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世界で大反響!日本の小学校を追ったドキュメンタリー「小学校~それは小さな社会~」
2024年9月30日イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督。日本の公立小学校を卒業後、中・高はインターナショナルスクールに通い、アメリカの大学に進んだ。そしてニューヨークに暮らす中で、“自分らしさ”はすべて、小学校時代に学んだ“規律と責任”という重要な価値観に由来していることに気づく。 「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているということではないか」──そうした思いから、日本の公立小学校で長期取材・撮影を行って完成させたドキュメンタリー映画「小学校~それは小さな社会~」が、12月13日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。 本作は第36回東京国際映画祭2023でのワールドプレミア後、ギリシャのテッサロニキ・ドキュメンタリー映画祭で2度の上映が完売、質疑応答では日本の教育制度について1時間近く質問が飛んだ。さらにドイツのニッポン・コネクションで最優秀ドキュメンタリー賞受賞、ポーランドのミレニアム・ドックス・アゲインスト・グラビティ映画祭で上映、アメリカのジャパン・カッツで観客賞受賞、韓国のEBS国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞受賞などを果たす。そして教育大国フィンランドのヘルシンキ公開では、1館スタートから地元メディアの高評価に後押しされて約20館に拡大され、ロングランヒットとなった。 日本では小学校の運営におけるさまざまな役割を児童自ら担うことで、協調性を身につける。教室の掃除や給食の配膳などを児童が行う国は少なく、日本式教育〈TOKKATSU(特別活動)〉が今、注目されている。世界的反響を経て、いよいよ日本公開。 [caption id="attachment_42320" align="aligncenter" width="850"] ニッポン・コネクションでの山崎エマ監督[/caption] 「小学校~それは小さな社会~」 監督・編集:山崎エマ プロデューサー:エリック・ニアリ 撮影監督:加倉井和希 製作・制作:シネリック・クリエイティブ 国際共同製作:NHK 共同制作:YLE、FRANCE TÉLÉVISIONS 製作協力:鈍牛倶楽部 配給:ハピネットファントム・スタジオ 宣伝:ミラクルヴォイス 宣伝協力:芽inc. 2023年/日本・アメリカ・フィンランド・フランス/カラー/99分/5.1ch © Cineric Creative / NHK / PYSTYMETSÄ / Point du Jour -
『倉本聰ドラマコレクション2』12/25発売。八千草薫、フランキー堺の名作が甦る
2024年9月30日脚本家・倉本聰が“遥かなる北の大地”を舞台に紡いだ昭和50年代のテレビドラマ3作『遠い絵本 第一部・第二部』『時計』『あぁ!新世界』(すべて北海道放送(HBC)制作、TBS系列・日曜劇場で全国放送)が、『倉本聰ドラマコレクション2』として初DVD化。12月25日(水)にリリースされる。 『遠い絵本 第一部・第二部』(昭和54年〈1979年〉) 出演:池部良、八千草薫、大竹しのぶ、三田村邦彦 国際結婚を経て小樽からアラスカに移り住んだ冴子(八千草薫)は、勤め先のアンカレッジ空港で、かつて恋仲だった商社マンの五郎(池部良)と30年ぶりに再会する──。愛し合いながらも戦争によりすれ違ってしまった男女の心情を描いた物語で、八千草薫の美しさが光る。当時の地方局としては異例の海外ロケを行い、第二部は小樽運河の存続問題に揺れる街が舞台に。再放送されていない貴重な作品。 『時計』(昭和52年〈1977年〉) 出演:フランキー堺、渡瀬恒彦、桃井かおり、宮口精二 明治初年の北海道。家を焼かれて土地を取られた文吉(渡瀬恒彦)が、妻を殺して森へ逃げ込む。追跡することになったのは、箱館戦争の生き残りの元御家人・高山久蔵(宮口精二)と明治新政府の兵卒・中西銀次(フランキー堺)。二人は途中、しお(桃井かおり)が暮らす粗末な家で一夜を明かすことに。その馬小屋には、文吉が潜んでいた──。男女4人の切ないドラマが展開。 『あぁ!新世界』(昭和50年〈1975年〉) 出演:フランキー堺、南田洋子、藤原釜足、山本麟一 東京の交響楽団員だった五郎(フランキー堺)は、洋子(南田洋子)と結婚して現在は北海道の町に暮らしている。そんな中、札幌での演奏会でシンバルを受け持つことになり、ドボルザーグの交響曲第9番『新世界より』でたった1度だけ鳴らす瞬間のため、練習に励む──。