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ゴジラ生誕70周年記念作「ゴジラ-1.0」、圧巻の全身ビジュアル&場面写真解禁
2023年9月14日戦争で焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。人々に抗う術はあるのか──。ゴジラ生誕70周年記念作にして日本製作の実写版ゴジラ30作目、さらに令和で最初のゴジラとなる「ゴジラ-1.0」が、“ゴジラの日” である11月3日(金・祝)より全国公開。ゴジラの全身ビジュアルと場面写真が解禁された。 監督・脚本・VFXを担当するのは、自作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の冒頭にもゴジラを登場させた山崎貴。主演は神木隆之介、ヒロインには浜辺美波。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介が出演する。 ゴジラの全身ビジュアルでは、禍々しい背びれや強靭な尾が明らかに。公開に向けて期待が高まる。 「ゴジラ-1.0」 出演:神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介 監督・脚本・VFX:山崎貴 音楽:佐藤直紀 制作プロダクション: TOHOスタジオ、ROBOT 配給:東宝 ©2023 TOHO CO., LTD. 公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp -
手塚治虫 × STUDIO4℃。時空を超えた愛と冒険の物語「火の鳥 エデンの花」
2023年9月14日地球を飛び出して1300年。ロミは心優しい少年コムと、宇宙を巡る旅に出る──。手塚治虫の不朽の名作漫画『火の鳥』の〈望郷編〉を、STUDIO4℃がアニメ映画化した「火の鳥 エデンの花」が、11月3日(祝・金)より新宿バルト9ほかで全国公開。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 訳あって地球からロケットで逃亡し、辺境の惑星エデン17に降り立ったロミ(声:宮沢りえ)と恋人のジョージ(声:窪塚洋介)。二人はここを新天地にしようと誓うが、生活は厳しく、ジョージは井戸掘り中の事故で命を落とす。 一人息子のカインおよびAIロボットとの孤独なサバイバル生活を余儀なくされたロミは、カインが大人になるまでコールドスリープに入ることを決意。だが機械が故障し、目覚めたのは1300年後だった。子孫である新人類が繁栄させた都市で、ロミは女王として迎えられるも、地球へ帰りたいという思いは増すばかり。それを知った心優しい少年コム(声:吉田帆乃華)は、一緒に地球へ行こうと誘い、二人は無謀な挑戦と知りながら宇宙へ飛び出していく。 旅の途上では、地球人の宇宙飛行士・牧村や宇宙のよろず屋・ズダーバン(声:イッセー尾形)、そして人智を超えた生命体の数々と出会い……。 メガホンを執るのは「鉄コン筋クリート」で総作画監督・キャラクターデザインを担当し、「ムタフカズ」で初長編監督を務めた西見祥示郎。ボイスキャストには宮沢りえ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平らが集結。旅の果てにロミが見出す《故郷》とは──。壮大な愛と冒険の物語に期待したい。 「火の鳥 エデンの花」 声:宮沢りえ、窪塚洋介、イッセー尾形、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平 監督:西見祥示郎 音楽:村松崇継 原作:手塚治虫「火の鳥」(望郷編) キャラクターデザイン・総作画監督:西田達三 脚本:真野勝成、木ノ花咲 美術監督:木村真二 演出・CGI監督:斉藤亜規子 色彩設計:江上柚布子 編集:重村建吾 音響監督:笠松広司 プロデューサー:田中栄子 アニメーション制作:STUDIO4℃ 製作:「火の鳥 エデンの花」製作委員会 配給:ハピネットファントム・スタジオ ©Beyond C. 公式サイト:https://happinet-phantom.com/hinotori-eden/ -
注目ダンサーのメディ・バキがブレイキンを踊る。「ダンサー イン Paris」
