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バカリズムならではの洞察力!クセ者揃いの爆笑結婚式「ウェディング・ハイ」
2022年3月11日バカリズムならではの洞察力!クセ者揃いの爆笑結婚式「ウェディング・ハイ」 お笑い芸人、タレントの他、脚本家としても活躍するバカリズムの完全オリジナル脚本で贈る「ウェディング・ハイ」が、3月12日(土)より全国公開される。監督は「勝手にふるえてろ」や「私をくいとめて」でその独特のセンスを発揮してきた大九明子。篠原涼子をはじめとする超豪華オールキャストも集結した話題作だ。 前代未聞の結婚披露宴を時間内に終わらせろ⁉ 結婚式、それは人生最大のイベント。流されやすい性格の石川彰人(中村倫也)と、ちゃっかり者の新田遥(関水渚)のカップルは、結婚式を目前に控え準備に大忙し。敏腕ウェディングプランナーの中越真帆(篠原涼子)のサポートのもと、紆余曲折を経てついに式当日を迎える。 しかし、スピーチに全てを懸ける新郎上司・財津(高橋克実)や、余興VTRに己の監督人生を捧げようとする新郎後輩・相馬(中尾明慶)らの暴走で、結婚披露宴は大騒動に。さらに、花嫁を奪おうと無謀な行動に出る新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)、不審な動きをする謎の男・澤田(向井理)も現れ、事態は思わぬ方向へと転がり出す。果たして中越たちは、全ての難題を解決し、無事に式を終えることができるのか――? 東京スカパラダイスオーケストラ初のウエディング・ソング「君にサチアレ」が流れるエンドロールまでノンストップで突き進む、爆笑ウェディング・エンターテイメントだ。 芸達者な役者たちが見せる笑いと感動のアンサンブル 3年ぶりの映画主演となった篠原涼子が演じるのは、どんな難題に対しても決して「NO」とは言わないウェディングプランナー・中越。彼女は新郎新婦を中心に進む物語の中盤まで“黒子”に徹している。そのいい意味での存在感のなさが後に活きてくる展開は、シリアスからコメディまで演じ切る篠原の真骨頂。 また、多彩な役者陣の中でも特に輝いていたのが、新郎の元カレ・裕也を快演した“岩ちゃん”こと岩田剛典だ。これまで好青年や謎めいた男を演じることが多かった岩ちゃんが、ここへきて三枚目役。そして豪快な脱ぎっぷりも披露する。もしかして本性はこっちなのでは? と思えるほど生き生きと演じる彼が、実は本作の“もうひとりの主役”と言えるかもしれない。 中村倫也に関水渚、向井理、高橋克実、皆川猿時、六角精児…と、“何かやらかしそう”な人が続々と登場する本作。大九明子監督ならではのユーモアあふれる演出で、登場人物それぞれの“これまで”も見えてくる。それぞれの想い(思惑?)を胸に結婚式に臨んだ彼らの顛末をぜひ見届けて欲しい。 バカリズムならではの鋭い洞察力が唯一無二のユーモアを生む メインは彰人と遥の結婚式だが、そこは誰かにとっては己の名誉挽回を懸けた場、あるいは一世一代の大逆転を図る場、はたまた“仕事場”でもある。人生最大のイベントだからこそ、何か特別なことをしたくなる。他人の幸せに便乗して、自分の人生も変えてみたくなる。そんなある意味身勝手な人間たちの可笑しさを、バカリズムは俯瞰しながらも温かい目線で描出していく。 脚本家・バカリズムはこれまで、自身がOLになりきってブログを書き、ドラマや映画にもなった『架空OL日記』や、ヤンキーOLたちの頂上バトルを描いた「地獄の花園」など、一風変わった作品を生み出してきた。彼の作品を一度でもご覧になった方は分かるだろうが、バカリズムは日常生活の中に溢れている“誰もが一度は抱いたことのある感情”“出くわしたことのある場面”を物語に落とし込むのが非常にうまい。 「ウェディング・ハイ」についてもまた然り。結婚式を挙げた人、結婚式に出席した人、余興やスピーチを頼まれた人…。きっと誰もが誰かに共感しながらバカリズムの手のひらの上で転がされ続ける快感を味わうことだろう。そして、最後に思うはずだ。「あ、やられた…!」と。 文=原 真利子 制作=キネマ旬報社 「ウェディング・ハイ」 3月12日(土)<大安吉日>全国ロードショー 公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/wedding high movie/ Twitter:https://twitter.com/wedding_high Instagram:https://www.instagram.com/wedding_high_movie/ 脚本:バカリズム(『架空 OL日記』「地獄の花園」) 監督:大九明子(「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」) 出演:篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実 主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「君にサチアレ」(cutting edge / JUSTA RECORD) 配給:松竹 ©2022 「ウェディング・ハイ」製作委員会 -
