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“鉄の爪”アイアンクローの開祖であり、日本マットではジャイアント馬場やアントニオ猪木と激闘を繰り広げた伝説的プロレスラーのフリッツ・フォン・エリック。そして父と同様にプロレスの道に進んだ息子たち。相次ぐ悲劇によりいつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになった彼らの軌跡を、ザック・エフロン主演、ショーン・ダーキン監督(「マーサ、あるいはマーシー・メイ」「不都合な理想の夫婦」)、A24製作により描いた「アイアンクロー」が4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開される。場面写真が到着した。 元AWA世界ヘビー級王者である父フリッツの手ほどきでプロレスラーとなった長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイク。1980年代初頭にはリック・フレアー、ハリー・レイス、ファビュラス・フリーバーズら大物レスラーと渡り合い、栄光を築いていた。 ところがデビッドが日本マット参戦中に急死して以来、フォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。“呪われた一家”の真実、そしてケビンの数奇な運命とは──。 長男ケビン役で見事な肉体を披露したザック・エフロンは「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。 次男デビッドには「逆転のトライアングル」「ザリガニの鳴くところ」のハリス・ディキンソン、三男ケリーには『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイト、厳格な父フリッツには「キャッシュトラック」のホルト・マッキャラニー、ケビンの妻パムには「シンデレラ」「きっと、それは愛じゃない」のリリー・ジェームズ、信心深い母のドリスには『ER緊急救命室』のモーラ・ティアニーが扮する。また、米プロレス団体AEWの王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブ・プロデューサーを、WWEなどで活躍したチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを務め、それぞれレスラー役で出演もする。 子どもの頃からプロレス狂で、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ思いを寄せていたというショーン・ダーキン監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」と語っている。 なおナショナル・ボード・オブ・レビュー賞でザック・エフロンらキャスト陣が〈アンサンブル演技賞〉に輝き、映画は同賞の選ぶ2023年トップ10に入った。衝撃の実録劇に注目したい。 「アイアンクロー」 監督・脚本:ショーン・ダーキン 出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ 2023年/アメリカ/英語/130分/カラー・モノクロ/ビスタ/原題:THE IRON CLAW/字幕翻訳:稲田嵯裕里/G 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ © 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved. 公式サイト:ironclaw.jp
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DTM(デスクトップミュージック)を題材としたむつき潤の青春音楽コミックを、川西拓実(JO1)と桜田ひよりのW主演で、ドラマ『silent』の風間太樹監督により映画化した「バジーノイズ」が5月より全国公開。新たに井之脇海と栁俊太郎の出演が発表され、2種類のスポイラー映像〈Type:清澄〉〈Type:潮〉が到着した。 マンションの管理人をしながら、他者と関わらず「音楽を奏でること」だけに没頭する清澄(川西拓実)。そんなシンプルな日々を送る彼に、上階に住む潮(桜田ひより)が挨拶してきた。その日に失恋したという彼女は、毎日漏れ聞こえる清澄の音楽を楽しんでいたと打ち明ける。 