2023年9月13日パリ・オペラ座バレエダンサーのマリオン・バルボーを主演に迎え、挫折した女性ダンサーの新たな挑戦を描いたセドリック・クラピッシュ監督作「ダンサー イン Paris」が、9月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほかで全国順次公開。フランスを代表する若手ダンサーのメディ・バキが、パリオリンピックの新種目となったことでも注目のブレイキンを踊るシーンが解禁された。 パリ・オペラ座バレエ団でエトワールを目指し、踊り一筋の日々を送ってきたエリーズ。だが夢の実現を目前にして恋人に裏切られ、心乱れて本番中に足首を負傷、キャリア終焉の危機に立たされる。失意のエリーズが仲間に誘われてやってきたのは、人種も踊りのスタイルもさまざまなオープンスペース。そこに本人役で登場するのがメディ・バキだ。 ドイツの伝説的なバンド、CANの楽曲『Vitamin C』(ボーカルは日本人のダモ鈴木)に合わせてメディが披露するのは、コンテンポラリーとブレイキンが融合したダンス。文化と多様性の国フランスらしい、クレバーでクールなシーンとなっている。エリーズの心に、新たな風が吹く──。 © 2022 / CE QUI ME MEUT MOTION PICTURE – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA 配給:アルバトロス・フィルム、セテラ・インターナショナル ▶︎ 恋も仕事も失ったダンサーが新たな世界へ。パリ・オペラ座のマリオン・バルボー主演、セドリック・クラピッシュ監督「ダンサー イン Paris」 -
悪夢か現実か、日常空間に潜む恐怖……「香港怪奇物語 歪んだ三つの空間」
2023年9月13日日常に存在しながらも奇妙で近寄り難い “歪んだ空間” で、恐怖が巻き起こる……。香港を舞台に、3つの怪奇エピソードを描くサスペンスホラー・オムニバス「香港怪奇物語 歪んだ三つの空間」が、12月1日(金)よりシネマカリテほかで全国順次公開。メインビジュアルが到着した。 メガホンを執るのは、「メイド・イン・ホンコン」などで香港インディペンデント映画界のトップに躍り出たフルーツ・チャン、「少林サッカー」などチャウ・シンチー監督作で脚本を手掛けたフォン・チーチャン、そして「ダークナイト」などハリウッド作品に携わったホイ・イップサン(本作で長編初監督)の3人。 キャストは「テイル・フロム・ダーク1: 迷離夜」のチェリー・ガン、「縁路はるばる」のセシリア・ソー、台湾出身で歌手・俳優として活躍するリッチー・レンなど。 本作のシリーズは香港で今年すでに3本目まで公開され、人気を博している。戦慄の物語に注目だ。 〈作品概要〉 「暗い隙間」 監督:ホイ・イップサン 出演:チェリー・ガン、ン・ウィンシー 【Story】中学時代に “眼” を見開いた死体を発見したことがトラウマになっているヤウガー。成人して一人暮らしを始めるが、あの “眼” に見られていると感じ、部屋の《暗い隙間》に追い詰められる……。 「デッドモール」 監督:フルーツ・チャン 出演:ジェリー・ラム、セシリア・ソー 【Story】配信でそれぞれ、投資案件を提供するヨンと、奇妙な噂の真相を暴露するガルーダ。ガスマスクの女と不気味な警備員が現れたことで、二人は暗くて人の気配がない《デッドモール》を走り回ることに……。 「アパート」 監督:フォン・チーチャン 出演:リッチー・レン、ソフィー・ン 【Story】ある《アパート》の1階で、溺死者らしい顔面蒼白の幽霊が目撃される。小説家のアチー、伝説的ヤクザのホーら5人の住人は退治に立ち上がるも、驚愕の事実を目の当たりに。悪夢の一夜は始まったばかり……。 「香港怪奇物語 歪んだ三つの空間」 2021年/香港/広東語・北京語/112分/シネマスコープ/5.1ch/原題:失衡凶間/英題:Tales from the Occult/日本語字幕:鈴木真理子/G 配給:武蔵野エンタテインメント ©2021 Media Asia Film Production Limited, Movie Addict Productions Limited All Rights Reserved https://hk-kaiki-movie.musashino-k.jp -
