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  •   「ふたりの人魚」(00)「天安門、恋人たち」(06)「スプリング・フィーバー」(09)のロウ・イエ監督がコン・リーやオダギリジョーをキャストに迎え、開戦前夜の魔都・上海を舞台に、女スパイと日本海軍少佐による偽りの愛と策謀の物語を描写。第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された「サタデー・フィクション」が、11月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほかで全国公開される。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     人気女優にして諜報員である主人公ユー・ジン役に中国を代表する女優コン・リー、暗号通信の専門家である日本海軍少佐・古谷三郎役にオダギリジョー、さらに古谷の護衛・梶原役に中島歩。その他、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のドイツ人俳優トム・ヴラシア、フランスの名優パスカル・グレゴリー、台湾の国民的俳優マーク・チャオらが参戦。国際色豊かなキャストで贈る、緊迫のスパイ劇に注目だ。     Story 真珠湾攻撃の7日前の1941年12月1日、日中欧の諜報員が暗躍する魔都・上海に、人気女優のユー・ジン(コン・リー)が現れる。新作舞台「サタデー・フィクション」で主役を演じるためだ。そんな彼女だが、幼い頃にフランスの諜報員ヒューバート(パスカル・グレゴリー)に孤児院から救われ、訓練の末に一流となった《女スパイ》でもあった。 2日後の12月3日、日本から海軍少佐の古谷三郎(オダギリジョー)が特務機関の梶原(中島歩)と共に、暗号更新のため上海にやってくる。ヒューバートはユー・ジンに「古谷の日本で亡くなった妻は君にそっくりだ」と告げる。それは、古谷から日本軍の奇襲情報を得ようと仕掛けたマジックミラー作戦の始まりだった……。   「サタデー・フィクション」 監督:ロウ・イエ 出演:コン・リー、マーク・チャオ、パスカル・グレゴリー、トム・ヴラシア、ホァン・シャリー、中島歩、ワン・チュアンジュン、チャン、ソンウェン、オダギリジョー 2019年/中国/中国語・英語・フランス語・日本語/126分/モノクロ/5.1ch/1:1.85/日本語字幕:樋口裕子 原題:蘭心大劇院 英題:SATURDAY FICTION 配給・宣伝:アップリンク ©YINGFILMS
  •   ミア・ワシコウスカ主演で、オーストラリアの美しい海に育まれた母と娘の絆の物語を紡いだ「ブルーバック あの海を見ていた」が、12月29日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。ポスタービジュアルが到着した。     若き海洋生物学者のアビーは、母親のドラが脳卒中で倒れたと聞き、生まれ育った西オーストラリアのロングボート・ベイに帰郷。海を一望できる高台の実家で口がきけなくなったドラを世話しながら、少女時代に思いを馳せていく。 8歳の誕生日にロバーズヘッドという入り江に初めて潜り、巨大な青い魚 “ブルーバック” と出会った宝物のような体験。そして環境活動家だったドラから、豊かな恵みをもたらす海の素晴らしさを教わったこと。 そうしてアビーは自身の原点を見つめ直していく──。 原作は、2度のブッカー賞にノミネートされたオーストラリアの人気作家、ティム・ウィントンのベストセラー小説。日本では2007年に翻訳され、第54回(2008年度)青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年の部の課題図書に選ばれた。監督は「渇きと偽り」のロバート・コノリーが務める。 キャストにはオーストラリアの実力派俳優が集結。アビーをミア・ワシコウスカが演じ、母親のドラ役に「メリンダとメリンダ」「サイレント・ヒル」のラダ・ミッチェル、母娘と心を通わせる漁師のマッカ役に「渇きと偽り」で主演・プロデューサーを務めたエリック・バナを配している。さらに8歳と15歳のアビー役にそれぞれ、新星のアリエル・ドノヒューとイルサ・フォグを抜擢。 アビーが忘れかけていたこと、未来へ繋ぐ大切なものとは──。ターコイズブルーの海に彩られた感動ドラマに期待したい。   