やがて潮の投稿した演奏動画により、閉じていた清澄の世界が大きく変わっていく──。 井之脇海が演じるのは、くすぶった気持ちを抱えながらレコード会社に勤め、清澄と潮との出会いから人生を見つめ直していく航太郎。栁俊太郎が扮するのは、清澄の音楽に衝撃を受け、共に奏でていくベーシストの陸。 〈コメント〉 井之脇海 風間監督とは6年ほど前から、「いつか一緒に映画を撮りたいね」と話していたので、今回ご一緒できて、とても感慨深かったです。 現場では、川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました。 言葉や視線を交わさずとも、清澄の音楽に揺られているだけで、相手の心がビシビシ伝わってくる。「あぁ、音楽の力ってすごい」と改めて感じました。 ぜひ劇場で、スクリーンを飛び越えて、みなさんにも同じグルーブ感を体感していただけたら嬉しいです。 栁俊太郎 今回バジーノイズという作品に出会えて、とても素敵な青春を味わうことができて幸せでした。 自分が演じる陸という人間は不器用ではありますが、音楽に対してまっすぐで純粋でとても好感の持てる役だと思います。 陸はベーシストということで、まず演じる上で演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。 格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました。 監督の演出は役柄のとても繊細な部分を引き出してくれ、そこに一切の妥協がないストイックさを感じ、役者としてここまで考えて思ってくれて演出してくれることほど幸せなことはないなと現場で感じました。 共演させていただいたキャストに関しては、川西くん桜田さん井之脇くん皆さんとても自然体でいて素敵な方々で、現場を通して素敵な青春を感じさせて頂きました。 そんな青春を是非、劇場でみなさんにも感じていただけたらと思います。 ©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会 配給:ギャガ ▶︎ デジタルネイティブ世代の青春音楽コミック『バジーノイズ』が、川西拓実(JO1)× 桜田ひよりで映画化
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もしも子どもの頃に見えたイマジナリーフレンド(空想の友達)が、本当に存在していたら──。「クワイエット・プレイス」のジョン・クラシンスキーが監督を務め、〈イフ〉と呼ばれるイマジナリーフレンドと少女の物語を綴った「ブルー AND THE SECRET FRIENDS」(仮題)が、2024 年公開。海外版ティザーポスターと予告映像が到着した。 大きくてモフモフなイフのブルー。かつての友達が大人になって彼を忘れたことで、消滅してしまう運命にある。そんな中で出会ったのは、ブルーの姿が見える少女ビー。彼女は大人なのにブルーが見える隣人の助けを得て、イフたちを救う冒険に出る。果たしてどんな奇跡が待っているのか? ビーを『ウォーキング・デッド』のケイリー・フレミング、隣人を「デッドプール」のライアン・レイノルズが演じ、ブルー役のスティーヴ・カレルをはじめ、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェルがイフたちの声を担当する。 ライアン・レイノルズは「ピクサー作品の実写版のような映画を目指した」とコメント。一生懸命だが空回り気味なブルーをはじめ、ユニークで可愛いキャラクターたちの活躍(?)から目が離せない。 「ブルー AND THE SECRET FRIENDS」(仮題) 監督・脚本:ジョン・クラシンスキー 出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ 声:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・Jr 全米公開:2024年5月17日 原題:IF 配給:東和ピクチャーズ ©2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 公式サイト:https://blue-movie.jp
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関東大震災時の虐殺事件を森達也監督が映画化。「福田村事件」Blu-ray&DVDが4月3日発売