第24回「グレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」
2022年3月11日2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げる定期連載記事を、本キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時配信いたします。 衛星劇場の協力の下、みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こしをお届けしたします。(隔週更新予定) ■2016年1月放送「団地」 どうも、みうらじゅんと申します。「グレイト余生映画ショー in日活ロマンポルノ 民俗学入門」今回のテーマは、おまたせしました「団地」特集をおおくりいたします。 【団地】:だんち とは日本住宅公団によって計画的・集団的に開発された住宅区域のこと。 その時、股間がうずいた… 郊外にそびえ立つ、愛と欲望のベットタウン、団地。暇を弄ぶ主婦たちの危険な火遊び。奥さん、声もれてますよ。亭主元気で留守がいい。専業主婦は家事と情事に大忙し。その時、新たな歴史が始まる…。 団地って最近では、あまり聞きなれない言葉になってしまいましたけど、昭和の人間としては、日活で団地と聞くとピーンときますよね。 すなわち団地ピーンですよね。 そもそも団地が生まれた歴史というのを… 興味ないでしょ?でも、ここであえてご説明さしあげます。 ■最近ご無沙汰しております。 団地の歴史とそこに住む人 1960年代に日本に高度経済成長期というのがあったんすよね。多分、骨が成長で痛むような感じなんでしょう。骨がきしむほどに日本中が成長してた時期ですよ。寝てるうちに伸びるというでしょ?なんか、痛いなぁと思っていたら、もの凄く成長していた頃ですよね。 その時に地方の若者たちが職を求めて、都市に出てきたっていうことですよね。急速な人口増加により住宅難が都市でおこったということです。そして日本住宅公団が、団地というものを作って、都市部にやって来た人たちを住まわせるということ考えたんですよね。 そういう生活をしいている人達は中流といわれた人達であって、その中流サラリーマンが住むという時には、結婚して夫婦で住むということ人たちが多かったです。当然、新婚であるっていう事ですよね。それまでだったら一軒家に住んだわけですけど、団地なので薄い仕切りのあるところに、新婚がワンワンと、わんさか住んでいたということです。サラリーマンの奥さんとして、当時おしゃれだったのは、専業主婦であるということだったんですね。専業主婦、ここですよね、問題は。 ■その欲求 【団地がい】 専業主婦たちの人間模様 当時はモーレツ社員といって、旦那がモーレツに仕事をしているもので、当然、奥さんは夜もなかなか構ってもらえない。外でモーレツなんで、家ではちょっとモーレツが下火になっていたんでしょうね。 当然、奥さんは暇を持て余すということになります。(イラストを出す) 朝の食事作ってあと、ちょっと暇だなぁと。そこでテレビつけたら、「よろめきドラマ」っていうのが流れていました。「いいだろ」なんてセリフを言って迫るような、そんなドラマです。そんなテレビをぼ~とみていると、夕飯の買い物で買った茄子や大根とか手元に転がっているわけですよ。どうやって暇を潰そうかって考えていた時にですよね…。そんな時に、こんな4名が登場してくるんですよね。(イラストを出す) 配達員、営業マン、出前、クリーニング屋さんなどが出入りするわけです。暇な奥さんは、こういう(イラストの)状態ですからね「え~」てなりますよね。 団地の間取り図も解説いたします。この図は、スタッフの方が調べ上げた、この日活ロマンポルノに出てくる団地のセットなんけども。結構、広そうに見えるでしょ? 2DKなんですけどもね。 実は、私も調べたんですけども、当時の規格で「団地間」というのがあって、横幅340cm縦が255cm、かつての家でつかっていた「京間」と呼ばれていたのは 382cm×286.5cmということで、団地は実はかなり狭い空間であるということですよね。 