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2023年2月~6月にアムステルダム国立美術館で開催された《フェルメール展》。28のフェルメール作品が世界中から集められ、65万人を動員した。その展示作を紐解いたアート・ドキュメンタリー「フェルメール The Greatest Exhibition(ザ グレイテスト エキシビション)-アート・オン・スクリーン特別編-」が、2月2日(金)より全国順次公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 ポスタービジュアルの写真は、フェルメールの代表作の一つ〈真珠の耳飾りの少女〉を展示する瞬間を捉えたもの。予告編は、キュレーターがフェルメール作品の魅力を伝えるさまを、声優・アーティストの駒形友梨のナレーションとともに紹介。なぜフェルメールは人々を魅了するのか、その答えを劇場で確かめたい。 「フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-」 監督:デイビット・ビッカースタッフ 2023年/93分/イギリス/5.1ch/アメリカンビスタ/カラー/DCP/英語 原題:Vermeer The Greatest Exhibition 後援:オランダ王国大使館 配給:ライブ・ビューイング・ジャパン ©Seventh Art Productions 公式サイト:https://artonscreen.jp/
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徳川家康が総理大臣だったら、今の日本をどう導くのか。歴史上の偉人がコロナ禍の日本に現れたら、どうピンチを乗り越えるのか──。そんな“もしも”を描いた話題のビジネス小説で、コミカライズもされている『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版)が、浜辺美波、赤楚衛二、野村萬斎の共演で映画化される。 スタッフは「翔んで埼玉」の監督・武内英樹、脚本・徳永友一、音楽・Face 2 fAKEが再結集。公開は7月26日(金)より。 コロナ禍の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死した。窮地に陥った政府は、《AIとホログラムにより歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣を作る》計画を実行する。 総理大臣には徳川家康(野村萬斎)、官房長官には坂本龍馬(赤楚衛二)が選ばれ、さらに織田信長、豊臣秀吉、紫式部、聖徳太子、北条政子、徳川吉宗、徳川綱吉、足利義満らが閣僚に。 カリスマ内閣のえげつない実行力に国民は熱狂。そんな中、スクープを狙って坂本龍馬に接近した新人記者の西村理沙(浜辺美波)は、事態をめぐる陰謀に気づいてしまう──。 〈コメント〉 浜辺美波 私が演じる西村理沙は、テレビ局の報道記者です。仕事柄、少しだけしたたかな部分もありますが、真っすぐで憎めない女性です。 今作の台本を読んで最高に元気が出たことは、様々な時代の偉人たちが一堂に会すること! 撮影で皆さんにお会いできると思うと、それだけでワクワクします。 それだけではなく、舞台がコロナ禍の日本なので現実世界でもしあったらと身近に思えて、考えさせられる物語にとても惹かれました。また豪華キャストの皆さんが偉人達を演じられるので、その中に参加できることもとても楽しみです。 武内監督とご一緒するのは「女信長」以来なのですが、撮影中は本当にわかりやすく演出していただいています。作品をつくるときのテンポやリズムにすごく嗅覚がある方で、私自身とても勉強になっています。 「もし徳」は2023年を締めくくる自分へのご褒美のような作品です。役柄と一緒に猪突猛進して、最後までのびのびと楽しく演じていきたいです。 赤楚衛二 坂本龍馬役を演じさせて頂きます赤楚衛二と申します。初めに台本を頂いた時、この時代に現れた偉人達がどう動き現代の人々にどう影響するか、終始ワクワクしながら読ませて頂きました。 読み終えた後に前向きな気持ちになると同時に、強いメッセージ性にも惹かれました。今回、僕自身坂本龍馬を演じさせて頂くのですが、時代モノも偉人も初めてです。ウィッグとメイクの力をお借りして楽しみたいと思います。公開時期は少々先ですが皆様楽しみにして頂けたら嬉しいです。まだ撮影中ですので全力で激動の時代を生きた坂本龍馬を演じていけたらと思います。 野村萬斎 撮影は、その国の偉人達が並んでいる蝋人形館が贅沢に動いているような、それくらいドリームな瞬間でワクワクドキドキしました。 オファーをいただいたときは、時代劇と現代が繋がっているシチュエーションが自分にとって理想的な物語で飛びつきましたし、時代劇のオファーをいただくことはありましたが、三英傑の一人である徳川家康は初めてでした。 総理大臣として要に座るわけですが、周りの意見を見聞きしてジャッジしていくというのは少し自分自身の日常と重なる部分もあります。 この作品の魅力は偉人達と現代が繋がっているところ、偉人達がAIによって蘇る発想と、それによってコロナ禍を乗り越えようという着眼点の面白さにあります。 