いから始まるものでの検索結果

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  •   堂本剛が27年ぶりに映画主演を務め、「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が監督。○(まる)に浸食されていく主人公の運命を描いた奇想天外な物語「まる」が、10月より公開される。新たに綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美が出演することが発表された。     美大卒だがアートで身を立てられず、人気の現代美術家のアシスタントを務めている沢田(堂本剛)。独立する気力すら失い、淡々と指示をこなす日々を送っていた。そんなある日、事故で腕を怪我したことで職を失う。そして部屋に帰り、床にいた一匹の蟻に導かれるように○(まる)を描いたのをきっかけに、日常が○に浸食されていく──。 沢田のアパートの隣人で売れない漫画家の横山役に綾野剛、沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島役に吉岡里帆、ミャンマー出身のコンビニ店員であるモー役に森崎ウィン、野心的なギャラリーオーナーの若草萌子役に小林聡美。彼らが沢田の運命にいかなる影響を及ぼすのか、注目したい。   〈コメント〉 綾野剛 ひとつひとつ祈りを大切に紡ぐ堂本剛さん。 ひとつひとつ心の襞を大事に編む荻上直子監督。 その無限のキャンバスに全部署の丹精が織り込まれていく。とっても変梃で健やかで、鮮やかで眩しくて。たまらなく愛おしい“まる”が誕生しました。 吉岡里帆 荻上組、念願の初参加です。昔から監督の作品のファンで、以前荻上さん脚本の作品に参加させて頂いたこともあり、大変嬉しいお誘いでした。監督の作品から感じる丸くて優しい抱擁して貰えるような世界はある種憧れの場所でした。 しかし、ここに来て今作の“まる”は新しい荻上作品の風がビュンビュンと吹いているように思います!タイトルとは裏腹にまるく収まろう、まるく関わり合おう、まるく落ち着こう、そういった事とは正反対の“まる”からの脱却、逸脱、と良い意味の裏切りを秘めた作品です。荻上監督のパンキッシュな一面に触れることが出来たのが貴重な体験で楽しかったですし、堂本剛さんとの共演も静かにワクワクとする時間でした。 何か収まり良い所から抜け出したいと思っている方にこの作品をぜひ見て頂きたいです。 森崎ウィン 荻上監督と堂本剛さんの紡ぐ物語の中で、自分のルーツでもあるミャンマー人青年として生きる事ができ、嬉しい限りです。 国を超え遠い地で営む生活。夢や希望だけでは生きていけない現実を目の当たりにしながらも、生きる喜びを味わう。人生に丸をつけるその日まで、どうやって過ごすか、問われているような撮影の日々でした。僕自身も、演じたミャンマー人青年と共に、福徳円満で円満具足な日々に憧れたのかもしれません。 是非、劇場でご体験くださいませ。 小林聡美 16年ぶりに荻上監督作品に参加させていただきました。演じたのは、物事に意味や価値を求め、狂騒的になっていく私たちの姿を象徴するような、ギャラリーオーナーです。苦み走っています。周りに惑わされず、自分を信じること、表現することは、とても難しいこと。でも、ときには惑わされたり、痛手を負ってもいい。 そんな、「まる」という言葉の哲学的な世界観を突き抜けたあたりを、楽しんでいただければと思います。   https://www.youtube.com/watch?v=MMu61TuL7q4   「まる」 出演:堂本剛、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美 監督・脚本:荻上直子 制作プロダクション:アスミック・エース、ジョーカーフィルムズ 製作・配給:アスミック・エース © 2024 Asmik Ace, Inc. 公式サイト:https://maru.asmik-ace.co.jp
