わから始まるものでの検索結果

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  •   1960〜70年代に人気を誇ったロックバンド、ブラッド・スウェット&ティアーズ(BS&T)。東欧ツアーで彼らが巻き込まれた“政治の渦”に迫るドキュメンタリー「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」が、9月27日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、シネマート新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。メインビジュアルと予告編が到着した。     “鉄のカーテン”の向こう側で撮影された門外不出のフィルム、BS&Tメンバーや関係者が提供した写真と証言、禁じられたロックに沸く聴衆が印象的な未発表ライブ映像、ニクソンとヘンリー・キッシンジャー国務長官が交わしたアメリカ政府文書、ルーマニアの秘密警察のファイル──。数多の機密データから、ロック史のみならず分断の世界史も明らかに。   https://www.youtube.com/watch?v=eWMqhvSaS-g   監督は「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」(2006)「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」(2016)のジョン・シャインフェルド。「本作は音楽愛好家やBS&Tファンのためだけのものではない。政治スリラーであり、驚くほど力強い共鳴と、今日世界で起きていることとの類似性を持っている」と語っている。帰国したメンバーに待ち受ける事態まで、衝撃の一部始終を見届けたい。     「ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか?」 監督:ジョン・シャインフェルド 出演:ボビー・コロンビー、スティーヴ・カッツ、デヴィッド・クレイトン・トーマス、ジム・フィールダー、フレッド・リプシウス(以上BS&Tメンバー)、クライヴ・デイヴィス(プロデューサー) 字幕:山口三平/2023年/アメリカ/112分 原題:What The Hell Happened To Blood Sweat & Tears? 配給・宣伝:ディスクユニオン 配給協力:アルファズベット 公式サイト:https://www.bloodsweatandtearsmovie.com/
  •   リチャード・リンクレイター監督(「6歳のボクが、大人になるまで。」「スクール・オブ・ロック」「ビフォア」シリーズ)とグレン・パウエル(「トップガン マーヴェリック」「恋するプリテンダー」「ツイスターズ」)がタッグ結成。“偽の殺し屋”の実話に基づくセクシーでスリリングなクライムコメディ「ヒットマン」が、9月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。     ニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソン。大学で心理学と哲学を教えつつ、地元警察に技術スタッフとして協力していた。そんな中、殺人の依頼者を捕まえる囮捜査にあたって殺し屋役となるはずだった警官が職務停止に。その代わりを務めることになったゲイリーは、容姿も人格も次々と変える才能を発揮し、手柄を立てていく。 ところがマディソンという女性が支配的な夫の殺害を依頼してきたことで、運命が一変。彼女を逮捕するどころか、ゲイリーは「この金で家を出て新しい人生を手に入れろ」と見逃してしまうのだ。二人の関係は危機の連鎖を引き起こし……。   https://www.youtube.com/watch?v=xbTGZccCBCA   1990年代の“偽の殺し屋”の実話を知ったグレン・パウエルが、「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」で組んだリチャード・リンクレイターに電話したことで、企画がスタート。両者の共同脚本をもとに完成した映画は、2023年ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、サンダンス、トロントなど数々の映画祭に招待された。 