そこに浜辺美波さんが演じられる理沙が絡み、時代劇と現代劇が組み合わさることで物語が大きく飛躍し、エンターテインメントとして深く突き詰めることができるような気がしています。 監督:武内英樹 待ってました!家康、龍馬、信長、秀吉、日本人なら誰でも知っている歴史上の英雄、まさに和製アベンジャーズが大暴れ!偉人たちが生み出す化学反応に、私自身も一人の歴史好きとして本当に楽しみながら撮影しています。萬斎さんほか俳優界のドリームチームが真面目に最強内閣を演じれば演じるほど、現代社会と偉人の強烈なミスマッチがシュールでユーモラス!! さらには彼らがどのように日本を変えるのか? 時代を越えて今を生きる日本人に何を伝えてくれるのか? 「楽しくて深い」そんな映画をお届けしたいと思います。 原作者:眞邊明人 映像化を意識して執筆した本作がついに映画化、しかも業界でも名高い武内英樹さんが監督と聞き興奮しました。そして野村萬斎さんが、過去に類を見ない「器の大きい」家康を演じてくださるのではないかと今から楽しみです。 本作では、浜辺美波さんと赤楚衛二さんが現代と英傑とをつなぐ役割を担いますが、そこには現代を生きる我々が、どう歴史をつくっていくのかというメッセージが込められています。今を代表する若いお二人の才能が、それを最高の形で届けてくれるはずです。 本作に多くの方が熱狂してくださると嬉しいですし、私自身一観客として、この映画で熱狂したい。それが閉塞感に満ちた社会や政治を変えていく原動力になればと思います。 「もしも徳川家康が総理大臣になったら」 原作:「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(著:眞邊明人 発行:サンマーク出版) 監督:武内英樹 出演:浜辺美波、赤楚衛二、野村萬斎 脚本:徳永友一 音楽:Face 2 fAKE 配給:東宝 ©︎2024「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作委員会 公式サイト:https://moshi-toku.toho.co.jp/
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福山雅治“初”のライブフィルム。自ら監督を務めて理想のサウンドと映像を追求
2023年11月27日1990年の歌手デビューから30年を超えた福山雅治が、2023年の夏に行った日本武道館ライブを、自身が監督を務めて映画化した「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」が、1月12日(金)よりドルビーシネマほかで先行公開、1月19日(金)より4週間限定で全国公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 ライブの演出面は福山が監修。40台以上のカメラで全方位を捉え、ドローン撮影も実施、さらにドルビーアトモスを採用し、理想の映像と音からなる“ライブを超えたライブ”を実現させた。 また、映画には俳優の柊木陽太が《少年期の福山雅治》を演じるパートあり。柊木は、ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』でも福山が演じた主人公の少年期を担当している。そして、福山の故郷である長崎の風景が挟まれ、CG演出も加わる。 予告編では、福山の代表的な夏曲『虹』、「名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌である『零 -ZERO-』、未完の新曲として初披露され映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の主題歌となった『想望』などの歌唱シーンが登場する。 福山雅治コメント 1年ほど前に「そのライブ会場で音を聴いているような音響でライブフィルムを作りませんか?」というお話をいただきました。初めてその提案を聞いた時、正直全然乗り気ではありませんでした。オーディエンスの皆様にとってのライブでの熱狂と興奮は、本物のライブにしかないと思っていたので、わざわざ映画にする意味がどこにあるのだろう?と。 それでも「どうアウトプットするかは後から決めることにして、まずは最新の機材でライブ映像を収録してみませんか」というスタッフの後押しもありプロジェクトがスタートしました。 動き始めた以上、ライブの総合演出を担う自分がこの作品のテーマを考えるのは当然のことです。そこで先ず、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で皆実広見の子供時代を演じてくれた俳優の柊木陽太さんに「少年時代の福山」を演じてもらうことを提案しました。そうすることで「少年期の自分が、2023年の自分に逢いに行く」という物語を付加することができました。 そして「Dolby Atmos」の音響をほぼ完全再現できるスタジオでの作業を行う過程で、やっとこの映画作品を作る意味・意義が自分の中で明確に見えてきました。この作品を通じて届けたいのは、まるでライブ会場にいるかのような擬似体験では無く、「僕の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブの映像世界” を追求した、究極の“ライブを超えたライブ”」を2023年の最新のテクノロジーによって体験していただくこと。 