  •   フィヨルドが広がるノルウェー西部のオルデダーレン地方に暮らす老夫婦の姿を、その娘であり「もしも建物が話せたら」で知られるドキュメンタリー作家のマルグレート・オリンのカメラが捉える──。本年度アカデミー賞長編国際映画賞ノルウェー代表作に選ばれた「SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース」が、9月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     厳しくも美しい自然に囲まれたノルウェーの山間部に、老夫婦が暮らしている。その姿を映像作家の娘がカメラに収めようと帰郷すると、84歳になった父は同国で最も美しいとされる渓谷に案内する。そして自身の生い立ちと妻への思い、さらに同地で何世代にもわたる人々が自然とともに営んできた人生を静かに語り始めるのだった──。   https://www.youtube.com/watch?v=mXF1hl2wyPI   巨匠ヴィム・ヴェンダースと、イングマール・ベルイマン作品でおなじみの大女優リヴ・ウルマンが製作総指揮を担う。 氷河や断崖が織り成す奇跡のパノラマ、夜空に降りる七色のオーロラ、多様な動物など、季節ごとに姿を変える大自然は圧巻。人生の哲学に触れる注目のドキュメンタリーだ。     「SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース」 監督:マルグレート・オリン 製作総指揮:リヴ・ウルマン、ヴィム・ヴェンダース 出演:ヨルゲン・ミクローエン、マグンヒルド・ミクローエン 2023年/ノルウェー/ノルウェー語/94分/シネスコ/カラー/5.1ch/G 英題:Songs of Earth 原題:Fedrelandet 日本語字幕:岩辺いずみ 後援:駐日ノルウェー大使館 配給:トランスフォーマー Speranza Film AS 20©23 公式サイト:https://www.transformer.co.jp/m/songofearth/
  •   サルバドール・ダリが暮らす街で起きる《レストラン革命》を描き、2023年マラガ映画祭をはじめ各国映画祭に出品された「美食家ダリのレストラン」が、8月16日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。場面写真と予告編が到着した。     フランコ政権末期の1974年スペイン。バルセロナを追われた料理人フェルナンドとアルベルトの兄弟は、サルバドール・ダリが住む海辺の街カダケスに辿り着く。迎えたのは海洋生物学者のロラ、そして彼女の父であり、ダリを崇拝してレストラン〈シュルレアル〉のオーナーを務めるジュールズだった。 「いつかダリに当店でディナーを」をスローガンに掲げ、無謀な試みに奔走し続けるジュールズ。その情熱が、フェルナンドの料理に新たな風を呼ぶ──。   https://www.youtube.com/watch?v=09lFTfA__Cw   「正気だけじゃ夢を叶えられない」と語るフェルナンドのモデルは、伝説の三ツ星レストラン〈エル・ブジ〉のシェフだったフェラン・アドリアだ。予告編には、実際にエル・ブジで提供されていたメニューの数々が登場する。愛と芸術が溶け合う物語に注目したい。     「美食家ダリのレストラン」 監督:ダビッド・プジョル 出演:ジョゼ・ガルシア、イバン・マサゲ、ポル・ロペス、クララ・ポンソ 2023/スペイン/スペイン語、フランス語/カラー/115分 原題:Esperando a Dali 映倫:G 提供:コムストック・グループ、ファインフィルムズ 配給:ファインフィルムズ、コムストック・グループ 後援:スペイン大使館 Embajada de España、インスティトゥト・セルバンテス東京 ©ESPERANDO A DALÍ A.I.E. 2022 公式サイト:https://dali-restaurant.com
