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岸井ゆきの×宮沢氷魚。凸凹な結婚生活を天野千尋監督が描く「佐藤さんと佐藤さん」
2025年3月17日真逆なタイプの〈佐藤さん〉同士が交際・結婚を経て出産。見えてきた夫婦のカタチとは──。岸井ゆきのと宮沢氷魚を主演に迎え、「ミセス・ノイズィ」の天野千尋監督がオリジナル脚本で紡いだ凸凹なマリッジストーリー「佐藤さんと佐藤さん」が、今秋に全国公開される。 明るいアウトドア派の佐藤サチ(22)と、真面目なインドア派の佐藤タモツ(23)。対照的な二人だが、なぜか気が合い同棲を始める。そして5年後、弁護士を目指すタモツは、司法試験に落ち続けていた。会社勤めをしていたサチは、タモツを応援しようと一緒に勉強し始めるが、なんと彼女が試験に受かってしまう。サチは申し訳なく思い、タモツはプライドがズタズタ。そうした中、サチの妊娠が発覚し、二人は結婚することに。 産後すぐに弁護士として多忙な日々を送り出したサチに対し、塾講師のアルバイトをしながら家で息子の世話をするタモツ。その合間を縫って続ける勉強は、まったく捗らない。やがてサチが息子の支度を忘れたり、家でだらしなく過ごす姿を見て、タモツのイライラが募る。育児への考え方も異なる夫婦は、絶妙に保っていたバランスを崩していくが……。 「はっこう」で注目された熊谷まどかが脚本で参加。映画は第49回香港国際映画祭〈Fantastic Beats部門〉への出品が決定した。結婚しても離婚しても苗字は変わらない二人だが、夫婦関係は変わっていく。それにどう順応するのか、できないのか、見届けたい。 〈コメント〉 監督・脚本:天野千尋 本作で描かれる15年間で、ふたりの佐藤さんはゆっくりと変化していきます。子供から大人になり、社会に出て、それぞれの立場で役割を担っていく。ひとりは弁護士に、ひとりは主夫に。立場が違うと、眺める世界もちょっとずつズレてくる。そのうち相手の目にいったい何が映っているのかわからなくなる。理解できないと怒ったり、憎んだり、切り捨てたりする。佐藤さんに限らず、これは社会の中で生きる私たち誰もが経験することです。 「他者」をどう理解するか、どう折り合いをつけていくかを、私たちはずっと考え続けなければならないと思っています。 岸井ゆきの どうして分かり合いたい人とこそすれ違い、分かち合いたいことも、ほんとは楽しいはずの会話も、余計なひと言や不要な思いやりによって手のひらからすり抜けていくのだろう。 私には夫婦の“普通”が分からないけど、家族というのはあまりにも普遍的で、それぞれがあまりにも特別なのだと思う。 佐藤さんと佐藤さんの激しくて楽しくて切なくて嬉しい数年間の記録が、どこかであなたの人生と重なりますように。 そして、見逃しそうな幸せをどうか見逃しませんように! 宮沢氷魚 初めて脚本を拝読した時からニ人の佐藤さんの関係がどこかシュールで、でもリアリティに満ち溢れていて引き込まれました。 岸井さんとは初めての共演でしたがとてもチャーミングな方で、撮影初日からお互い心を開いて、タモツとサチをしっかりと演じられたと思います。 天野さんはとても柔軟な方で、スタッフや役者と意見を交換しながら撮影を進められたので、共に作り上げた感覚がとても強いです。 夫婦であっても、苗字が同じでも、やはり他人同士。そんな二人の歩む人生をぜひご覧頂ければと思います。 「佐藤さんと佐藤さん」 監督:天野千尋 脚本:熊谷まどか、天野千尋 出演:岸井ゆきの、宮沢氷魚 製作幹事:メ~テレ、murmur、ポニーキャニオン 制作プロダクション:ダブ 配給:ポニーキャニオン ©2025「佐藤さんと佐藤さん」製作委員会 -
トン・ワイ×テレンス・ラウ×フィリップ・ン。情熱のアクション人生「スタントマン 武替道」
2025年3月17日数多の香港アクション映画でスタントを務めたトン・ワイが主演し、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のテレンス・ラウとフィリップ・ンが共演。アクション映画づくりに情熱を燃やす者たちを描いた「スタントマン 武替道(ぶたいどう)」が、7月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。メイン写真が到着した。 1980年代にアクション監督として名を馳せていたサム(トン・ワイ)。ところが映画の撮影中にスタントマンに半身不随の重傷を負わせてしまい、業界を離れることに。その後は整骨院を営みながら静かに暮らしていたが、かつての仕事仲間が「自分の最後の作品でアクション監督をやってほしい」と持ちかけたことで、現場復帰を決意する。 しかし現代の撮影はコンプライアンスに厳しく、リアリティを追求するサムのやり方に、アクションスターのワイ(フィリップ・ン)や製作陣は反発。