描く。出演は「ルームメイト」の北川景子、「県庁おもてなし課」の錦戸亮、「漫才ギャング」の上地雄輔、「愛と誠」の斎藤工、「二流小説家 シリアリスト」の平山あや、「ナイトピープル」の佐藤江梨子。
  • すーちゃん まいちゃん さわ子さん

    制作年: 2012
    ほのぼのとした絵柄ながらハッとさせられる言葉で女性に人気の作家・益田ミリの四コマ漫画『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎・刊)が実写映画化。介護や仕事、恋愛などそれぞれに事情を抱え、淡々と過ぎゆく日常にふと不安をよぎらせながら、それでも小さな幸せを見つける女性3人組を描く。監督はドキュメンタリー「SOUL RED 松田優作」や徳島の女性たちが葉っぱをビジネスに昇華させた実話を基にした劇映画「人生、いろどり」の御法川修。「食堂かたつむり」の柴咲コウ、「源氏物語 千年の恋」の真木よう子、「キャタピラー」の寺島しのぶが自然体で親近感のわく3人組を演じる。他、「ヒミズ」の染谷将太、「かぞくのくに」の井浦新らが出演。
    90
  • あんてるさんの花

    制作年: 2011
    吉祥寺で居酒屋を営む男性が触ると幻が見えるという花を手に入れたことから、その花に触れる客の姿を見守るファンタジー。「セバスチャン」(2009年吉祥寺バウスシアターにて一日限定レイトショー)、「あまっちょろいラブソング」に続く、武蔵野市吉祥寺を拠点にしたプロジェクト『ムサシノ吉祥寺で映画を撮ろう!』第3弾。吉祥寺で居酒屋を営むかたわら同プロジェクトを始め、前2作のプロデューサーや「バカバカンス」「DIARY」の音楽制作を担った松江勇武が、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めている。監督は「すべての女に嘘がある」の宝来忠昭。「武士の家計簿」の小木茂光、 「タナトス」の徳山秀典、「神様ヘルプ!」の佐藤めぐみらが出演。

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