志半ばで音楽を捨てて満たされぬ日々を送っていた中年男の悲哀、周囲との触れ合いを、フランキー堺ならではの演技で描く。 『倉本聰ドラマコレクション2 日曜劇場「遠い絵本 第一部・第二部」「時計」「あぁ!新世界」』 発売日:2024年12月25日 形態:DVD2枚組 価格:¥6,600(税抜¥6,000) 収録:Disc1「遠い絵本 第一部」「遠い絵本 第二部」(94分) Disc2「時計」「あぁ!新世界」(94分) 仕様:片面・一層/リージョン2/MPEG-2/画面サイズ4:3/カラー/モノラル 製作著作・発売元:北海道放送株式会社 ©2024 Hokkaido Broadcasting Co.,Ltd. 北海道放送の公式通販サイトはこちら -
A24×アリ・アスター×ニコラス・ケイジが贈る「ドリーム・シナリオ」場面写真が解禁
2024年9月27日「ミッドサマー」のA24、アリ・アスター製作、ニコラス・ケイジ主演で贈る、平凡な日常が悪夢へと変わる「ドリーム・シナリオ」が、11月22日(金)より全国公開されることが決定。場面写真が解禁となった。 何百人の夢に出たことで一躍有名人となったポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)。しかし、夢の中の彼が悪事を働き始めたことで現実世界で大炎上してしまい──。 今回解禁された場面写真は、娘から写真を求められる姿や、勤務先の大学で生徒たちを前に“自分が夢に出てきたか”と問う姿、また夢であった本の出版を持ちかけられるシーンなど夢のような日々送るポールから、一転、額に怪我を負った姿や、大炎上し車に落書きされてしまうシーンなど悪夢のような日常を迎えるポールの姿を捉えたもの。 【Story】 ごく普通の暮らしをしている大学教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)。ある日、何百万人という人々の夢の中に一斉にポールが現れ、一躍有名人となる。道ゆく人からもてはやされ、メディアにも取り沙汰されるようになり、夢だった本の出版まで持ちかけられ、ポールは天にも昇る気持ちだった。しかし、そんな夢のような日々は突然終わりを告げる。夢の中のポールが様々な悪事を働くようになり、現実世界で大炎上。その人気は一転、ポールは人々から一気に嫌われ者になり、悪夢のような日常が始まる。何もしていないのに人気絶頂を迎え、何もしていないのに大炎上したポールの運命やいかに。 「ドリーム・シナリオ」 監督・脚本:クリストファー・ボルグリ 出演:ニコラス・ケイジ、リリー・バード、ジュリアンヌ・ニコルソン、ジェシカ・クレメント、マイケル・セラ ほか 配給:クロックワークス © 2023 PAULTERGEIST PICTURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED ▶ニコラス・ケイジ主演、アリ・アスター&A24製作。平凡な大学教授が何百万人もの夢に現れる「ドリーム・シナリオ」 -
12月20日(金)より公開、情報番組やバラエティ番組を数多く手掛ける、テレビ朝日映像の初となる長編オリジナル映画「ありきたりな言葉じゃなくて」の本ビジュアルが解禁。さらに、主人公・藤田拓也を演じた前原滉、ヒロイン・“彼女”りえ役の小西桜子からコメントが到着した。 〈コメント〉 前原滉/藤田拓也役 映画「ありきたりな言葉じゃなくて」で藤田拓也役を演じさせて頂きました。前原滉です。この物語は実話をベースにした物語で、拓也と言う男が持ってる悩みや葛藤は、日常を生きる人々の大多数が持ってる悩みや葛藤なんじゃないでしょうか。もちろん僕も持ってますし、多分これが解決することって、それこそ一生かけても無いんじゃないかと思っています。ただ、もがいたりチャレンジすることは一生できるし、優しく見守ってくれる家族や友人もいます。 決して特別じゃない人間である拓也が、小西桜子さん演じるりえと出会い、何を感じどうなっていくのか、ぜひ劇場で見て頂けたらと思います! 小西桜子/鈴木りえ役 鈴木りえ役を演じさせていただきました、小西桜子です。りえは拓也と出会う謎のある女性ですが、等身大の部分を大切に、監督の渡邉さんはじめ、主演の前原さん、テレビ朝日映像さんのスタッフの皆さんとたくさん話し合いを重ねて、誠実に向き合って演じさせていただきました。 りえとして過ごした日々は、難しくもどれも新鮮な瞬間の連続で、かけがえのない経験になりました。まさに言葉では表現しきれない、たった一瞬現れた、それぞれの人間らしいゆらぎのようなものを受け取っていただけると嬉しいです。 拓也とりえの不思議な出会いから、それぞれの行く先をどうか見届けてください。 青春から遠くもなく近くもない場所にいる男女の葛藤とあがきを、優しい視点で描き出す本作。ヒリヒリとしたビターな味わいの先に、ふっと温かな余韻が訪れる、心に沁み入る一作だ。 〈あらすじ〉 32歳の藤田拓也(前原滉)は中華料理店を営む両親と暮らしながら、テレビの構成作家として働いている。念願のドラマ脚本家への道を探るなか、売れっ子脚本家・伊東京子(内田慈)の後押しを受け、ついにデビューが決定する。 夢を掴み、浮かれた気持ちでキャバクラを訪れた拓也は、そこで出会った“りえ”(小西桜子)と意気投合。ある晩、りえと遊んで泥酔した拓也が、翌朝目を覚ますと、そこはホテルのベッドの上。記憶がない拓也は、りえの姿が見当たらないことに焦って何度も連絡を取ろうとするが、なぜか繋がらない。 数日後、ようやくりえからメッセージが届き、待ち合わせ場所へと向かう。するとそこには、りえの”彼氏”だという男・猪山(いのやま)衛(まもる)(奥野瑛太)が待っていた。強引にりえを襲ったという疑いをかけられ、高額の示談金を要求された拓也は困惑するが、脚本家デビューを控えてスキャンダルを恐れるあまり、要求を受け入れてしまう。 やがて、事態はテレビ局にも発覚し、拓也は脚本の担当から外されてしまう。京子や家族からの信頼も失い、絶望する拓也の前に、りえが再び姿を現す。果たして、あの夜の真相は?そして、りえが心に隠し持っていた本当の気持ちとは……? 「ありきたりな言葉じゃなくて」 出演:前原滉、小西桜子、内田慈、奥野瑛太、那須佐代子、小川菜摘、山下容莉枝、酒向芳、池田良、八木光太郎、沖田裕樹、敦 士、鈴政ゲン、加藤菜津、佐々木史帆、高木ひとみ◯、谷山知宏、今泉マヤ、根岸拓哉、チャンス大城、土屋佑壱、浅野雅博、外波山文明、玉袋筋太郎 脚本・監督:渡邉崇 原案・脚本:栗田智也 製作・エグゼクティブプロデューサー:若林邦彦 企画:陣代適 統括プロデューサー:阪本明、粟井誠司、安田真一郎 プロデューサー:丸山佳夫 キャスティングプロデューサー:山口良子 脚本協力:三宅隆太 音楽:小川明夏、加藤久貴 撮影:長﨑太資 照明:後閑健太 録音:山口満大 助監督:吉田至次、畑山友幸 スタイリスト:網野正和 ヘアメイク:渡辺真由美 制作担当:岩下英雅 編集:鷹野朋子 カラリスト:長谷川将広 音響効果:佐藤祥子 配給統括:増田英明 宣伝プロデューサー:橋本宏美 スチール:柴崎まどか 制作プロダクション:テレビ朝日映像 配給:ラビットハウス 宣伝:ブラウニー 2024年/日本/カラー/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/105分/G ©2024テレビ朝日映像 ▶テレビ朝日映像が初の長編オリジナル映画を制作。前原滉×小西桜子「ありきたりな言葉じゃなくて」
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共に2度のオスカー受賞という名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが、50年ぶり2度目の共演で話題を呼んだ「2度目のはなればなれ」が10月11日(金)に全国にて公開。スタッフ、キャストが本作の魅力を語る特別映像が解禁された。 89歳の退役軍人が6月ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するため、老人ホームを抜け出した実話を基にした作品。マイケル・ケインが退役軍人のバーニーを演じ、グレンダ・ジャクソンがその妻、レネを演じる。 バーニー役のマイケル・ケインは、本作について『笑いと涙が詰まった、観終わった後に心が温かくなる作品』と魅力を語り、当初はオファーを断っていたが作品のテーマに心打たれ引退作として選んだという。また、本作が最後の長編映画となったレネ役のグレンダ・ジャクソンも『この物語は語り継ぐ価値がある』と強調し、『ぜひ楽しんでほしい』とメッセージを残している。また、若き日のバーニーとレネを演じたウィル・フレッチャーとローラ・マーカスも、『共演できて光栄だった』『伝説的な人、大ファン』と明かし、レジェンドたちと共演したことを振り返りながら絶賛。 名優2人の最後の共演となる本作は、観る者にとって忘れられない感動を刻む心温まる名作となるだろう。 https://youtu.be/SU8WGHmHsTc 「2度目のはなればなれ」 監督:オリバー・パーカー 脚本:ウィリアム・アイヴォリー 出演:マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソン、ダニエル・ヴィタリス、ローラ・マーカス、ウィル・フレッチャー 2023年/イギリス映画/英語/97分/原題:The Great Escaper/配給:東和ピクチャーズ ©2023 Pathe Movies. ALL RIGHTS RESERVED