「ブルーバック あの海を見ていた」 監督・脚本:ロバート・コノリー 原作・脚本協力:「ブルーバック」ティム・ウィントン(小竹由美子 訳/さ・え・ら書房刊) 出演:ミア・ワシコウスカ、ラダ・ミッチェル、イルサ・フォグ、アリエル・ドノヒュー、リズ・アレクサンダー、エリック・バナ 2022年/オーストラリア/英語/スコープ/カラー/5.1ch /102分/G 原題:BLUEBACK 日本語字幕:横井和子 後援:オーストラリア大使館 提供:キングレコード 配給:エスパース・サロウ ©2022 ARENAMEDIA PTY LTD, SCREENWEST (AUSTRALIA) LTD AND SCREEN AUSTRALIA
  •   主演に橋本愛、共演に仲野太賀と木竜麻生を迎え、恋人を殺して愛を貫こうとした女の激情を描いた「熱のあとに」が、第28回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門でワールドプレミア上映され、2024年2月より新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほかで全国公開される。     かつての恋人を刺し殺そうとした沙苗は、数年の服役後に別の男と結婚し、もがきながら愛し方を模索していく──。沙苗のキャラクターは、2019年の新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされて作り上げた。 罪を背負いながらも、自らの愛し方を貫こうとする沙苗を演じるのは橋本愛。沙苗の過去を知りながら結婚に踏み切った夫・健太役には仲野太賀。沙苗たちに親し気に接してくる謎めいた女性・足立役には木竜麻生。足立の秘密が明かされた時、運命の歯車が狂い出す……。 監督は、東京藝術大学大学院で諏訪敦彦、黒沢清らに師事し、修了制作「小さな声で囁いて」(18)がマルセイユ国際映画祭、全州国際映画祭などに出品された新鋭・山本英。脚本のイ・ナウォンと共に長年あたため、第21回東京フィルメックスでNew Director Awardを受賞した企画を映画化した。   〈コメント〉 橋本愛 監督からいただいたお手紙と、ナウォンさんの脚本を初めて読んだとき、 この映画を私に委ねようと思ってくださったことに、喜びで胸がいっぱいになりました。 この映画に出会えたこと、スタッフキャストのみんなに出会えたこと、かけがえのない日々を過ごせたことは、生涯の宝物です。 釜山国際映画祭、おめでとうございます。 観客の皆さんがどのように受け取ってくださるのか、すごく楽しみです。 仲野太賀 「熱のあとに」が釜山国際映画祭でお披露目できる事、非常に嬉しく思います。  オファーを頂いた時、あまりにも強烈な脚本に驚きました。 この作品がどんなカタチで映画になるのか、ページを捲るたびに興奮したのを覚えています。振り返ってみたら2週間ほどの短い撮影期間でしたが、山本英監督をはじめとする映画を愛するスタッフ、そして主演の橋本さん、木竜さんとの映画作りはあまりにも豊かで、僕にとってかけがえのない作品になりました。 木竜麻生 映画「熱のあとに」釜山国際映画祭出品おめでとうございます。 山本英監督の初長編監督作品を、監督をはじめ今回のキャスト、スタッフの皆さんと多くの時間を共有しながら撮影に臨みました。 濃密で、心地いい温度と緊張感のある、そして学びのある時間でした。 映画が皆さんに届くこと、とても嬉しく思います。 山本英監督 愛すること、生きること。 この二つが一直線に繋がって密接に関わり合う。そんな燃え盛る激情のような愛を映画にしたい、その一心で長い時間をかけて紡いできた作品です。 社会や他者など関係なく、それら全てを敵に回したとしても自分の信じる愛を守り通そうとする沙苗の姿に、私は見果てぬ夢を託したのかもしれません。 自分にとって『熱のあとに』は撮らなくては前に進めなかった映画です。 共に歩んでくださったキャスト、スタッフの皆様に心より感謝致します。   「熱のあとに」 出演:橋本愛、仲野太賀、木竜麻生 監督:山本英 脚本:イ・ナウォン プロデューサー:山本晃久 製作:ねこじゃらし、ビターズ・エンド、日月舎 制作プロダクション:日月舎 配給:ビターズ・エンド 英題:After the Fever ©2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisya
  •   選挙の面白さを伝えるフリーランスライターの畠山理仁(50)。国政から地方、海外まで選挙取材歴は25年を超え、執筆に際しては候補者全員を取材するのが信条だ。それらをまとめた書籍「黙殺~報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い~」(集英社)は、第15回開高健ノンフィクション賞を受賞した。そんな畠山の肩越しにカメラを据えると、一体どんな世界が映り込むのか──。選挙に取り憑かれたライターの情熱と苦悩、そして日本の民主主義の現在地に迫った「NO 選挙,NO LIFE」が、11月18日(土)よりポレポレ東中野ほかで全国順次公開される。     監督は、「なぜ君は総理大臣になれないのか」(20)「香川1区」(22)「劇場版 センキョナンデス」(23)「国葬の日」(23)のプロデューサーである前田亜紀が務める。音楽は、畠山を《師匠》と慕うラッパーであり、「劇場版 センキョナンデス」を監督したダースレイダーが率いるバンド、The Bassons(ベーソンズ)が担当。渾身のオリジナル曲が生まれた。       2022年7月の参院選・東京選挙区。34人の候補者全員への取材を試みる畠山に、カメラは密着する。都内各所での街宣を分刻みで巡ると、そこには超個性的な候補者らの姿があった。だが候補者が珍種なら、取材者の畠山もまた珍種だ。1人で選挙現場を走り回り、睡眠時間は平均2時間。本業の原稿書きもままならず、経済的に回らない本末転倒な生き方で、家族に散々迷惑をかけてきた。もう50歳。「この生き方もそろそろ潮時」と、参院選の最終日、引退を口にした。 9月に行われた沖縄県知事選の取材を最後にすると言う畠山を追って、沖縄へ。そこで出会ったのは、他の地域では見られない、有権者の選挙への高い参加意識と、民主主義を諦めない思いだった──。     〈コメント〉 畠山理仁さん 選挙取材にハズレなし。選挙を観ると元気になる。これが四半世紀近く「候補者全員取材」を信条としてきた私の感想です。 実際に多くの候補者に会うと「ポスターだけではわからないこと」や「有権者との交流が候補者を育てる」ことがわかります。パワフルな候補者からは「自分ももっと自由に生きていいんだ」と大きな勇気をもらえます。 候補者は民主主義社会の宝です。選挙ほど面白くて愛おしい人間の営みはありません。きっと、誰も観たことがない映画になっているのではないでしょうか。ぜひ観てください。 前田亜紀監督 寝食を忘れ、収支もそっちのけ、吸い寄せられるように選挙現場に通う畠山理仁さんは、「選挙ほど面白いものはない!」と断言します。本当にそうなのだとしたら、その面白さを見てみたい!と思い、畠山さんの肩越しにカメラを据えることにしました。 さて、そこに映るのは、知られざる選挙の魅力か、それともクレイジーなライターの生き様か。 ぜひ本作でご確認ください。 「世の中に決まったことなんてない」ことが分かります。 大島新プロデューサー 本作は選挙の魅力や醍醐味を描いた映画ですが、もう一つのテーマは人間の「ピュアさ」だと思っています。ピュアの塊のような畠山さんの肩越しに映る候補者には、ピュアな人と、そうとは思えない人がいます。そうしたことが露わになった理由は、取材をしたのがこれまたピュアな前田亜紀監督だからです。人はいつまで目の輝きを失わずにいられるのか。そんなことを考えるきっかけになれば、うれしいです。     「NO 選挙,NO LIFE」 製作:ネツゲン 配給:ナカチカピクチャーズ 監督:前田亜紀 プロデューサー:大島新 編集:宮島亜紀 音楽:The Bassons(ベーソンズ) 2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/109分 公式サイト:https://nosenkyo.jp ©ネツゲン