夫殺しを依頼するマディソンを演じるのは、「モービウス」のアドリア・アルホナ。ゲイリーが選ぶべき姿は“殺し屋”か素の自分か、そしてマディソンとの恋の行方やいかに?     「ヒットマン」 監督:リチャード・リンクレイター 脚本:リチャード・リンクレイター、グレン・パウエル 出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ、オースティン・アメリオ、レタ、サンジャイ・ラオ 原題:HIT MAN/2023年/アメリカ映画/英語/115分/シネスコ/カラー/5.1ch 日本語字幕:星加久実 配給:KADOKAWA PG12 © 2023 ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト:https://hit-man-movie.jp/
  • 46年前の1978年6月24日、全米公開から約1年、日本中の映画ファンが待ちに待った「スター・ウォーズ」が日本で初公開(先行上映)された歴史的な日だ。前年の5月に全米公開され、未曾有の大ヒットを記録、その約1年後、日本列島をその熱狂の渦で包み込んだ。その後、映画史に残した足跡、伝説は語るまでもないが、その始まりの前夜にどれだけの物語が存在したのか。 もしかしたら、この伝説はすべて夢となっていたかもしれない── フランスですでに8万部以上を売上げた大ベストセラー、「ルーカス・ウォーズ」。ジョージ・ルーカスの生い立ちから「スター・ウォーズ」誕生までを描いたこのバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)からその裏側を読み解きたい。  【全4回ー④】   ルーカスに影響を与えた(!?)『ヴァレリアンとロールレンヌ』 バンド・デシネのSF金字塔と呼ばれた『ヴァレリアンとロールレンヌ』はどうだろうか。ルーカスが同作から影響を受けたと言及したことはないが、同作の原作者のひとりであるピエール・クリスティンは「スター・ウォーズ」には彼らの作品との共通点を多数見出したと当時認めており、実際、80年代にはフランスの人々は「スター・ウォーズはヴァレリアンをパクったものだ」という認識が支配的だったと語っている。 共著者のジャン=クロード・メジエールは「スター・ウォーズ」に対しては厳しいスタンスだったが、クリスティンの方は「私たちもヴァレリアンを創作するにあたってアイザック・アシモフやレイ・ブラッドベリを参考にした。ルーカスも彼らの本を参考にしただろうから、似てくる部分があるのは当然だろう」として寛容な態度を示している。 実際のところはどうなのだろうか。個人的には『ヴァレリアンとロールレンヌ』の影響があった確率は五分五分くらいではないかと思っている。その理由は「ミレニアム・ファルコンのデザイン」だ。『ヴァレリアンとロールレンヌ』には主人公たちが駆る「イントルーダーXB982」という宇宙船が登場するが、これが「平べったい円形」のデザインで、確かに「ミレニアム・ファルコン」に似ていると言える。 だが、そもそもファルコンのデザインに関しては、当初、コリン・キャントウェルがデザインした初期案があり、ミニチュアも作られていたのだが、これが当時テレビで放映中だったSFドラマ『スペース1999』に登場する宇宙船「イーグル」に似ているということでルーカスが気づいて却下。急遽新デザインを作るように求めた。この時、「平べったい円形のもの」という方向性をルーカスは指示しており、これをジョー・ジョンストンらが現在の形の「ミレニアム・ファルコン」にまとめ上げた。 この時、もしルーカスが『ヴァレリアンとロールレンヌ』を知っていて参考にしたのであれば、そもそも「平べったい円形」などという指示は出していなかったはずだ。だから少なくとも第1作の時点でルーカスはこのコミックを「知らなかった」と推測できるわけだ。ただし、それ以降の『帝国の逆襲』や『ジェダイの帰還』の頃にはルーカスや、少なくともデザインチームの誰かが知っていた可能性はある。それほどこの2つのコンテンツには類似点があるからだ。これが「五分五分では」と考える理由である。 「スター・ウォーズ」登場でさらに広がったSF映画市場 いずれにせよ、多くのSF&ファンタジー作品の中で展開されていた「センス・オブ・ワンダー」の数々をルーカスが換骨奪胎していったことは間違いないだろうし、これがやがて「スター・ウォーズ」として結実することになった。