  • 46年前の1978年6月24日、全米公開から約1年、日本中の映画ファンが待ちに待った「スター・ウォーズ」が日本で初公開(先行上映)された歴史的な日だ。前年の5月に全米公開され、未曾有の大ヒットを記録、その約1年後、日本列島をその熱狂の渦で包み込んだ。その後、映画史に残した足跡、伝説は語るまでもないが、その始まりの前夜にどれだけの物語が存在したのか。 もしかしたら、この伝説はすべて夢となっていたかもしれない── フランスですでに8万部以上を売上げた大ベストセラー、「ルーカス・ウォーズ」。ジョージ・ルーカスの生い立ちから「スター・ウォーズ」誕生までを描いたこのバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)からその裏側を読み解きたい。  【全4回ー③】 1回目はコチラから アメリカで人気を博した『フラッシュ・ゴードン』 アメリカでは1934年にアレックス・レイモンドによるSF冒険活劇『フラッシュ・ゴードン』の新聞連載が始まる。当時すでに人気を博していた『バック・ロジャース』に便乗して似たようなコンテンツを送り出そうとしたキング・フィーチャーズ・シンジケートは、エドガー・ライス・バロウズの「火星シリーズ」のコミック化を計画するが、バロウズとの交渉がうまくいかず、最終的に社内スタッフによって新たなヒーローを生み出すという形になった。興味深いことに、この出来事は後年、ルーカスが『フラッシュ・ゴードン』の映画化を考えたときに、同じく権利を取得できなかったこともあって、自分でオリジナルストーリーを考えざるをえなくなったことと奇妙な一致を見せている。 『フラッシュ・ゴードン』は1936年には早くもバスター・クラブ主演の劇場用連続活劇映画が公開され人気を博すことになる。この約30分という長さの短編映画は50年代に訪れたテレビ時代にマッチしたため、そのままの形でテレビ放映され、子ども時代のルーカスはこれに夢中になる。この頃も『フラッシュ・ゴードン』の新聞連載は続いていたが、ライターとしてハリィ・ハリスン、アーティストとしてフランク・フラゼッタなども携わっていたという。 一方、1959年、フランスでは古代ローマ時代のガリア(のちのフランス)を舞台としたコメディコミック『アステリックス』が誕生。1967年にはピエール・クリスティンとジャン=クロード・メジエールによるSFコミック『ヴァレリアンとロールリンヌ』の連載が始まる。この頃ルーカスは南カリフォルニア大学で映画作りを始めたばかりだったが、この時点では娯楽作ではなく、実験的な野心作が彼の関心だった。 大人向け作品に昇華させたメビウスの功績 さて、「大人の鑑賞にも耐えうる作品」というレベルにまで達したコミックやバンド・デシネは、次のステップとして「子ども向け」ではなく、はじめから「大人向け」の作品の創造を目指していく。そんな中、日本で最も知られ、最も功績のあった作家はメビウスだろう。 バンド・デシネの代表的な作家のひとりであるメビウスは1974年にそれまでの低年齢層向けだったものを一気に大人を対象とした雑誌「メタル・ユルラン」を中心メンバーとして創刊(アメリカでは「ヘヴィ・メタル」のタイトルで発行された)。その衝撃と影響は世界に広がり、特に1976年に掲載した『ロング・トゥモロー』はリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」やウィリアム・ギブソンの著作にも影響を与えたことで知られる。 また、メビウスは映画制作の現場にも深く携わり、アレハンドロ・ホドロフスキー監督が企画した「デューン」に関わり、企画が頓挫したものの、ここで共に関わったダン・オバノン、H・R・ギーガー、クリス・フォスらとは後に「エイリアン」を担当することになる。日本においてメビウスの影響は鳥山明や大友克洋、荒木飛呂彦、浦沢直樹らにも認められるし、手塚治虫はメビウスのファンであることを公言し、彼の来日の際にも尽力している。   中でも宮﨑駿はメビウスの「アルザック」に衝撃を受け、その影響の下「風の谷のナウシカ」を作ったと認めている。一方のメビウスもまた宮﨑の作品に感銘を受け、娘をナウシカと名付け、来日した際には親子でジブリ美術館を訪れている。のちに2人はパリで展覧会を開き、そこではメビウスが描いた「ナウシカ」、宮﨑が描いた「アルザック」が展示された。そしてジョージ・ルーカスその人も多くのコミックブックから影響を受けたこと認めており、その筆頭としてメビウスの名も挙げている。1989年発行のメビウスのアートブックにはルーカスが序文を書いているほどだ。 