  •   北の大地での埋蔵金争奪サバイバル・バトルを描いた野田サトルの大ヒット漫画『ゴールデンカムイ』が実写映画化され、2024年1月19日(金)より公開。キャスト・スタッフ情報、ティザービジュアル、PV映像が解禁された。     2014〜2022年に週刊ヤングジャンプで連載され、単行本全31巻で2500万部突破(※2023年8月時点)、「マンガ大賞2016 大賞」(2016)「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」(2018)「第51回日本漫画家協会賞 大賞」(2022)などを受賞し、2018年4月にはTVアニメも始まった『ゴールデンカムイ』が満を辞して実写映画化。 主人公の元陸軍兵「不死身の杉元」こと杉元佐一(すぎもと・さいち)を演じるのは、山﨑賢人。 ヒグマに襲われた杉元を助け、相棒として旅するアイヌの少女・アシㇼパ役に、山田杏奈。 大日本帝国陸軍第七師団上等兵の凄腕スナイパー・尾形百之助(おがた・ひゃくのすけ)役に、眞栄田郷敦。 “脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹(しらいし・よしたけ)役に、矢本悠馬。 第七師団軍曹で鶴見中尉の側近・月島基(つきしま・はじめ)役に、工藤阿須加。 第七師団一等卒の双子の軍人・二階堂浩平/洋平(にかいどう・こうへい/ようへい)役に、栁俊太郎(一人二役)。 第七師団一等卒で東北マタギの生まれの谷垣源次郎(たにがき・げんじろう)役に、大谷亮平。 「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人・牛山辰馬(うしやま・たつうま)役に、勝矢。 元・新選組二番隊組長で剣の達人・永倉新八(ながくら・しんぱち)役に、木場勝己。 アシㇼパの祖母・フチ役に、大方斐紗子。 北海道に眠る莫大な金塊の存在を杉元に伝える後藤竹千代(ごとう・たけちよ)役に、マキタスポーツ。 アシㇼパの大叔父(おおおじ)役に、秋辺デボ。 杉元とアシㇼパが探す金塊を同じく狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎(つるみ・とくしろう)役に、玉木宏。 杉元・鶴見と同じく金塊を狙う元新選組の鬼の副長・土方歳三(ひじかた・としぞう)役に舘ひろし。     制作プロダクションは「キングダム」シリーズのCREDEUS。 監督は、EXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TUREなど有名アーティストのMVを500作品以上手掛け、「VMAJ年間最優秀ビデオ賞」を5年連続受賞した久保茂昭。 脚本は「キングダム」シリーズ、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』、「ONE PIECE FILM RED」の黒岩勉。 音楽は「キングダム」シリーズ、『今際の国のアリス』シリーズ、「東京リベンジャーズ」シリーズのやまだ豊。 アイヌ文化の監修は、千葉大学名誉教授の中川裕およびキャストとしても参加する秋辺デボ。     〈コメント〉 原作者:野田サトル もう記憶が薄れるほど何年も前から進んでいた実写化の企画ですが 原作でご協力して頂いた方たちはもちろん、それ以上の膨大な方たちの おかげでゴールデンカムイの実写化が実現できたことに多大なる感謝と 原作者として幸せを感じております。 僕は実写関係者の皆さんのゴールデンカムイに対する 愛情を肌で感じました。 個人的に気になっていたのは小道具なのですが アイヌの民具、衣装は本当にアイヌルーツの伝統工芸の 作家の方々が大勢で作ってくださっていますし、 杉元の30年式小銃などもどこに出しても恥ずかしくないものです。 そして華のあるキャストの皆様。実際に作品を観てくだされば 原作ファンの方たちも実写を愛せるはずだと信じています。 ただの原作者としてではなく製作チームの一員として この実写をたくさんの方たちに楽しんでいただきたいと願っております。   プロデューサー:松橋真三【CREDEUS】 WOWOWから、世界で勝負できる最高のエンターテイメント作品を作れないか?と相談され、強い覚悟と巨額の制作費がかかりますよ、と念を押し、本企画を提案させていただきました。とはいえ、原作権は争奪戦。獲得までの道のりは長く、企画開発と調査にも膨大な期間と人力を費やしました。このほど、ようやく、極寒の北海道を中心としたロケ地で、壮大で激しい撮影を完了することができました。志を同じくして集まってくれた素晴らしいキャスト・スタッフのおかげです。その熱量と手応えは、皆さまのコメントをご覧いただければと思います。必ずや『キングダム』に続くスペクタクルな作品をお届けできると確信しておりますので、完成まで今しばしお待ちください。 プロデューサー:大瀧亮【WOWOW】 この度、映画『ゴールデンカムイ』の製作幹事を務めさせていただきます。野田先生が紡がれた個性的で魅力的で激アツな原作を実写化する重責を感じつつも、素晴らしいキャスト・スタッフとパートナー社が集結してくださり、準備から撮影、仕上げ、プロモーション、どの局面も日々心が震える刺激的な積み上げをしています。原作コミックスには「カント オㇿワ ヤク サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ」(天から役目なしに降ろされた物はひとつもない)というアイヌの言葉が記されていますが、これを読む度に自らの役目をしっかり全うしなければと背筋が伸びます。それはきっとこの原作の実写化と長期間に渡り対峙した皆が等しく感じていることと思います。本作に携わる全ての人の作品愛がしっかりとお客様に届きますように完成まで更なる高みを目指して精進してまいります。是非ご期待ください。 監督:久保茂昭 僕は元々、この原作の大ファンであります。ファンであればこそ、原作へのリスペクトや愛情のこもった作品になることは望めるかもしれないですが、 それだけでこの「ゴールデンカムイ」の世界観を表現できるとは微塵も思いませんでしたし、責任とプレッシャーがとても重くのしかかりました。原作が描いている世界をどれだけリアルに伝えられるか スタッフと考え、調べ、足を運び、学びながら一年以上をかけて制作に取り組みました。 壮絶な金塊争奪戦の中でそれぞれの役目を全うすべく、時に死闘を繰り広げていく登場人物たちですが、 アイヌと関わり、どこか愛らしい日常や表情が垣間見えることで、 キャラクターたちの人間味と愛おしさが増し、その反面で、より一層金塊争奪戦の緊迫感が増していきます。 また、強靭な意思を持ち、自分たちの文化、信仰を守るべく戦ってきた、かつてない強いアイヌ像をアシㇼパを通して描いています。地続きにつながっていく人間模様や、壮絶な刺青の争奪戦を描くための準備に全てを費やしました。 多くの大自然の中での撮影もまさに戦いでもありました。 それが研ぎ澄まされた映像となって描かれていると思います。 ぜひ、劇場の大画面でアイヌ文化、明治時代、大自然で展開する金塊争奪戦の 大スペクタクルの始まりを感じて欲しいです! 杉元佐一役:山﨑賢人 「ゴールデンカムイ」は大人気の原作なのでとてもプレッシャーに感じましたが、お話を伺った時に“絶対面白くなる”という確信がありました。信頼しているチームとまた一緒に新しいことへ挑戦できるということも自分の中では大きかったです。今まで成長していく役が多かったのですが、杉元という役では、乗り越えた後の失ってしまったものや忘れてしまった感覚を取り戻していく男を表現できればと考えていました。自分も年を重ねて、今まで見せたことのないものをたくさん出す事が出来たのではないかと思います。原作者の野田先生にお会いした時に「味方ですから」と言ってくださりとても嬉しく思いましたし、心強かったです。撮影は、大自然の中や豪華なセットで1つ1つ丁寧に創り上げてる達成感がありました。完成が楽しみです。 アシㇼパ役:山田杏奈 今回「ゴールデンカムイ」という沢山の方々に愛されている漫画の実写化に携わらせていただくことになり、本当に光栄です。 同時に年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました。現場で演じるほどにアシㇼパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました。 スタッフ、キャスト全員でもっと良いものにしようと話し合い、進めていきました。それぞれの作品に対する愛と役に対する愛に溢れた温かく幸せな現場でした。杉元役の山﨑さんと長期にわたってご一緒するのは今回が初めてだったのですが、山﨑さんとなら杉元とアシㇼパとしての、相棒としての関係性を築いていけると撮影が始まってすぐに感じました。 映画を皆さまのもとに送り出せる日がとても楽しみです、どうぞよろしくお願いします! 尾形百之助役:眞栄田郷敦 原作でも尾形は大好きだったので、演じられて光栄でした。 漫画の魅力を活かしながら、魂を吹き込めたらなと。 みなさんのリアルかつ再現度の高いキャラクター、原作にも登場するロケ地やセット、雪山などの大自然での撮影はどれも「ゴールデンカムイ」の世界観そのもので、自然と尾形として生きれていたような気がします。 が、尾形百之助の魅力はまだまだこんなもんじゃない。 今から続編希望です。 ご期待ください。 白石由竹役:矢本悠馬 元々、原作を読んでいて、お話をいただく前から、実写化するなら自分の推しメンの白石由竹を演じたいと思っていたので、こういう巡り合わせは役者冥利につきるというか、役者をやっていて良かったなと感じました。初日は、白石が好きすぎて、勝手に自分でプレッシャーをかけ、ガチガチになっていましたが、見た目は限界があるので、白石が持っている内面をリスペクトし、模写しつつ自分の解釈とオリジナリティを混ぜられたらと演じました。体も鍛えたので、その仕上がりも観て頂きたいですし、ヌルヌルの白石の見せ場もあるので、気持ち悪いシーンになっていたら嬉しいです。「ゴールデンカムイ」ファンの皆さんに楽しんで頂ける、良い出来になっていると思います。 月島基役:工藤阿須加 元々原作のファンで、連載当時からずっと読み続けてきた作品だったので、お話をいただいた時は、心から嬉しく思いました。月島役が自分に務まるのかという不安、プレッシャーが正直ありましたが監督やスタッフのみなさんを信じやり切るだけだと思い、参加させていただきました。漫画の世界観やビジュアルを各部署の皆さんが細部に渡って一つ一つ丁寧に作り上げてくださっているので、その素晴らしさに毎回驚かされていました。 僕も原作ファンとして楽しみにしていますし、観てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います! 二階堂浩平/洋平役:栁俊太郎 元々、原作のファンだったので、お話を頂いた時は自分が「ゴールデンカムイ」という世界の中に参加できるという喜びと驚きで、率直にとても嬉しかったです。 二階堂兄弟は、魅力的なキャラクターなので、その良さをどう引き出そうかという責任感と、大作なので撮影の空気感を想像してワクワクしていました。原作ファンの方々にも二階堂兄弟を楽しみにしている方が多いと思うので、期待に応えられるよう、狂気を見せるシーンは振り切って、ぶっ飛んで演じました。 真冬の北海道ロケは寒さとの闘いでしたが、「ゴールデンカムイ」を撮影しているんだという実感が湧きました。これぞ「ゴールデンカムイ」という世界観で過ごせてとても幸せな現場でした。 谷垣源次郎役:大谷亮平 多くのファンを持つ人気作品に参加できたことを大変嬉しく思っています。 癖の強いキャラクターが多い中での谷垣の実直で誠実な人間性に魅力を感じたので、演じる上で現場にて湧き上がる感情を大切に、その気持ちをなるべくストレートに出すよう心掛けました。 原作者の野田先生からも谷垣に関しては格別の愛情を注いでいらっしゃると伺ったので、とにかく彼の良さを消さないように私自身も役に愛情を込めて演じさせていただきました。 皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています。 牛山辰馬役:勝矢 「ゴールデンカムイ」が実写化されるニュースを見た時に、「牛山やらせてくれないかな」と別の現場でも話していたのですが、その直後にお話をいただき、大喜びしました。 やりたいと思える役をいただき本当に光栄なので、全身全霊全力でやっていきたいと思いました。 スタッフ皆さんの力ですごい牛山の外側が出来上がったので、それに負けないように内面も埋めたいと思って演じていました。 日本全国から“チンポ先生”と呼ばれるような男になりたいです! 永倉新八役:木場勝己 役者になって、53年程経ちましたが、漫画原作の作品に出演させていただくのは、今回が初めてです。共演の舘さんとは、同い年ですが、36年ぶりに現場で再会し、改めて“お互い長いことやってきたんだなぁ”と、しみじみしました。40年以上前、20代の時に「カムイ」というスナックをやっていたので、不思議な縁を感じています。記念すべき作品に出会いました。原作ファンの方がたくさん見ていただくことになると思うので、その方たちの持っている印象に近づけたいと思っていましたが、是非、キャラクターの新しい一面としても観ていただけたらと思います。 フチ役:大方斐紗子 今回アイヌの役を初めてやらせていただきました。アイヌ民族の風習や方言が分からないので最初は苦労しましたがアイヌ語監修の中川先生をはじめとしたスタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで最後までやり遂げる事が出来ました。 ありがとうございました。 後藤竹千代役:マキタスポーツ 今回、人気作の「ゴールデンカムイ」に出演できると聞いた時は、非常に光栄でした。