そしてその後はルーカスが生み出した「スター・ウォーズ」が逆に世界中に多大な影響をもたらしていくことになる。 2017年、リュック・ベッソン監督が『ヴァレリアンとロールリンヌ』を映画化した「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」が公開された。画面の隅から隅まで凝りに凝ったこの作品は実にウイットに富んだフランスらしいSF大作で、すべての観客を魅了する美しい美術デザインも含めて、まさに「バンド・デシネ」が生んだ新しい映像作品となっていたが、これも1977年の「スター・ウォーズ」の歴史的成功によって切り開かれたSF映画という市場と、それに続く数々の技術革新がなければ実現できなかっただろう。 また、英語圏以外では「知らない人はいない」とまで言われる『アステリックス』も1999年からジェラール・ドパルデュー主演で実写映画シリーズが作られているが、古代ローマ時代を描いた物語なのに、たびたび「スター・ウォーズ」のギャグが登場するのだが、これも「スター・ウォーズ」の持つ文化的な懐の広さゆえの結果なのだろうと思う。 余談だがこのシリーズはフランス映画界で記録的な製作費をかけて製作され、記録的なヒットを続けてきたのだが、毎回豪華なゲストが出演し、バカバカしいコメディを真面目に演じているのが面白い。第1作「アステリクスとオベリクス」にはカエサルの副官としてイタリア人俳優のロベルト・ベニーニが、第2作「ミッション・クレオパトラ」(2002年)ではモニカ・ベルッチ、第3作「アステリックスと仲間たち オリンピック大奮闘」(2008年)ではカエサル役にアラン・ドロンが登場。 また、戦車競走の場面ではほとんどフェラーリにしか見えないドイツのチームが出場するのだが、戦車を駆るのは元F1王者のミハエル・シューマッハで、チーム監督をなんとフェラーリ時代の監督ジャン・トッドが熱演していて、F1が好きな人には堪らない場面となっている。他にもサッカーのジダンなど世界各国の著名アスリートがカメオ出演している。第4作「アステリックスの冒険〜秘薬を守る戦い」(2012年)にはカトリーヌ・ドヌーヴが女王を演じ、最新作「アステリックスとオベリックス ミドル・キングダム」ではカエサルをヴァンサン・カッセル、クレオパトラをマリオン・コティヤールという顔ぶれになっている。原作は全世界で3億5000万部以上を売り上げたという国民的コンテンツなだけに、これだけの予算とこれだけのキャストを集められるものだと、バンド・デシネの底力を見せつけられた思いである。本書によってスター・ウォーズとバンド・デシネに興味を持った方は、ぜひご覧になってみることをお勧めする。 文=河原一久 制作=キネマ旬報社   【書籍名】ルーカス・ウォーズ 【著者名】ロラン・オプマン 作 ルノー・ロッシュ 画 原正人 翻訳 河原一久 監修 【ISBNコード】978-4-87376-491-7 【判型・頁数】A4判/208頁/書籍 【刊行年月】2024年5月 ▶本の詳細・購入はコチラから
  •   堂本剛が27年ぶりに映画主演を務め、「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が監督。○(まる)に浸食されていく主人公の運命を描いた奇想天外な物語「まる」が、10月より公開される。新たに綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美が出演することが発表された。     美大卒だがアートで身を立てられず、人気の現代美術家のアシスタントを務めている沢田(堂本剛)。独立する気力すら失い、淡々と指示をこなす日々を送っていた。そんなある日、事故で腕を怪我したことで職を失う。そして部屋に帰り、床にいた一匹の蟻に導かれるように○(まる)を描いたのをきっかけに、日常が○に浸食されていく──。 沢田のアパートの隣人で売れない漫画家の横山役に綾野剛、沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島役に吉岡里帆、ミャンマー出身のコンビニ店員であるモー役に森崎ウィン、野心的なギャラリーオーナーの若草萌子役に小林聡美。彼らが沢田の運命にいかなる影響を及ぼすのか、注目したい。   〈コメント〉 綾野剛 ひとつひとつ祈りを大切に紡ぐ堂本剛さん。 ひとつひとつ心の襞を大事に編む荻上直子監督。 その無限のキャンバスに全部署の丹精が織り込まれていく。とっても変梃で健やかで、鮮やかで眩しくて。たまらなく愛おしい“まる”が誕生しました。 