狭いところで、なぜ情事が発生するかというと、この間取り図でもわかるように、Hという字がでてきちゃうからですよね。 さあそういうことで4本観てください。 今回紹介する4作品でございます。 『新・団地妻 ブルーフィルムの女』 1975年製作。珠瑠美さん主演。 『団地妻 昼下りの情事』 1975年製作。西村昭五郎監督作、白川和子さん主演。これが第一号の団地妻ですよね。この作品から団地妻という言葉がはやったということでございます。 『団地妻 肉欲の陶酔』 1979年製作。鹿沼えりさん主演作です。 『団地妻 ニュータウン暴行魔』 1987年製作。ロマンポルノ後期の作品です。ココらへんで団地もニュータウンに変わっているということですよね。 ※各作品はamazon、FANZAをはじめする動画配信サービスにて配信中です それでもあなたも、グレイト余生を! 出演・構成:みうらじゅん/プロデューサー:今井亮一/ディレクター:本多克幸/製作協力:みうらじゅん事務所・日活 衛星劇場では、サブカルの帝王みうらじゅんが、お勧めのロマンポルノ作品を紹介するオリジナル番組「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」を放送! ※人気コーナー「みうらじゅんのグレイト余性相談室」では、皆様から性のお悩みや、疑問を大募集! 【日活ロマンポルノ】 日活ロマンポルノとは、1971~88年に日活により製作・配給された成人映画で17年間の間に約1,100本もの作品が公開された。一定のルールさえ守れば比較的自由に映画を作ることができたため、クリエイターたちは限られた製作費の中で新しい映画作りを模索。あらゆる知恵と技術で「性」に立ち向い、「女性」を美しく描くことを極めていった。そして、成人映画という枠組みを超え、キネマ旬報ベスト・テンをはじめとする映画賞に選出される作品も多く生み出されていった。 日活ロマンポルノ公式ページはこちらから 日活ロマンポルノ50周年企画「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の全記事はこちらからご覧いただけます。 過去の「キネマ旬報」記事からよりすぐりの記事を掲載している特別連載【あの頃のロマンポルノ】の全記事はこちらから 日活ロマンポルノ50周年新企画 イラストレーターたなかみさきが、四季折々の感性で描く月刊イラストコラム「ロマンポルノ季候」 -
リヴェット、アケルマン、ロメール! フランス映画フェスティバル開催
2022年3月11日ヌーヴェルヴァーグの中心的人物であるジャック・リヴェットの特集上映【ジャック・リヴェット映画祭】に続き、ベルギー出身の女性映画作家シャンタル・アケルマンの特集上映【シャンタル・アケルマン映画祭】、エリック・ロメールの【エリック・ロメール監督特集上映“四季の物語”】もヒューマントラストシネマ渋谷ほかで順次開催されることが決定した。題して【フランス映画フェスティバル】。全作品デジタル・リマスター版での上映となる。 ゴダールやトリュフォーらとヌーヴェルヴァーグを牽引したジャック・リヴェットの特集(4/8〜4/28)では、魔術的な魅力に満ちた日本劇場未公開3本「デュエル」「ノロワ」「メリー・ゴー・ラウンド」、さらに人気作「セリーヌとジュリーは舟でゆく」「北の橋」を上映。(前回記事はこちら) ベルギー出身でフランスを中心に活躍したシャンタル・アケルマンの特集(4/29〜5/12)は、主婦の日常を淡々と描いて映画界に革命を起こした「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」をはじめ、「私、あなた、彼、彼女」「アンナの出会い」「囚われの女」「オルメイヤーの阿房宮」といったいずれも日本劇場未公開の5作。フィクションから実験映画、ドキュメンタリーまで軽やかに越境し、唯一無二の映像作家であり続けたアケルマン、まさに待望の上映だ。 ヌーヴェルヴァーグの兄貴分的存在にして恋愛悲喜劇の巨匠エリック・ロメールの特集(5/13〜6/2)は、おなじみ“四季の物語”の4本。四季折々の美しい自然の中で、年齢も立場も様々な女性たち・男性たちの等身大の恋愛物語が紡がれる。 フェスティバルのメインビジュアルには、リヴェット作品「デュエル」の名場面、月と太陽の女王に扮したジュリエット・ベルトとビュル・オジェが対峙する妖しくも美しいシーンが配された。まるでパリの名画座のようなラインナップを日本で味わえる貴重な機会をお見逃しなく。 