本作の本質に辿り着けたこと、そして作品の全責任を担うという意味で、結果的に自らを「監督」とさせていただいております。 究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品、『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023』完成まであと少しのところまで来ています。公開を乞うご期待。 「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」 監督:福山雅治 出演:福山雅治、柊木陽太 配給:松竹 製作:アミューズ ©︎2024 Amuse Inc. 公式サイト:fukuyamamasaharu-livefilm.com -
北九州国際映画祭での青山真治監督追悼特集、映画人コメント第2弾到着
2023年11月27日北九州国際映画祭(KIFF2023)にて、同地の出身であり令和4年3月に逝去した青山真治監督の追悼特集〈帰れ北九州へ──青山真治の魂と軌跡 SHINJI AOYAMA RETROSPECTIVE 2023〉が行われる(12月14日~17日)。 上映作品は北九州サーガ3部作の「Helpless」「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」、ならびに「共喰い」「東京公園」「空に住む」の全6本。上映館は、昨年8月の焼失から再建された老舗の小倉昭和館で、本特集がこけら落としとなる。 青山監督と縁のあった映画人のコメント第2弾が到着した(第1弾はこちら)。 菅田将暉(俳優) 正直まだうまく飲み込めずにいます。 明日にでも連絡が来て、また現場で会えることを楽しみにしている自分がいます。 19歳の夏、映画『共喰い』に出会い、青山真治監督と出会い、僕は人生が変わりました。 人の生活と映画のこと、俳優部と映画のこと、音楽と映画のこと、撮影の前日に何度も観ている映画のこと、 時々酔っ払ってはミックジャガーを踊り、色んな話をしてくださいました。 その全てが無知な自分に突き刺さり、今の自分が形成されています。 撮影現場で褒められた事は二つだけで、皿洗いが下手な事とステーキを右から切った事でした。 試写会で自分の不甲斐なさに落ち込んでる時に「遠馬、あと5本やろう」と言ってくれた言葉が頭から離れません。 どんな現場にいても、どんだけしんどくても、観られているかもしれない、と思うと不思議な力が湧いてきます。 29歳になり、そろそろ青山監督に怒られないとな、と思っていた矢先、でした。 なので、まだまだ会いたいです。また一緒にロカルノに行きたかったです。 あのロックスターみたいな佇まいや酔って真っ赤になって寝ている姿を見たかったです。今なら一緒に真っ赤になれると思います。 いつまでもそんなことを夢見ているとは思いますが、これからもきっと観てくれていると信じ、現場に生きます。そして映画を観て、会いに行きます。 出会えたことが僕の誇りです。 青山真治監督、ありがとうございました。 黒沢清(映画監督) 青山は太い映画というハイウェイを、横に文学と音楽をたずさえて、いったいどこを目指して疾走していたのだろうか。私は東京にいる彼しか知らなかったが、その目はいつも北九州の方角を見ていたように思う。出生地であり終着点でもあるその場所が彼にとって何であったか、映画や文学や音楽にとってそれは何を意味するのか、それがこれから、ゆっくりと時間を掛けて明らかになっていくだろう。 多部未華子(俳優) 青山監督は、私と会うたび、20代のときに出演したドラマのことを好きだ好きだと仰ってくれました。「奥さんと多部さんを娘にしたいくらいだよねって話してるんだよ」と。 初めてお会いしたときからこんな調子でしたので、青山監督はとても優しく、いつもニコニコしている、それが私が思う監督の印象です。 そんな初対面からスタートした映画の撮影はそれはそれは穏やかに和やかで、静かな雰囲気のまま終わりました。それは私にとって、とてもとても心地の良い現場でした。 青山監督へ なかなか初対面の方と和気藹々とお話しするのが苦手な私ですが、あんな風に優しく声を掛けてくださり、ありがとうございました。 監督の周りの方が口を揃えて、お酒をすごく飲む人だと言っていたので、くれぐれも、天国で酔い潰れてませんように! 岸井ゆきの(俳優) 『空に住む』のクランクアップのとき、「また一緒に映画をつくろうね」と言って握手をしてくださいました。私にとってはこのひと言がこの上なく嬉しくて、事務所で「青山さんがそう言ってくれたんだ!」と自慢げに話したりなんかして、だからこの言葉は私がこれからどんな俳優になろうと、叶わない夢として、輝きを増して続けていく糧になります。 本当はもっと聞きたいことがあったのですがまたいつかがあると思って、言いたいことだけ伝えてしまいました。 でもきっと答えは青山さんの映画の中にあって、今も映画を通して応答してくれる。 思えばそうやって今までも映画を観てきたし、たとえば私は大好きな映画のその作者に、ほとんど会ったことがないけれど、同じように映画を通して大切な何かを受け取ってきました。 だから、青山作品の一員として想いを伝えられる距離にいたこと、その瞬間のすべてがこれからもずっと残ることがわたしの誇りであり自信です。 青山さん、ありがとうございました。 岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS・俳優) 『空に住む』という作品に参加させて頂き、青山監督の現場での演出が、自身が台本を読んでイメージしてきた選択肢には無いものの時があって、遊び心が溢れた演出にワクワクさせられる現場でした。 スタッフさんからは監督だいぶ丸くなったんだよ~みたいな話をされましたが、自分にとってのイメージは寡黙かつチャーミングな監督でした! 宮﨑あおい(俳優) 青山さんがお空に帰ったと聞いた日 私は北九州にいました。 しかも、ちょっと大きな車に乗って旅している途中。 ユリイカみたいに。 きっと、青山さんに導かれて北九州にいたんだと思います。 私の人生の大切な瞬間にはいつも青山さんがいます。 青山さんと出会って 映画が好きになって 目指すべき大人たちに出会って 今もみんなの背中を追っかけて 仕事を続けています。 私の幸せを心から喜び、 青山さんの笑顔と涙が溢れ続けていたあの日の景色は 私を支え強くしてくれています。 日々大好きな気持ちが増していますが、青山組の一員としてまっすぐ進んでいきます。 これからも、監督の作品が愛され続けることを願っています。 板谷由夏(俳優) 板谷、なんもすんな。 青山監督から 『サッド ヴァケイション』の現場で 最初にかけていただいた言葉です。 演じる、ということに向かう時 いつも心にある言葉。 なんもすんな。 私のお守りです。 荒井晴彦(脚本家・映画監督) 『共喰い』のロケハンで小倉へ行った。青山は小倉昭和館、旦過市場を案内してくれ、俺は合馬たけのこを買った。そのあと2階に上がる階段に『サッド ヴァケイション』のポスターが貼ってある飲み屋で飲んだ。 できあがった『共喰い』のラストには、なぜか「帰れソレントへ」が流れた。山田勲生と青山のギターだった。青山は「帰れキタキュウへ」と歌っていたのかもしれない。青山が帰っているなら、行こう、北九州へ。 中原昌也(ミュージシャン・作家) 上映に皆さんが集まれば、死者蘇生も夢じゃない! 月永理絵(ライター、編集者) 映画とは自分の想像よりずっと大きく、ときに人生よりも巨大だ。だからその大きさに徹底的に打たれるしかない。青山真治という人は、そう私に教えてくれた。そして彼の遺した映画もまた、つねに途方もなく大きな何かに挑んでいたのだと、いま改めて思う。 まずは青山真治の映画を見に行こう。呆然と立ち尽くし、怯みながら、その大きさを語る言葉を見つけるために。 〈帰れ北九州へ──青山真治の魂と軌跡 SHINJI AOYAMA RETROSPECTIVE 2023〉 会期:令和5年12月14日(木)~17日(日) 会場:小倉昭和館、J:COM北九州芸術劇場 中劇場 企画:ミラクルヴォイス 主催:北九州国際映画祭実行委員会、北九州市 協力:WOWOW、スタイルジャム、ショウゲート、ビターズ・エンド、アスミック・エース、カズモ、ブランディッシュ、LDH JAPAN 特設サイト:shinjiaoyamaretrospective.com ▶︎ 北九州国際映画祭で青山真治監督の追悼特集開催。縁のあった俳優・批評家らがコメント -
事件の闇に呑まれる刑事たち。セザール賞受賞のドミニク・モル監督作「12日の殺人」
2023年11月25日「悪なき殺人」のドミニク・モル監督が、ポリーヌ・グエナのノンフィクションをもとに殺人事件を捜査する刑事たちの運命を描き、第75回カンヌ国際映画祭プレミア部門出品、第48回セザール賞で作品賞をはじめ6部門受賞、第28回リュミエール賞で作品賞・脚色賞受賞を果たした「12日の殺人」が、3月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。刑事たちを捉えた場面写真が到着した。 [caption id="attachment_32775" align="aligncenter" width="850"] Photo credit: Fanny de Gouville[/caption] フランスの田舎町で10月12日の夜、女子大学生のクララが焼死体で発見される。事件の担当となった刑事は、昇進したばかりのヨアン(バスティアン・ブイヨン)とベテランのマルソー(ブーリ・ランネール)。二人が容疑者候補らへの聞き込みを進めると、全員がクララと関係していたことが判明する。だが犯人の特定には至らず、解決への糸口を見失ったヨアンはいつしか闇に呑まれていく……。 刑事たちの熱意や絆とともに、心の奥底の弱さも描写。深まる謎、広がる混乱とともに、観る者をも翻弄する注目スリラーだ。 「12日の殺人」 監督:ドミニク・モル 脚本:ドミニク・モル、ジル・マルシャン 原案:ポリーヌ・グエナ作「18.3. Une année passée à la PJ」 出演:バスティアン・ブイヨン、ブーリ・ランネール、テオ・チョルビ、ヨハン・ディオネ、ティヴー・エヴェラー、ポリーン・セリエ、ルーラ・コットン・フラピエ 2022/フランス/原題:La Nuit du 12/114分/ビスタ/カラー/5.1ch/字幕翻訳:宮坂愛 配給:STAR CHANNEL MOVIES © 2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma 公式サイト:12th-movie.com