吉岡里帆 荻上組、念願の初参加です。昔から監督の作品のファンで、以前荻上さん脚本の作品に参加させて頂いたこともあり、大変嬉しいお誘いでした。監督の作品から感じる丸くて優しい抱擁して貰えるような世界はある種憧れの場所でした。 しかし、ここに来て今作の“まる”は新しい荻上作品の風がビュンビュンと吹いているように思います!タイトルとは裏腹にまるく収まろう、まるく関わり合おう、まるく落ち着こう、そういった事とは正反対の“まる”からの脱却、逸脱、と良い意味の裏切りを秘めた作品です。荻上監督のパンキッシュな一面に触れることが出来たのが貴重な体験で楽しかったですし、堂本剛さんとの共演も静かにワクワクとする時間でした。 何か収まり良い所から抜け出したいと思っている方にこの作品をぜひ見て頂きたいです。 森崎ウィン 荻上監督と堂本剛さんの紡ぐ物語の中で、自分のルーツでもあるミャンマー人青年として生きる事ができ、嬉しい限りです。 国を超え遠い地で営む生活。夢や希望だけでは生きていけない現実を目の当たりにしながらも、生きる喜びを味わう。人生に丸をつけるその日まで、どうやって過ごすか、問われているような撮影の日々でした。僕自身も、演じたミャンマー人青年と共に、福徳円満で円満具足な日々に憧れたのかもしれません。 是非、劇場でご体験くださいませ。 小林聡美 16年ぶりに荻上監督作品に参加させていただきました。演じたのは、物事に意味や価値を求め、狂騒的になっていく私たちの姿を象徴するような、ギャラリーオーナーです。苦み走っています。周りに惑わされず、自分を信じること、表現することは、とても難しいこと。でも、ときには惑わされたり、痛手を負ってもいい。 そんな、「まる」という言葉の哲学的な世界観を突き抜けたあたりを、楽しんでいただければと思います。   https://www.youtube.com/watch?v=MMu61TuL7q4   「まる」 出演:堂本剛、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美 監督・脚本:荻上直子 制作プロダクション:アスミック・エース、ジョーカーフィルムズ 製作・配給:アスミック・エース © 2024 Asmik Ace, Inc. 公式サイト:https://maru.asmik-ace.co.jp
  •   フィヨルドが広がるノルウェー西部のオルデダーレン地方に暮らす老夫婦の姿を、その娘であり「もしも建物が話せたら」で知られるドキュメンタリー作家のマルグレート・オリンのカメラが捉える──。本年度アカデミー賞長編国際映画賞ノルウェー代表作に選ばれた「SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース」が、9月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。ティザービジュアルと特報映像が到着した。     厳しくも美しい自然に囲まれたノルウェーの山間部に、老夫婦が暮らしている。その姿を映像作家の娘がカメラに収めようと帰郷すると、84歳になった父は同国で最も美しいとされる渓谷に案内する。そして自身の生い立ちと妻への思い、さらに同地で何世代にもわたる人々が自然とともに営んできた人生を静かに語り始めるのだった──。   https://www.youtube.com/watch?v=mXF1hl2wyPI   巨匠ヴィム・ヴェンダースと、イングマール・ベルイマン作品でおなじみの大女優リヴ・ウルマンが製作総指揮を担う。 氷河や断崖が織り成す奇跡のパノラマ、夜空に降りる七色のオーロラ、多様な動物など、季節ごとに姿を変える大自然は圧巻。人生の哲学に触れる注目のドキュメンタリーだ。     「SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース」 監督:マルグレート・オリン 製作総指揮:リヴ・ウルマン、ヴィム・ヴェンダース 出演:ヨルゲン・ミクローエン、マグンヒルド・ミクローエン 2023年/ノルウェー/ノルウェー語/94分/シネスコ/カラー/5.1ch/G 英題:Songs of Earth 原題:Fedrelandet 日本語字幕:岩辺いずみ 後援:駐日ノルウェー大使館 配給:トランスフォーマー Speranza Film AS 20©23 公式サイト:https://www.transformer.co.jp/m/songofearth/