【ジャック・リヴェット映画祭】4月8日(金)〜4月28日(木) 公式サイト https://jacquesrivette2022.jp/ 「セリーヌとジュリーは舟でゆく」(1974) 「デュエル」(1976) ※日本未公開 「ノロワ」(1976) ※日本未公開 「メリー・ゴー・ラウンド」(1981) ※日本未公開 「北の橋」(1981) 【シャンタル・アケルマン映画祭】4月29日(金・祝)〜5月12日(木) 公式サイト chantalakerman2022.jp 「私、あなた、彼、彼女」(1974) ※日本未公開 「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(1975) ※日本未公開 「アンナの出会い」(1978) ※日本未公開 「囚われの女」(2000) ※日本未公開 「オルメイヤーの阿房宮」(2011) ※日本未公開 【エリック・ロメール監督特集上映“四季の物語”】5月13日(金)〜6月2日(木) 公式サイト rohmer-quatresaisons.jp 「春のソナタ」(1990) 「冬物語」(1991) 「夏物語」(1996) 「恋の秋」(1998) 主催:マーメイドフィルム 配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム 宣伝 : VALERIA -
大物ミュージシャン総出演! 西海岸ロックの聖地ローレル・キャニオンを紐解く
2022年3月10日ボブ・ディランの息子であるジェイコブ・ディランが案内役を務め、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトンら大物ミュージシャンが大挙出演! ウェストコースト・ロックの聖地ローレル・キャニオンのルーツを紐解くドキュメンタリー映画「エコー・イン・ザ・キャニオン」が、5月27日(金)より新宿シネマカリテほかで全国順次公開される。 ハリウッドのナイトクラブ街から車で5分のローレル・キャニオン。そこは60年代から70年代にかけて数々のミュージシャンが暮らし、互いに刺激を与え、ウェストコースト・ロックというジャンルを作り上げた伝説の場所だ。 製作およびインタビュアーを務めたのは、自身もバンドやソロで活躍し、グラミー賞受賞歴もあるジェイコブ・ディラン。彼の父であるボブ・ディランが作った曲「ミスター・タンブリン・マン」(65)で一躍ウェストコースト・ロックの代表格となったザ・バーズをはじめ、60年代に一世を風靡した数々のミュージシャンや名曲に敬意を込め、このプロジェクトを始動した。 トム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、ミシェル・フィリップス、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ロジャー・マッギン、ジャクソン・ブラウンなど、60年代の音楽シーンを代表する豪華ミュージシャンにインタビューを行い、バンドや楽曲の背景を解明。さらにベック、ノラ・ジョーンズ、フィオナ・アップル、キャット・パワーといった次世代ミュージシャンとともに、ローレル・キャニオンで生まれた数々の名曲をアレンジしたトリビュートライヴおよびアルバムを作り上げていく。 時代を超えてローレル・キャニオンで響き続ける“Echo(エコー)”とともに、アメリカン・ロックの源流といえる60年代カリフォルニア・サウンドがいかに現代に影響を与え続けているかを、音楽愛に溢れた視点で描いた「エコー・イン・ザ・キャニオン」に注目だ。 「エコー・イン・ザ・キャニオン」 監督:アンドリュー・スレイター 脚本:アンドリュー・スレイター、エリック・バーレット 出演:トム・ペティ、ブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、スティーヴン・スティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、フィオナ・アップル、ベック、ノラ・ジョーンズ、キャット・パワー、ジェイコブ・ディラン 2018年/アメリカ/原題:Echo in the Canyon/ビスタ/83分/5.1ch 日本語字幕:渡邊一治 配給・宣伝:アンプラグド © 2019 Echo In The Canyon LLC ALL. RIGHTS RESERVED. -
