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古川雄大と京本大我、帝国劇場でミュージカル『モーツァルト!』
2024年1月17日「才能が宿るのは肉体か、魂か」という深遠なテーマのもと、音楽の天才モーツァルトが駆け抜けた35年にわたる歓喜と苦悩の生涯を描いたミュージカル『モーツァルト!』。世界初演から25年を迎え、日本では2002年の初演以来ファンを魅了してきた。 そんな人気作が、2025年に建て替えのため休館する帝国劇場の《クロージング ラインナップ》に登場。同劇場で2024年8・9月に上演され、以降は10月に梅田芸術劇場メインホール、11月に博多座へと移っていく。 モーツァルトを演じるのは古川雄大と京本大我(Wキャスト)。古川は2018年シーズンから同役を務め、京本は今回が帝劇初主演となる。 古川雄大 コメント このヴォルフガングという役はこれからのミュージカル界を背負っていくような、若さ溢れる俳優がやるべき役だと個人的には思っています。しかしながら、2度『モーツァルト!』に携わらせて頂き、この作品そして役の魅力を味わうとまた挑戦したいと思ってしまう、そんなかけがえのない役だと思います。いよいよ3度目、皆様に集大成をお見せすることができたらと思っています。 大我くんはいわば同士のような存在です。様々な現場を経験され、座長としても作品を背負い素晴らしい活躍をされている、まさに勢いのある俳優。大我くんとダブルキャストを務めることは自分としても大きな刺激をもらえるので、楽しみで仕方ありません。 京本大我 コメント 二十歳の時に『エリザベート』に出演し、ミュージカルに魅了され、もっと勉強したいという思いからDVDや劇場を通して何十回も観させて頂いた作品がこの『モーツァルト!』です。 (井上)芳雄さん、(中川晃教)アッキーさん、(山崎)育三郎さん、(古川)雄大さんという僕が大尊敬する先輩方が繋いできたこの大役を担うこと、本当にプレッシャーですが、今は不安や恐怖よりも、遂にこの役を演じさせて頂けるという喜びが大きいです。 稽古が始まれば今まで経験したことのないようなハードな日々になると思いますので、今はこの喜びの余韻に浸っていたいです。(笑) 一度観たら一生忘れられない作品であることは間違いないので、楽しみにしていて下さい。 劇場でお待ちしております。 ミュージカル『モーツァルト!』 ▼CREATIVE 脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ 音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会 演出・訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団) 後援:オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京 製作:東宝 ▼SCHEDULE 2024年8〜9月 帝国劇場(東京) 10月 梅田芸術劇場メインホール(大阪) 11月 博多座(福岡) 帝国劇場 クロージング ラインナップ 2024年1月 『Act ONE』 出演:HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者 2月 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』 出演:松下優也/有澤樟太郎、宮野真守 3月 舞台『千と千尋の神隠し』 出演:橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子 4・5月/11月 『Endless SHOCK』 出演:堂本光一 6・7・8月 『ムーランルージュ!ザ・ミュージカル』 出演:望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真 8・9月 『モーツァルト!』 出演:古川雄大、京本大我 10月 『DREAM BOYS』 12月・2025年1・2月 『レ・ミゼラブル』 2月 CONCERT『THE BEST 〜New HISTORY COMING〜』 -
坂本龍一、最後のピアノ・ソロ演奏「Ryuichi Sakamoto | Opus」
2024年1月17日2023年3月に逝去した坂本龍一の最後のピアノ・ソロ演奏を記録したコンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」が、坂本が音響監修を務めた109シネマズプレミアム新宿で4月26日(金)より先行公開、全国で5月10日(金)より公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。 演奏が行われたのは2022年9月、東京のNHK509スタジオ。坂本は長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノだけで臨む。代表曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』から、最後のアルバム『12』の曲、ピアノ・ソロは初披露となる『Tong Poo』まで、自身の選んだ20曲で構成。信頼されたクルーが、親密かつ厳密な映画空間を生み出していく。 https://www.youtube.com/watch?v=O_hh8c7w630 映画は第80回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア後、山形、釜山、NY、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映され、称賛された。音響の優れた劇場で堪能したい。 セットリスト ・Lack of Love ・BB ・Andata ・Solitude ・for Johann ・Aubade2020 ・Ichimei- small happiness ・Mizu no Naka no Bagatelle ・Bibo no Aozora ・Aqua ・Tong Poo ・The Wuthering Heights ・20220302 - sarabande ・The Sheltering Sky ・20180219(w/prepared piano) ・The Last Emperor ・Trioon ・Happy End ・Merry Christmas Mr.Lawrence ・Opus - ending 「Ryuichi Sakamoto | Opus」 監督:空音央 音楽・演奏:坂本龍一 撮影監督:ビル・キルスタイン 編集:川上拓也 録音・整音:ZAK 製作:空里香、アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ 製作会社:KAB America Inc. / KAB Inc. 日本/2023/モノクロ/DCP/103分/Atmos &5.1ch ©︎ KAB America Inc. / KAB Inc. -