2023年12月15日関東大震災の混乱の中で起きた虐殺事件の顛末を、数々の傑作ドキュメンタリーを放ってきた森達也監督が自身初の劇映画として描いた「福田村事件」。そのBlu-ray&DVDが4月3日(水)に発売される。 1923年9月1日11時58分、関東大震災が発生。その5日後の9月6日、千葉県東葛飾郡福田村の自警団を含む住民100人以上により、香川から訪れた薬売りの行商団15人のうち幼児と妊婦を含む9人が殺された。混乱により「朝鮮人が集団で襲ってくる」「朝鮮人が略奪や放火をした」というデマが拡がる中、讃岐弁で話していた行商団が朝鮮人と疑われたためだ。逮捕された自警団員8人は実刑となるが、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された──。 森達也は十数年以上前から〈福田村事件〉の映像化を構想していたが、朝鮮人虐殺および部落差別という“タブー”を孕んでいたため企画が通らなかった。そうした中で、同様の思いを抱いていた脚本家の荒井晴彦と出会い、さらに脚本家の佐伯俊道、映画監督の井上淳一といった志を同じくする映画人が集まり、企画は急発進する。 映画化が発表されると名だたる俳優たちが出演を希望し、クラウドファンディングでは瞬く間に3500万円以上の支援金を集めることに成功。そして関東大震災から100年後の2023年9月1日に映画が公開されると、ミニシアター規模の興行ながら2ヵ月強で上映館200以上、興行収入2億5千万円超のヒットを記録した。また、第28回釜山国際映画祭ではコンペティション部門ニューカレンツアワード最優秀作品賞を受賞している。 100年間も歴史の闇に葬られていた〈福田村事件〉。流言に惑わされ、不安や恐怖を肥大させた群衆は暴走する。過去の出来事では片付けられない、現代にも通じる物語だ。 〈ソフト化に寄せたコメント〉 森達也 人は集団になったとき、なぜ一人ならばとてもできないようなことをしてしまうのか。初めて映画を撮った27年前から、いやもしかしたらもっとずっと前から、この命題は自分の中にあったような気がする。その最悪の典型は戦争と虐殺。ホロコーストにしてもクメールルージュにしても文革にしても、キーワードは常に集団だ。もちろん関東大震災時の朝鮮人虐殺についても。一人でオウム施設の中で撮影を続けながら、自分はどこに帰属しているのかと考え続けていた。会社からは解雇されテレビメディアからパージされ、カメラを手にオウムと社会のあいだを行き来しながら、なぜ自分はいつも一人なのかと考えた。『A』に続いて『A2』、『311』、『Fake』、『i-新聞記者ドキュメント-』、これまで僕の作品はすべて、組織と個の相克がテーマになっている。明確に意識していたわけではない。結果としてそうなっている。だからこそこの命題について、自覚的に撮った『福田村事件』は僕にとって重要だ。初めてのチームワークで悔いることは少なくないけれど、とりあえずは一人でも多くの人に観てほしいとの思いは今も変わらない。 水道橋博士 『福田村事件』への出演はボクの生涯でも大事件でした。敬愛する森達也監督の第一回劇映画に出演を請われたものですから即決で引き受けましたが、撮影直前の2022年の7月10日の投開票の参議院選挙に出馬して初当選、撮影時には新人国会議員でした。撮影期間と国会の委員会招集が重なりスタッフ&キャストの合宿撮影のなか、ボクはひとりだけ何時でも国会対応できるように毎回、京都へ通っていました。夏の京都盆地の熱さは聞きしに勝るもので、大正時代の詰め襟の軍服姿は高熱のサウナの中にダウンジャケットで入浴している状態でした。そしてボクの演じた在郷軍人会長役は怪演と褒めていただいていますが、決して入魂の演技ではなく、国会と映画の重圧のなか、一度魂を抜かれた状態を経ての憑依であり、役が抜けないまま軍国主義に洗脳される役と現実のシンクロニシティを感じました。その後、議員は鬱病でスピード辞職をしてしまいましたが、議員時代にボクが遺した唯一の仕事がこの作品です。映画が百年の時を越え、政治的にも現代に影響力を持ち、邦画史的にも新時代を画する傑作になったこと、そして病に侵されていきながら自分の姿をスクリーンに焼き付けたことを誇らしく感じています。はからずも、この映画の宣伝隊長になった小池百合子都知事、松野官房長官が、何時か、この映画を見る日までボクは上映運動をやめないつもりです。 https://www.youtube.com/watch?v=qmoGbGfy3hU 「福田村事件」 ●4月3日(水)Blu-ray&DVDリリース(レンタルDVD同時) ●Blu-ray:6,380円(税込) DVD:4,620円(税込) 【封入特典】 プレスシート縮尺再編集版 【映像特典】 メイキング映像(BDのみ)、初日舞台挨拶(BDのみ)、劇場用オリジナル予告編 ●2023年/日本 ●監督:森達也 ●脚本:佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦 ●音楽:鈴木慶一 ●撮影:桑原正 ●出演:井浦新、田中麗奈 永山瑛太 東出昌大、コムアイ、木竜麻生、松浦祐也、向里祐香、杉田雷麟、カトウシンスケ ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明 ●発売元:ピカンテサーカス ●発売協力:ディメンション ●販売元:ハピネット・メディアマーケティング ©「福田村事件」プロジェクト2023 -
2003年、NHKで『冬のソナタ』が放送されて、日本中が沸きに沸いた韓流ブームから今年で20年。節目の年に、レンタル店のゲオでは動画配信サービスU-NEXTでしか観ることができなかった韓国ドラマが次々と先行レンタル。そんな作品をご紹介した【〈韓流20周年記念〉ハイクオリティな韓国ドラマをレンタルで!】の第2弾をお届け! ▶第1弾の記事はこちらから 時代劇や痛快アクションサスペンス、オフィスドラマなどなど人気俳優たちが主演を務める注目作6本をご紹介。新たな韓国ドラマの魅力を徹底解説する。 禁酒令の時代に、密造酒が縁で出会った若者たちのピュアなラブロマンス 『花が咲けば、月を想い』 [caption id="attachment_33221" align="aligncenter" width="1024"] 『花が咲けば、月を想い』12/15ゲオ先行レンタル開始 Licensed by KBS Media Ltd. © 2021 KBS. All rights reserved[/caption] 厳しい禁酒令が敷かれていた朝鮮王朝時代を舞台に、密造酒を取り締まる新人監察官と借金返済のため密造酒づくりで借金返済をしようと奮闘する娘が繰り広げるラブコメ時代劇。 禁酒令が10年も続いていた時代、科挙を受けるために漢陽にやってきた青年ヨン。両班の娘ながら両親を亡くして貧しい暮らしをしているロソ。ある日、ヨンは市場で絡まれていたロソを助けるが、男勝りな彼女に驚き、後味の悪い思いをする。一方、兄が作った借金に困り果てていたロソは密造酒が高値で取り引されることを知り、酒の密造で稼ごうと考える。そんな中、科挙に合格して役人となったヨンがロソの家を間借りすることになり……。 若手演技派として知られるユ・スンホが『仮面の王イ・ソン』から約4年ぶりに時代劇に挑戦。生真面目だが、気品ある監察官ヨンを演じる。一方、ロソ役には『九尾の狐とキケンな同居』のイ・ヘリ。時代劇初挑戦ながら、貧しくても自分の力で苦境を乗り切っていくヒロインを演じ、本作品で「2022 KBS演技大賞」のミニシリーズ部門女性優秀演技賞を受賞した。性格も立場も違うヨンとロソが運命を共にするなかで次第に惹かれ合う過程や、素直になれない2人の胸キュンシーンは必見。 そんな2人に、『青春の記録』のピョン・ウソク扮する酒好きな世子ピョと、『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』のカン・ミナ扮するお嬢様エジンも加わって恋の四角関係を繰り広げる。2人は「2022KBS演技大賞」の新人賞を受賞、フレッシュな魅力も楽しみたい。 アウトローな不良検事が、法曹界の悪をぶっ潰す! 『リーガル・クレイジー 真剣勝負』 [caption id="attachment_33222" align="aligncenter" width="1024"] 『リーガル・クレイジー 真剣勝負』1/17ゲオ先行レンタル開始 Licensed by KBS Media Ltd. © 2022 KBS. All rights reserved[/caption] 日本でも大ヒットした時代劇『100日の郎君様』で知られるド・ギョンス(EXO・ディオ)の4年ぶりのドラマ主演作。富と権力に守られた法曹界の悪に、型破りな不良検事が立ち向かうアクション捜査劇だ。 新任検事のチン・ジョンは子供の頃から曲がったことが大嫌い。ある殺人事件で自首してきた男の供述に不審な点が多いことに気づき、再捜査しようとするが、担当を外される……。 本作が除隊復帰作になるド・ギョンスが演じるのは、正義感が強く、ハチャメチャだが憎めないアウトローな検事ジョン。役に合わせて大胆にイメチェンした姿は見もの。コメディとシリアスなシーンを自在に行き来する演技に定評あるド・ギョンスだが、本作でも木刀で戦ったり、催涙弾を使ってみたり、検事とは思えない捜査劇で楽しませる一方、弱者を守るため、権力者に立ち向かっていく姿は見る者の心を揺さぶる。 そんな彼が演じるジョンを見守る先輩検事シン・アラ役を『紳士とお嬢さん』のイ・セヒ。ジョンと対立しつつも、彼を心配するツンデレなキャラクターを好演するなど、アクション、コメディ、ミステリーも満載の痛快劇となっている。ド・ギョンスも参加した必聴の歌など、OSTがドラマを盛り上げる。 広告業界でトップを走る女性の華やかで壮絶な闘い 『ポジション~広告代理店の女王~』 [caption id="attachment_33223" align="aligncenter" width="1024"] 『ポジション~広告代理店の女王~』1/17ゲオ先行レンタル開始 © SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.[/caption] 『Mine』『花様年華~君といた季節~』などの実力派女優イ・ボヨン主演作。持ち前の努力で広告代理店のエースとなったヒロインが、さらにキャリアを築いていく姿を描くオフィスドラマ。広告業界の内側をリアルに描いたストーリーと、ボヨンの卓越した演技力が見ものだ。 女性であることから役職に就けずにいた大手広告代理店VC企画のエース、アインは、遂に会社初の女性役員に。昇進を喜ぶアインだったが、実はそのポジションは仕組まれたことで、たった1年の任期だと知る。そんな彼女は、自分のキャリアを阻むライバルたちを相手に反撃に出る。 現実を知り、心身を病む姿や執念深く闘う姿をボヨンが繊細に表現し、見る者の共感を誘う。名脇役チョ・ソンハ扮する本部長との社内競争はスリリングで釘付け。VCグループ会長の娘で、VC企画の常務になるカン・ハンナ役には元Apinkのソン・ナウン、その秘書には『悪の心を読む者たち』で印象を残したハン・ジョヌら個性的なキャストたちの活躍も注目したい。 無名アイドルに憑依した異世界の大神官が芸能界で大活躍!? 『聖なるアイドル』 [caption id="attachment_33224" align="aligncenter" width="1024"] 『聖なるアイドル』2/16ゲオ先行レンタル開始 © STUDIO DRAGON CORPORATION[/caption] 人気ウェブ小説を原作にしたファンタジックコメディ。『社内お見合い』で人気急上昇のキム・ミンギュが突如、無名のアイドルに憑依した異世界の大神官を好演し多彩な姿を披露する。 万人に愛される異世界の大神官ランブラリー。何者かが召喚した魔物を排除しようと呪文を唱え、目を覚ますと無名のアイドルグループ「ワイルドアニマル」のメンバー、ウ・ヨヌになっていた!? アイドル生活に何とか適応しようと頑張るランブラリー。一方、熱烈なファンだったキム・ダルは推しのヨヌの様子が突然変わったことに違和感を持ち。マネージャーとなって、ヨヌを最高のアイドルにしようと誓う…。 注目は大神官と無名のアイドルというふたつのキャラクターに挑むミンギュの演技力。これまでシリアスな役どころの多かったミンギュがコミカルな演技や、歌ったり踊ったりして愛嬌振りまく姿を披露する。ヒロインを演じるのは『七日の王妃』『ゴー・バック夫婦』のコ・ボギョル。アイドル売り出しに奔走するマネージャーぶりがキュートで、ミンギュとの息もぴったりだ。 クールな脳科学者とお人好し刑事のドタバタ捜査劇 『ブレインズ ~頭脳共助~』 [caption id="attachment_33226" align="aligncenter" width="1024"] 『ブレインズ~頭脳共助~』3/15ゲオ先行レンタル開始 Licensed by KBS Media Ltd. © 2023 KBS. All rights reserved[/caption] 対照的なふたりの男が、脳疾患に絡む犯罪を解決していく異色の捜査劇。CNBLUEのジョン・ヨンファと、『警察授業』が好評のチャ・テヒョンがタッグを組み、時に衝突しながらも難事件に挑む。 人気バンドの公演中に、舞台でギタリストが急死。事件は新設されたばかりの科学捜査部の神経科学課のお人好しな刑事クム・ミョンセが担当することになり、韓国一、優秀な脳科学者シン・ハルに意見を求めに行く。だが、些細な行き違いからミョンセとハルは最悪な出会いをしてしまう。そんなハルとミョンセが神経科学課で共に捜査することなる……。 脳科学が犯罪捜査と融合。複雑で難解な脳に関する話をCGで視覚的に説明し、ドラマへの関心へと導く。ヨンファが傲慢な若き天才脳科学者を好演。一方、刑事ミョンセを演じるのはチャ・テヒョン。バツイチで思春期の娘を抱え、元妻にいいようにあしらわれているお人好しな男はハマリ役だ。凸凹コンビが見せる丁々発止なやり取りは痛快。共演に『賢い医師生活』『ムービング』のクァク・ソニョン、『ドドソソララソ』のイェ・ジウォンなど演技派が顔を揃えている。 嘘を見抜くヒロインと、秘密を抱えた天才作曲家の恋 『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』 [caption id="attachment_33227" align="aligncenter" width="1024"] 『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』3/15ゲオ先行レンタル開始 © STUDIO DRAGON CORPORATION[/caption] 人の嘘を見抜く力があることからトキメキを感じないヒロインと、正体不明の天才作曲家が繰り広げるラブコメディ。『ノクドゥ伝~花に降る月明かり~』のキム・ソヒョンと、『還魂』でブレイクのファン・ミンヒョン(NU’EST)というフレッシュな顔合わせが魅力だ。 生まれつき嘘を見抜く能力を持つモク・ソルヒは、その能力を活かしてライアーハンターとして活躍していたが、嘘ばかりの世の中にすっかり嫌気がさし、誰も信じられなくなっていた。そんな彼女の家の隣に、天才作曲家のキム・ドハが引っ越してくる。顔を隠し、人目を避ける彼にうさん臭さを感じていたソルヒだったが、次第に好意を抱くようになり……。 ソヒョンとミンヒョンの2人のやり取りがキュート。ヒロインの職業ライアーハンターという設定もユニークで、ラブコメとライトなサスペンス要素のあるストーリーに引き込まれていく。演出は『九尾の狐とキケンな同居』『月水金火木土』など話題のラブコメディを手掛けてきたナム・ソンウ、脚本は『契約恋愛』のソ・ジョンウン。 ▶韓流20周年特設サイト 『花が咲けば、月を想い』 ●12月15日(金)リリース/全12巻(全24話) ●演出:パク・サンウ、ジョン・フン ●脚本:ファン・インヒョク ●出演:ユ・スンホ、イ・ヘリ(Girl’s Day)、ピョン・ウソク、カン・ミナ ほか Licensed by KBS Media Ltd. © 2021 KBS. All rights reserved 『リーガル・クレイジー 真剣勝負』 ●1月17日(水)リリース/全9巻(全18話) ●演出:キム・ソンホ、チョ・ヨンス ●脚本:イム・ヨンビン ●出演:ド・ギョンス〔EXO・ディオ〕、イ・セヒ、ハジュン、キム・サンホ、キム・テウ ほか Licensed by KBS Media Ltd. © 2022 KBS. All rights reserved 『ポジション~広告代理店の女王~』 ●1月17日(水)リリース/全12巻(全24話) ●演出:イ・チャンミン ●脚本:ソン・スハン ●出演:イ・ボヨン、ソン・ナウン、チョ・ソンハ、ハン・ジュヌ、チョン・ヘジン ほか © SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved. 『聖なるアイドル』 ●2月16日(金)リリース/全6巻(全12話) ●演出:パク・ソヨン ●出演:キム・ミンギュ、コ・ボギョル、イ・ジャンウ、タク・ジェフン ほか © STUDIO DRAGON CORPORATION 『ブレインズ ~頭脳共助~』 ●3月15日(金)リリース/全8巻(予定) ●演出:イ・ジンソ、ク・ソンジュン ●出演:ジョン・ヨンファ(CNBLUE)、チャ・テヒョン、クァク・ソニョン ほか Licensed by KBS Media Ltd. © 2023 KBS. All rights reserved 『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』 ●3月15日(金)リリース/全8巻(予定) ●演出:ナム・ソンウ ●出演:キム・ソヒョン、ファン・ミンヒョン、ユン・ジオン、ソ・ジフン ほか © STUDIO DRAGON CORPORATION