航空機内で起きるパニックサスペンス、それは映画ファンをもっとも高揚させるテーマのひとつだ。墜落の危機、狭いキャビンでの銃撃戦、絶体絶命の中で葛藤する人間ドラマ。古くは「大空港」(70年)「エアポート'75」(74年)があり、「エアフォース・ワン」(97年)、「ユナイテッド93」(06年)など数々の名作が刻まれた人気ジャンルに、また1本、新たなタイトルが加わった。 9月13日にレンタルリリースされた「97ミニッツ フォールアウト」はノンストップで緊急事態が連続、視聴者が予想するストーリーを次々と裏切り続ける究極の航空機パニックアクションだ。5分後の出来事がまったく読めない展開は視聴者を劇中の乗客と同じ目線し、悪夢のフライトに同情した気分に引き込む。 なにしろ事件を起こした犯人グループのひとりでインタポールの潜入捜査官と名乗る男(ジョナサン・リース=マイヤーズ)ですら、ヒーローか犯人か最後まで見極めがたいのだから一体誰が信じられるのか? 機内で繰り広げられるサバイバルの緊張と興奮を、あなたも体感してほしい。 ヒーロー不在! 開始5分で衝撃の展開 北大西洋上を飛ぶオーシャニック航空420便は到着地のアメリカまであと1,100マイル。約97分後に燃料切れとなるが、順調なフライトならば問題なく着陸できるはずだった。だが機内にハイジャック犯が現れ平穏なフライトは一変、あっという間に機長や航空保安官が撃たれ、開始から5分で本来ならヒーローとなるべき登場人物が消えてしまう。 犯人グループは飛行機の操縦能力は未知数、自動運転システムをオフにして機体は急降下を始め、さらに犯人グループの撃った銃弾のせいで機内の気圧が急変、97分どころかあと数分で犯人含め乗客全員が死亡するというとんでもない事態に陥る。どうすれば機内の気圧を回復できるのか、そして乗客がとった行動は…。とにかく一瞬たりとも目が離せないスリルの連続なのだ。 地上から機体を監視していたアメリカ国家安全保障局スタッフは、自動運転が解除されたため安全に誘導できず、パイロットが撃たれ連絡すらおぼつかない。そこに颯爽と現れるアレック・ボールドウィン演じるホーキンス指揮官は“ティン・マン(ブリキ男)”とあだ名される無慈悲な男だ。“ティン・マン“とは「オズの魔法使い」に登場する温かいハートを失った中身の空っぽなブリキの木こり。彼の下した命令は戦闘機F22を発進させ420便を撃墜するという非情なものだった。不安定に飛行する旅客機はすぐ戦闘機に追いつかれ、ミサイルの標的になる。放たれたミサイルを彼らはかわすことができるのか。そして眼の前にはもう1機の旅客機が現れニアミスに! 事件から復帰したアレック・ボールドウィンの複雑な演技も見どころ 主役のジョナサン・リース=マイヤーズがすべて解決するだろう、というありふれた予測はあてにならない。地上から事件解決を指揮するアレック・ボールドウィンも大惨事を招く一歩手前で部下たちの機転で失態から救われる。こんなシナリオをよく引き受けたと思える危険人物スレスレの役だが、彼らもそれを楽しんで演じているようだ。映画の新鮮味はそんな部分にもある。 監督のティモ・ヴオレンソラは「スター・トレック」のパロディ映画「スターレック 皇帝の侵略」(05年)や月の裏側で生き延びたナチスがUFOで来襲する「アイアン・スカイ」(12年)などSFコメディで知られる。このフィンランド出身のインディ系監督はその後着々と腕をあげてハリウッドに注目され、本作は超大作「ミッドウェイ」(19年)製作チームが参加する話題作となった。プロットが出尽くしたと思われがちなジャンル映画に、インディ系の監督らしい掟破りで奇想天外なツイストを惜しみなく投入、まったく目が離せない衝撃的サスペンスに仕上げた。 アメリカ国家安全保障局の指揮官を演じ機上のパニックをさらに混乱させるアレック・ボールドウィンは2021年、映画の撮影中に拳銃誤射事件で起訴され、しばし出演自粛を余儀なくされた。が、この4月に過失致死罪は取り下げられ、本作によって本格的な映画復帰を果たした。そうした経緯を重ね合わせると、彼の表情とセリフから複雑な胸中が垣間見える。本作をより深く味わうためにもぜひ注目してほしい。 連続する大惨事、発覚する衝撃の事実、正義感に燃えた乗客の余計な手出し、犯人グループの内紛など、次から次へ事態は急変する。この航空機の機内には絶対的ヒーローは登場しない。危機を乗り越える敏腕機長も、犯人を翻弄するマッチョ刑事も、完璧なチームプレイの特殊部隊もいない。行動がいちいち裏目に出る普通の人々がいるだけだ。だから事態は予測不能で、見ている者も同じパニックに巻き込まれる感覚になる。 さあどうする、燃料切れは刻々と迫る。生きて機内から脱出できるのか!? 「97ミニッツ フォールアウト」はそんな心臓バクバクの急降下パニックアクションだ。 文=藤木TDC 制作=キネマ旬報社 「97ミニッツ フォールアウト」 ●9月13日(水)レンタルリリース(セル:9月6日) ▶ DVDの詳細情報はこちら ●2023年/イギリス/本編93分 ●監督:ティモ・ヴオレンソラ ●脚本:パヴァン・グローバー ●出演:ジョナサン・リース=マイヤーズ、アレック・ボールドウィン、マイアンナ・バーリング、ピーター・ブルック ●発売・販売元:アメイジングD.C. © 2023 PAR MOVIE LLC.