「ゴールデンカムイ」は奇想天外でもありますが、リアリティもあり、人間の欲望が詰め込まれたエンターテインメント作品です。加えて、歴史的な大河も物語には備わっており、色々な角度で味わえる作品に関われたことは嬉しかったです。 私が演じる後藤竹千代は、物語の起点となる役です。それゆえ「原作と違うじゃない」と言われないように、でもマキタスポーツらしさは失わないように緊張感を持って演じたのを覚えています。全くの善人がいないところが面白い作品だと思いますので、皆さんも心の向くままに楽しんでください。 大叔父役:秋辺デボ 原作の漫画は一見したところ、ハードな描写が多く、俺とは縁遠い世界だと思っていました! それが運命の悪戯か?アイヌ文化監修をすることになり、 どういうわけか?大叔父(原作では叔父)に抜擢され、 慌てて原作を読み、手の平返しに好きな漫画となりました(笑) やれる準備は髭を伸ばし髪の毛も伸ばしたこと。アイヌにとって髭は古来から大切なたしなみでした! 撮影は一流のスタッフ、役者、監督に囲まれてアイヌ民族の一人として思いっきりやらせてもらったと実感しました。 空想でありながら現実感あふれるこの映画がスクリーンいっぱいに映し出され、 映画ファンの皆様に届くことを期待しております! ソンノ・イヤイライケレ! 鶴見篤四郎役:玉木宏 僕自身、「ゴールデンカムイ」のファンなので、大変な作品になるということは承知していました。それを踏まえても今作に参加できることが楽しみでした。今回いただいた鶴見中尉という役は、とてもやりがいのあるキャラクターなので、演じることができて嬉しいの一言です。原作を読んでいて感じた、先の読めない怖さや恐ろしさ、一筋縄では掴み切れない所をお芝居でも出せたらと思って演じました。原作へのリスペクトを込めて、原作ファンの皆さんにも満足していただける作品になるよう、キャストの一員として臨みました。出来上がりが楽しみです。 土方歳三役:舘ひろし 有名な原作の映像化に、参加させてもらい大変嬉しい思いです。今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました。漫画を読んだ時に、それぞれがイメージする世界があると思いますが、今作はそれを超えた映像を皆さんにお見せできるのではないかと、今から公開が楽しみです。是非、期待していて下さい。   Story 舞台は気高き北の大地・北海道。時代は激動の明治後期。 日露戦争でもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、その在り処を記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は24人分で一つの暗号になるという。 そんな折、野生のヒグマに襲撃された杉元を、アイヌの少女アシㇼパが救う。彼女の父親は、金塊を奪った男に殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることとなる。 同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。 そしてもう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流、野望実現のため金塊を追い求めていた。 こうして杉元&アシㇼパ vs 第七師団 vs 土方歳三の三つ巴サバイバル・バトルが始まる──。   「ゴールデンカムイ」 出演:山﨑賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、栁俊太郎、矢本悠馬、大谷亮平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、秋辺デボ、マキタスポーツ、玉木宏、舘ひろし 原作:野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊) 監督:久保茂昭 脚本:黒岩勉 音楽:やまだ豊 アイヌ監修:中川裕、秋辺デボ 製作幹事:WOWOW、集英社 制作プロダクション:CREDEUS 配給:東宝 ©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会 公式サイト:kamuy-movie.com

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