アートは国境を越え、新しい形に… 実のところ、こうしたアーティストたちによる交流こそが、アート作品の発展と多様化を推進してきたのである。たとえばルネッサンス期のイタリア美術をフランスの画家たちが模倣し、古典主義がロマン派、バルビゾン派などに発展していくと同時に、印象派に始まる新たな時代が幕を開ける。それは産業革命とともにやってきた情報の流通による知的刺激の増加、そしてサロンから異端児扱いされたはぐれ者たちの反骨精神がもたらしたものだった。 そしてパリで酷評された印象派も大西洋を渡り、新大陸アメリカで絶賛されたことで市民権を獲得していったという事実もある。同時期にパリを席巻した「ジャポニズム」、特に浮世絵が与えた影響も然り。アートは国境を越えて刺激を与えあい、融合し、新たな形を生み出していくのである。 前述したようにルーカスは子ども時代に『フラッシュ・ゴードン』や『バック・ロジャース』などに夢中になった。そして商業監督デビュー作「THX-1138」の興行が失敗に終わった後には、「興行的成功こそが監督としての未来を約束する手形となる」ことを痛感し、誰もが共感できる娯楽作の製作に乗り出す。 まずは自らの青春時代を過ごしたモデストでの思い出を「アメリカン・グラフィティ」としてまとめ、記録的大ヒットを成し遂げるが、その製作と並行してルーカスは次に監督しようと考えていたSF娯楽作品のリサーチも始める。その一端は本書にも記述があるジョーゼフ・キャンベルの『千の顔をもつ英雄』で、他にもバロウズの「火星シリーズ」、E・E・スミスの「レンズマンシリーズ」などもあった。フランク・ハーバートの『デューン 砂の惑星』も参考にし、特に高価なスパイスが取引されているという設定を取り入れたことも知られている。   第4回(最終)へ続く……   【書籍名】ルーカス・ウォーズ 【著者名】ロラン・オプマン 作 ルノー・ロッシュ 画 原正人 翻訳 河原一久 監修 【ISBNコード】978-4-87376-491-7 【判型・頁数】A4判/208頁/書籍 【刊行年月】2024年5月 ▶本の詳細・購入はコチラから
  •   敵国の難民を救うか、見殺しにするか──。第二次世界大戦下で信念を貫こうとした一家の物語を、「バーバラと心の巨人」のアンダース・ウォルター監督が描き、デンマークのアカデミー賞(ロバート賞)5部門ノミネートならびに本年度SKIPシティ国際Dシネマ映画祭国際コンペティション部門選出を果たした「ぼくの家族と祖国の戦争」が、8月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。ビジュアルと予告編が到着した。     ドイツ占領下にある1945年のデンマーク。市民大学の学長ヤコブは、敗色濃厚となったドイツから500人以上の難民を受け入れるよう命じられ、妻のリスと共にジレンマに直面する。もし誰もが敵視するドイツ人を救えば、裏切り者扱いされる恐れがある。だが救わなければ、多くの死者が出る。 そんな中、12歳の息子が交流しつつあったドイツ難民の女の子が、感染症を患う。友を救うべきか、国民感情を優先するのか、決断の時が迫る──。   https://www.youtube.com/watch?v=rdXXMhxfvbg   ヤコブを演じるのは「アクアマン/失われた王国」に出演したピルー・アスベック、息子役はこれがデビュー作となるラッセ・ピーター・ラーセン。歴史の一ページにスポットを当てた、心揺さぶるヒューマンストーリーに注目したい。     「ぼくの家族と祖国の戦争」 監督・脚本:アンダース・ウォルター 出演:ピルー・アスベック、ラッセ・ピーター・ラーセン​、カトリーヌ・グライス=ローゼンタール 2023年/デンマーク/デンマーク語・ドイツ語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch 英題:BEFORE IT ENDS 日本語字幕:吉川美奈子 配給:スターキャット 宣伝:ロングライド ©2023 NORDISK FILM PRODUCTION A/S 公式サイト:cinema.starcat.co.jp/bokuno

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