世界興収300億円を突破、「ジョーカー」を超えて74カ国でオープニングNo.1を記録した「THE BATMAN-ザ・バットマン-」が、3月11日(金)に日本公開。 DCユニバースに属さず、「ダークナイト」トリロジー以来全世界が待ちわびたバットマンの〈単独〉映画となる本作。最狂の知能犯リドラーに〈嘘〉を暴かれた若き日のブルースが、狂気を帯びていく姿を、サスペンスフルかつエモーショナルに描き出す。 世界中でバットマン旋風が吹き荒れる中、ロバート・パティンソン(ブルース・ウェイン/バットマン役)とゾーイ・クラヴィッツ(セリーナ・カイル/キャット・ウーマン役)による日本のファンに向けたリモートインタビュー動画が到着した。インタビュアーは、キャット・ウーマンの日本語吹替を務めた声優のファイルーズあい。 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』(空条徐倫役)や『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(キュアサマー/夏海まなつ役)などで知られるファイルーズは、高校時代に自室にポスターを貼っていたというほどのロバート・ パティンソンのファン。数々のキャラクターに声を吹き込んできたが、意外にも役を演じた本人と話す機会は少ないそうで、緊張の面持ちでインタビューに臨んだ。 「今後のバットマンとキャットウーマンの関係は?」 2年目のバットマンを描いた本作、セリーナ・カイルもまたキャットウーマンになってから日が浅く、未熟ゆえの危うさや自身の生い立ち、そしてバットマンとの出会いが明かされる。誰もが気になる “バットマンとキャットウーマンの関係” について、「今後二人はどうなっていくと思いますか?」という単刀直入な質問に、「バットマンが一番愛しているのはゴッサム(シティ)、それがセリーナにとっては問題なの、、、」とゾーイ。ロバートの「セリーナはバットマンをとっても好きなんだ(笑)」というコメントにゾーイは、「でも彼は(メールに)答えてくれないのよー」とジョークを交えて笑顔でツッコミを入れる。 ファイルーズ自身、オーディション時からセリーナに特別な魅力を感じ、特に意志の強い瞳に惹かれていたそうで、その役作りについて尋ねると、ゾーイならではの役の解釈やリーヴス監督からの指示などを丁寧に答えてくれた。さらには、ロバートがバットマン役に決定した時の心境、それぞれのキャラクターと自身との共通点、ゾーイが明かす一番お気に入りのコスチュームなども明らかに。 この日のファイルーズは、キャットウーマンをイメージした猫耳ヘアスタイルにネコ足ハイヒールとレザーをあしらった黒の衣装で参加。そんな彼女にゾーイは、「あなたの猫耳(ヘア)、素敵だわ!」。同じキャラクターに関わる者同士、打ち解けた様子で会話は弾み、インタビューは始終和やかなムードで幕を閉じた。 【ファイルーズあい:インタビューを終えて】 同じキャラクターを演じているゾーイさんと役への解釈が一致していたことがすごく嬉しかったです。お二人から役に対するお話しを伺って、もう一度映画を見たくなりました。 お二人とも、どの質問にも笑顔で気持ち良く答えてくださって、ロバートさんには(長年ファンだった)“積年の想い”を伝えることができて嬉しかったです。ゾーイさんは心が綺麗で本当に素敵な方でした。 Story 世界の〈嘘〉を暴け。本性を見抜け。 優しくもミステリアスな青年ブルースが両親殺害の復讐を誓い、悪と敵対する“バットマン”になって2年目、権力者を標的とした連続殺人事件が発生。犯人を名乗る史上最狂の知能犯リドラーは、犯行時に必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。最後のメッセージは「次の犠牲者はバットマン」。彼はいったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪……。すべてを奪おうとするリドラーを前に、ついにブルースの良心が狂気に変貌していく──。 「THE BATMAN-ザ・バットマン-」 監督:マット・リーヴス 脚本:マット・リーヴス、マットソン・トムリン 出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか 日本語吹替:櫻井孝宏(ブルース・ウェイン/バットマン)、ファイルーズあい(セリーナ・カイル/キャットウーマン)、石田彰(リドラー)、辻親八(ゴードン警部補)、金田明夫(オズ/ペンギン)ほか 公式サイト:thebatman-movie.jp DC公式Twitter:https://twitter.com/dc_jp DC公式Instagram:https://www.instagram.com/dcjapan/ 映画公式TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSe9TFCRM/ © 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC