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「てから始まるもの」の検索結果
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肉体派俳優チャン・ヒョク主演で伝説的暗殺者の最後の使命を描く「THE KILLER/暗殺者」が、5月26日(金)よりシネマート新宿ほかで全国公開。アクションシーンのメイキング映像と武田梨奈ら著名人のコメントが到着した。 10年以上にわたりボクシングやテコンドーを嗜んで肉体を作り上げ、近年はアクション俳優として活躍するチャン・ヒョクが自ら企画・主演した本作。同名のウェブ小説が原作で、「剣客」でもチャン・ヒョクと組んだチェ・ジェフン監督がスタイリッシュなアクション演出を施した。 〈コメント〉 武田梨奈(女優) 爽涼な佇まいでありながら、全くもって容赦なく倒していく様がまさに強靭。 4年前、韓国の映画祭で「アジアのアクション界の未来」について語り合ったブルース・カーン氏の最恐っぷりも必見! マーシャルアーツ×アクションの未来に乾杯。 高橋ヒロム(新日本プロレス) 激しくも美しいアクションシーンの数々に度肝を抜かれた! これをスタント無しで演じたチャン・ヒョクさん、ぜひ弟子入りさせてほしいです。 「伝説の殺し屋」って、男子は誰もが一度は憧れるよね…カッコよかった!! ジャッキーちゃん(ものまねタレント) 出デクル悪人ッガ、皆ンナ憎タッラシィダッケニ…「チャン・ヒョク」ッガ、残酷ッニ、無慈悲ッニ、スタイリッシュッニ悪人ッヲ殺ス姿ッハ…観デルコッチモ気持チ良グナル(笑)同年代ッデ動キマクル「チャン・ヒョク」ッニ脱帽!! 下村勇二(アクション監督) チャン・ヒョクの美しく力強いアクションはキャラクターに説得力を持たせる。それは一朝一夕に訓練した動きではない。 長年積み上げてきた様々な武道によるものだ。ブルース・カーンとの一騎打ちは正に集大成。彼の本気を観た! Story 最強暗殺者のウィガン(チャン・ヒョク)は引退して財テクで成功を収め、派手な生活を送っていた。そんな中、妻が旅行することになり、同伴者の娘である女子高生ユンジ(イ・ソヨン)を彼が世話することに。短期間の役目と軽く考えていたが、ユンジは人身売買組織に拉致されてしまう。彼女を救出すべく、ウィガンは暗殺者の本能を甦らせ……。 「THE KILLER/暗殺者」 監督:チェ・ジェフン 出演:チャン・ヒョク、ブルース・カーン、イ・スンジュン、イ・ソヨン 2022年/韓国/韓国語/シネスコ/5.1ch/95分/字幕翻訳:福留友子 原題:더 킬러: 죽어도 되는 아이/英題:The Killer: A Girl Who Deserves to Die 配給:クロックワークス © 2022 ASCENDIO Co., Ltd. all rights reserved 公式サイト:klockworx-asia.com/killer/
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死から蘇った女性の未知なる旅路を、「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンの再タッグで描いた「哀れなるものたち」が、2023年公開。ティザー予告映像と場面写真が到着した。 風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇ったベラ。世界を知るため大陸横断の冒険に出た彼女は、偏見から解き放たれて平等を知り、驚きの成長を遂げていく──。 スコットランドの作家アラスター・グレイによるゴシック奇譚『哀れなるものたち』(早川書房刊)を映画化した本作。エマ・ストーンはいつものジンジャーヘアを封印して漆黒ヘアでベラを演じ、プロデューサーも兼任。天才外科医ゴドウィン・バクスターをウィレム・デフォー、ベラと共に旅するダンカンをマーク・ラファロが演じる。奇天烈にして感動的な物語に期待したい。 「哀れなるものたち」 監督:ヨルゴス・ランティモス 出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ 原作:「哀れなるものたち」(早川書房刊) 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 2023年/イギリス/原題:Poor Things ©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved. 公式サイト: https://www.searchlightpictures.jp
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SNSが拡散するポップな狂気。玉城ティナ主演 × 宮崎大祐監督「#ミトヤマネ」
2023年5月17日インフルエンサーが直面するSNS社会の光と影の物語を、玉城ティナ主演 ×「VIDEOPHOBIA」の宮崎大祐監督で描く「#ミトヤマネ」が今秋公開。特報とティザービジュアルが到着した。 インフルエンサーの〈ミトヤマネ〉こと山根ミトは、SNSに日々さまざまな投稿をしている。彼女を陰で支えるのは、妹のミホだ。やがて所属事務所を介して〈ディープ・フェイク〉アプリとのコラボがスタートし、自動生成されたミトの顔は世界中に拡散。大評判を呼ぶ一方で悪用する者も続出し、そんな状況すら人気に繋がるとミトは喜ぶが、ミホは危惧する。姉妹が思いがけず辿り着く、衝撃の結末とは──。 ティザービジュアルは、カメラアプリ〈SNOW〉のAIアバター機能でクリエイトした4種のミトを配している。 なお、アパレルショップWEGOが展開する〈WEGO放課後アート部〉と「#ミトヤマネ」がコラボしたイラストコンテスト開催も決定。玉城ティナと宮崎大祐監督も特別審査員として参加する。 〈コメント〉 玉城ティナ/山根ミト役 ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。 彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。 スクリーンの中で彼女をできるだけ記号のまま表せていたら、今この映画を作る意味があったのかな、なんて思っています。 インターネットに顔を載せないように、なんてもうお母さんに言われません。私の分身はもうインターネットに散らばっています。 彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです。 宮崎大祐監督 思えばわたしはいままでずっと境界を越える表現に魅了されてきました。故郷の街の中にあるアメリカとの国境を越える旅はやがてシンガポールとの国境を越え、大阪では自己と他者の境界を越えていきました。しかしここ数年、それよりもずっと早いペースで世界の境界は取り払われはじめました。では、さらに加速が進み、すべての境界が取り払われたあとの、その先にある消失点には一体何があるのだろう。そんな疑問から生まれたのがこの映画です。たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします。是非とも劇場で観て聴いてみてください。 「#ミトヤマネ」 出演:玉城ティナ 監督・脚本:宮崎大祐 配給:エレファントハウス ©︎2023「#ミトヤマネ」製作委員会 公式HP https://mitoyamane.movie 公式ツイッター https://twitter.com/mitoyamane ミトヤマネInstagram https://www.instagram.com/mitoyamane/ -
ベルギー発、エクストリーム感覚MAXなコメディ・カーアクション「ワイルド・ハザード」が5月17日より全国のゲオからレンタル開始された。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)界のレジェンド、ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクのディミトリ・シバイオスを主演に迎え、ゴールドカラーのド派手なレクサスISが爆走する見どころ満載のハイパー・カーアクションだ。 欧州製カーアクションはアイデア勝負。コメディとサスペンスの絶妙なブレンド 「ワイルド・スピード」シリーズに代表されるように、トリッキーでハイスピードな展開のカーアクション映画は世界的に人気のジャンル。今やハリウッドだけでなく韓国、中国、インドなど映画産業に勢いがある国はみな、このジャンルの超大作を製作して斬新なビジュアルを競っている。 ヨーロッパでもカーアクション映画は人気が根強く、ジャンルに先鞭をつけたリュック・ベッソン製作のフランス映画「TAXi」シリーズはあまりに有名だが、ほかにもオランダ映画「ロード・インフェルノ」(2019)やスペイン映画「暴走車 ランナウェイ・カー」(2015)とそのドイツ版リメイク「タイムリミット 見知らぬ影」(2020)などは力技でねじ伏せるハリウッド作品とは一味違った、小技を縦横に効かせたカーアクション/サスペンスだった。 「ワイルド・ハザード」もそうした流れに連なり、アイデアがたっぷり盛り込まれ、エクストリームなネタの数々に大笑いしつつ、ノンストップの爆走アクションを堪能できる。舞台は観光地としても有名なベルギーの港町アントワープ(アントウェルペン)。撮影はその下町や裏路地の怪しげな風景をとらえ、狭い路地やビル内部を主人公のレクサスが暴走を続ける。 EDMの帝王・ディミトリ・シバイオス、俳優としての新境地 主演のディミトリ・シバイオスは前述したようにクラブ・ミュージックの世界ではあまりに高名なDJだが、近年は「ランボー ラスト・ブラッド」(2019)や「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(2022)などに出演し俳優としてハリウッド進出に成功、個性的なキャラクターを自在に演じ注目されてきた。 そんなディミトリ・シバイオスが主演に迎えられた本作で演じる街のワル、ノアはカスタマイズしたド派手な金色のレクサスを乗り回し、一獲千金を夢見てその日暮らし。恋人レアとその娘ジータとの出会いで真っ当な生き方を目指そうとするが、刑務所帰りの従兄弟のカルロスに、ムショ仲間の迎えを頼まれ応じてしまう。ところがカルロスと仲間はノアの車を使ってマフィアのアジトから強盗をはたらき、しかも現金が入っていると思い込んだアタッシュケースの中身はドラッグ。盗まれた貴重なブツを奪還しようとマフィアはジータを誘拐しノアを脅迫する。悪運に悪運が重なり、自慢のレクサスをボコボコにされながらも、誘拐されたジータを救おうと疾走するノアだったが……。ワルになりきれず、恋人の娘に愛されようとする根はマイホーム志向の走り屋をディミトリは自然体で演じる。その優しいまなざしの演技は彼の新境地だ。 そこに次々と現れる激ヤバな面々、Netflixドラマシリーズ「アンダーカバー 秘密捜査官」の麻薬王フェリー役で知られるフランク・ラマースのとことんゲスなギャング親父、モニック・ヘンドリクス演じるドSな女殺し屋などのキャラが斬新でテンション爆上がり! 怪優ジーン・ベルヴォーツ演じる変態警備員の異常な高級車愛(21年のパルムドール作品『TITAN/チタン』のパロディか?)にも爆笑必至。コメディとサスペンス、さらにドロドロのスプラッターまで絶妙にブレンドされた斬新なカームービーになった。 この愛車陵辱シーン連続に、車好きの観客は耐えられるか? 映画のもうひとつの主役といえるトヨタの高級車レクサスは「ワイルド・スピード」シリーズへの登場はもちろん、近年はMCU映画に頻繁に登場し、「エターナルズ」(2021)ではNX、「ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー」(2022)ではLC500が“出演”してクールな外観とすぐれた走行性を世界にアピールした。 本作に登場するレクサスISは1998年に初代が発売された中型セダンで、画面上で見るかぎり年式はかなり古そう(なんせボコボコに壊されるので…)。そのぶんエクステリア、インテリア共にかなり金をかけて改造されている印象。本編は主人公のノアが、総革のオーダーメードシートを丁寧に掃除するシーンからスタートするが、そんなお気に入りの特注車が次から次に現れる“ヤバい奴ら”によって汚され、壊され、血まみれにされていく。それを悲しげに見つめるノアの視線がせつなくも笑える。車好きの観客には、きっとたまらないMの快感をもたらすブラックコメディなのだ。 監督は「CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ」(2014)で新感覚のキャンプ・ホラーを高く評価されたジョナス・ゴーファート。ミュージックビデオを多数手掛ける監督だけに、ディミトリが監修した音楽のインサートにも最高のセンスを感じる。ダンスミュージックとレクサスの暴走にあわせて体を揺らしながら観ると、ゴキゲンに 酔えること間違いなしの必見のエンタメ作だ。 文=藤木TDC 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=PTTO8aS1DEU 「ワイルド・ハザード」 ●5月17日(水) ゲオ先行レンタル ●2022年/ベルギー/本編88分 ●監督・脚本:ジョナス・ゴーファート ●出演:ディミトリ・シバイオス、ジェロン・パーシヴァル、ジェニファー・ヘイレン ●発売・販売元:プルーク © 2022 POTEMKINO & DREAM BG Rated, LLC. All Rights Reserved.
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SDN48の元メンバーで作家の大木亜希子による実録私小説を、深川麻衣と井浦新の共演で映画化した「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」が、今秋に全国公開される。 通勤途中に突如、足が動かなくなった安希子。精神を病み、仕事を辞め、大好きだった男を忘れられない。そんな時、友人に勧められたのは、都内の一軒家に一人で暮らす56歳のサラリーマン“ササポン”との同居だった。貯金は底をつき、背に腹は代えられないとばかりに提案に乗った安希子は、程よい距離感で接してくれるササポンとの生活を通し、“日常”を取り戻していく──。 14歳で芸能界に入り、俳優としてドラマに出演、20歳でAKB48グループのメンバーとしてNHK紅白歌合戦にも出場した大木亜希子。彼女が自ら送った日々をもとに、崖っぷちアラサー女子と癒し系おじさんの同居を綴った小説を映画化したのが本作だ。監督は「⽉極オトコトモダチ」の穐山茉由、脚本は「ずっと独身でいるつもり?」の坪田文が担当する。 〈コメント〉 安希子役 深川麻衣 原作を読んだ時、結婚や仕事に対してもがいている安希子の姿にとても心を打たれました。 元アイドルという境遇も同じなので、この作品で安希子を演じられる事がとても嬉しかったです。 恋人でも、友達でもない、でも、いつもそこにいてくれるササポン。 お互いに良い影響を与えながら、依存していない関係性はとても理想的な関係性だと思います。 普段、生きていると壁にぶつかったり、ちょっと心が疲れてしまったなという時は誰しもあると思いますが、そんなときこの映画が誰かの心をふっと軽くできたらいいなと願っています。 自分らしさ、自分にとっての幸せとは何かを立ち返らせてくれる作品になっています。 ぜひお楽しみください。 ササポン役 井浦新 脚本を読んで、とてもほっこりと、ゆるやかな空気感のある素敵な作品だと思いました。 ササポンという役は、演じた事のない役柄でしたので、どんなアプローチをしていこうかなとワクワクしました。そして、ササポンの素敵なセリフを、いかに素敵にならない様に、普通のおじさんでいるという事のさじ加減が難しくもありましたが、演じていて面白かったです。 どんな人にでも、無理をしながら、頑張らざるを得ない時があると思います。 映画を観て、安希子にとっての“ササポン”の様な存在を、 人じゃなくても、物や自然でもいいと思いますので、 自分にとっての“何か”を見つけるきっかけになれたら幸いです。 監督 穐山茉由 初めて原作を読んだ時、「元アイドル」が「おっさん」と住むというインパクトのあるお話の裏に、現代に生きる人の悩みが痛いほどリアルに描かれていると感じました。 この作品は女同士の友情やキャリアチェンジといった要素も強く、私自身も会社員をしながら映画監督になった経験を持つため、主人公と等身大の視点で撮影に臨みました。 実話ベースの物語ですが、深川麻衣さん、井浦新さんという素晴らしいキャストによって、新しい安希子とササポンの物語が誕生したと思います。 観た方がどこか自分と重ね合わせられるような、そんな作品になると嬉しいです。 原作者 大木亜希子 この小説を書いた当時29歳の私は何事にも自信が持てず、自分がやりたいことも見つからず、婚活に焦っていました。 他人の視線ばかり気にして、少しでも順調な人生を歩む自分に見られたかった。 最終的に偽りの自分に疲れ、盛大に詰みました。 そんなアキコが、家族でも恋人でもない他人のおっさんと出会うことで再生される過程を描きました。 主人公のモデルは紛れもなく私です。 しかし、あらゆる女性の分身として描いたキャラクターでもあります。 ですから、貴方自身の物語でもあります。 この映画を観てくださった方が「色々あるけど明日も頑張ろう」と思えますように。 私は、私のままで良い。少しでも多くの方にそう思っていただけたら幸いです。 「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」 出演:深川麻衣、井浦新 原作:大木亜希子「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(祥伝社刊) 音楽:Babi 脚本:坪田文 監督:穐山茉由 製作幹事:KDDI 制作プロダクション:ダブ 配給:日活、KDDI ©2023「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会 公式HP:tsundoru-movie.jp 公式Twitter/Instagram:@tsundoru_movie