トーキング・ヘッズが1983年12月にハリウッド・パンテージ・シアターで行った伝説のライブをジョナサン・デミのメガホンにより収めた「ストップ・メイキング・センス」(1984)が、A24により4Kレストア化。2月2日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国のIMAXシアターで上映される。海外版ティザー予告編が到着した。 クリーニング屋を訪れたデイヴィッド・バーン。取りに来たビッグスーツを見て「ワーオ」と感嘆すると、お馴染みの自転車で帰宅し、40年ぶりに袖を通す。そして鏡の前で『This Must Be the Place』に合わせて踊る──。バンド結成50周年で映画公開40周年、あの熱狂が甦る。 https://www.youtube.com/watch?v=cLL5EASSEgY なお公開を記念し、デイヴィッド・バーンのブロードウェイショーをスパイク・リー監督により映画化した「アメリカン・ユートピア」(2020)が、1月26日(金)より東京、大阪、京都、札幌、福岡の5都市7館で1週間限定再上映されることも決定(上映館が増える可能性あり)。こちらも見逃せない。 [caption id="attachment_34344" align="aligncenter" width="850"] 「アメリカン・ユートピア」[/caption] 「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」 監督:ジョナサン・デミ 出演:デイヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ティナ・ウェイマス、ジェリー・ハリスン 配給:ギャガ 原題:Stop Making Sense/1984年/アメリカ/ビスタ/4K/5.1chデジタル/89分/字幕翻訳:桜庭理絵/映倫G © 1984 TALKING HEADS FILMS 公式サイト:gaga.ne.jp/stopmakingsense
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「モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由」(15)のマイウェンが監督・主演を務め、ジョニー・デップが共演。フランス国王ルイ15世の最後の愛人となったジャンヌ・デュ・バリーの愛と波乱に満ちた生涯を描き、第76回カンヌ国際映画祭オープニング作品に選ばれた「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」が、2月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。叶姉妹のナレーションによる2種の予告編が到着した。 https://www.youtube.com/watch?v=S7_cTBpnP8k https://www.youtube.com/watch?v=u_6aomkgXiw 〈コメント〉 叶恭子 初めての映画予告編ナレーションでしたが、とても楽しく参加させて頂きました。 シャネルの衣装が醸し出す上品で高貴な雰囲気。 めくるめく、夢の中の絵画のような、そして、叙情的な美しい映画。 観ているうちにわたくしも溶け込んでしまいそうでした。 叶美香 この作品のことは存じ上げておりましたので、 ナレーションのお話をいただきとても嬉しかったです。 18世紀という時代に、あんな風に自分の意思を貫き、 愛に生きた女性がいたことに、心を打たれました。 豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の美しい映像をぜひ劇場でご覧ください。 Story 貧しい家庭に私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ(マイウェン)。美貌と知性で貴族たちを虜にしながら社交界を駆け上がり、ついに国王ルイ15世(ジョニー・デップ)と対面すると、二人は瞬く間に恋に落ちる。 そして生きる活力を失くしていた国王の公妾となり、希望となったジャンヌ。だが庶民がその座につくのはヴェルサイユのタブーだった。さらに堅苦しいマナーやルールを無視するジャンヌは保守的な貴族たちに疎まれるが、一方で宮廷に新たな風を吹かせていく。やがてマリー・アントワネットが王太子に嫁いできたことでジャンヌの立場は弱まり、運命を大きく変えていくが……。 ©︎2023-WHY NOT PRODUCTIONS-FRANCE 2 CINEMA- FRANCE 3 CINEMA-LA PETITE REINE-IMPALA PRODUCTIONS 配給:ロングライド ▶︎ ジョニー・デップ復帰作。スキャンダラスな愛の物語「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」
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「ゲッベルスと私」「ユダヤ人の私」に続く〈ホロコースト証言シリーズ〉第3弾にして最終作であり、強制収容所を生き延びたダニエル・ハノッホ氏が衝撃の記憶を語る「メンゲレと私」が、千葉県柏市のキネマ旬報シアターで1月27日(土)より公開。初日15時の回では、上映後にクリスティアン・クレーネス監督のオンライン舞台挨拶とQ&Aが行われる。モデレーター兼通訳として、ドイツ映画研究者の渋谷哲也氏も登壇予定。 リトアニア出身のユダヤ人であるダニエル・ハノッホは、9歳でカウナス郊外のゲットーに送られ、12歳でアウシュヴィッツ強制収容所に連行された。金髪の美少年だったダニエルは、非道な人体実験を繰り返したヨーゼフ・メンゲレ医師に寵愛され、特異な収容所生活を送る。そんな彼が見た真の地獄は、大戦末期に連合軍の攻勢を逃れるべく強いられた「死の行進」だった。暴力、伝染病、カニバリズムなど、少年は人類史の最暗部を目撃する──。 1月27日はアウシュヴィッツ解放からちょうど79年。監督が何を語るのか、ぜひ注目したい。 クリスティアン・クレーネス(映画監督・プロデューサー) 1961年生まれ。ウィーンのドキュメンタリープロダクションであるブラックボックス社の代表。主に世界の歴史、政治、環境問題をめぐるドキュメンタリーを製作している。プロダクションの代表作「ゲッベルスと私」は2016年、ヨーロッパ映画賞最優秀作品賞にノミネートされ、アカデミー賞ロングリストに選出された。日本では2018年に岩波ホールで公開され、反響を呼ぶ。 渋谷哲也(ドイツ映画研究者) 1965年生まれ。日本大学文理学部ドイツ文学科教授。専門はドイツ映画、映像文化。著書に『ドイツ映画零年』(共和国)、編著書に『ファスビンダー』(共編、現代思潮新社)『ストローブ=ユイレ シネマの絶対に向けて』(森話社)『ナチス映画論 ヒトラー・キッチュ・現代』(共編、森話社)などがある。〈ホロコースト証言シリーズ〉全3作の公式プログラムに寄稿。 https://www.youtube.com/watch?v=bXOBu53etFE ・開催日:1月27日(土) 15時~ 上映後より舞台挨拶とQ&A ・会場:キネマ旬報シアター ・アクセス:JR常磐線/東武アーバンパークライン 柏駅西口より徒歩2分 千葉県柏市末広町1-1 柏高島屋ステーションモール S館1F ▶劇場HPはコチラ ▶︎ 〈ホロコースト証言シリーズ〉最終作「メンゲレと私」公開。証言者ダニエル・ハノッホ氏の招聘に向けたクラウドファンディング開始