さらに多忙となったサムは、娘のチェリーとの関係も悪化させる。サムのアシスタントを務める若手スタントマンのロン(テレンス・ラウ)は、献身的に撮影を進めようとするが……。 タイトルの〈武替道〉とは「スタントの道」を意味する中国語。監督は双子のアクション俳優であり今回が初メガホンとなるアルバート・レオン&ハーバート・レオン。チェリー役は「返校 言葉が消えた日」のセシリア・チョイが務める。汗と涙の熱き物語に注目だ。 「スタントマン 武替道」 出演:トン・ワイ、テレンス・ラウ、フィリップ・ン、セシリア・チョイ 監督:アルバート・レオン&ハーバート・レオン 2024/シネスコ/5.1ch/114分/香港/広東語 字幕翻訳:鈴木真理子 配給:ツイン ©2024 Stuntman Film Production Co. Ltd. ALL RIGHTS RESERVED. -
80年前の平和な海が戦場だった時代。帰ることを夢見ながら戦い続けた兵士たちや、その無事を祈り、待ち続けた家族たち──。太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を背景に、懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を、壮大なスケールで描いた「雪風 YUKIKAZE」が8月15日(金)公開決定、共演陣が発表された。 駆逐艦とは、『大和』や『武蔵』といった戦艦に比べて遥かに小型で軽量、高速で小回りの効く船の総称。タイトルとなっている『雪風』は、ほぼ無傷で終戦を迎えたたった一艦の駆逐艦の名だ。戦いの中で『雪風』は、敵の攻撃によって沈没した僚艦の乗員たちを救い続けた。生きて帰り、生きて還す──それがこの艦にとって戦う意味だった。本作はその勇姿を、史実に基づいたフィクションとして甦らせた。 主演の竹野内豊をはじめ、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一、石丸幹二、益岡徹、藤本隆宏、三浦誠己、山内圭哉、川口貴弘、中林大樹、田中美央など、魅力的な実力派俳優たちが共演。知られざる史実を基に、新たな視点で描かれる大作が誕生する。 〈コメント〉 戦争を経験していない自分が史実に基づく人物を演じることは、様々な不安もありましたが、気を引き締めて役に挑みました。2025年に日本は終戦80年を迎えます。昨今、残念ながら戦争を身近に感じる時代になり、変わりゆく日本の景色の中で本作が世に送り出されることにも必ず意味があるのだろうと、信じたいです。平和な未来を築き、美しい日本を守ってゆくには、私達は何を想い、何を大切にしていかなければならないのか。この映画が一人ひとり、少しでも多くの皆様方の心に届き、考えるきっかけになれば幸いです。 ──竹野内豊(寺澤一利 役) 映画『雪風』の脚本を読んだ際、『生きる』、『後世へ繋ぐ』という強いメッセージが込められていると感じました。私が演じた早瀬、そして、戦時下の日本を懸命に生きた人たちを通して、この映画に込められたメッセージを届けられるよう撮影に臨みました。日本は今年で終戦から80年という年月が経ちますが、世界のさまざまな国や地域では、いまなお紛争が起きており、決して遠い昔の話でも、他人事でも無いと思っています。如何なる時も人を思い遣り、世界が、日本が、優しい気持ちで包まれ、平和な未来が創られますように。 ──玉木宏(早瀬幸平 役) 今回初めて戦争のことを描いた映画に参加させていただき、多くの学びがありました。『雪風』のことはもちろん、当時に何が起きていたのかなど、知らなかった事を知るきっかけになりました。そして僕が学んだ出来事を役を通して、この映画を見てくださる方々に伝えたい思いも強くあります。僕が演じた井上は、この映画をぜひ見ていただきたい若い方々と目線が近いと思っています。より多くの人たちに、この作品が届く事を願います。 ──奥平大兼(井上壮太 役) この作品に参加させていただけたことで、『雪風』という駆逐艦について知る機会が出来ました。駆逐艦の使命を全うしながらも一生懸命に生き抜こうとする力強い姿に心打たれました。私が演じさせてもらったサチは、そんな駆逐艦に兄が乗船しており、そんな兄を思いながらも、自身も国の為にと働きます。この作品を見ていただく方に、改めて戦争とは何だったのかを知ってもらえる作品だと思います。特に、私と同じ世代の方は、戦争についてあまり知らないという人もいると思います。この作品をきっかけに知っていただけるといいなと思います。 ──當真あみ(早瀬サチ 役) まずはこの映画に参加させて頂き、命の重さ、大切さを改めて感じることができましたことに感謝です。望む望まざるに関わらず時代に翻弄されながらも前を向き、必死に生き抜いてきた人々への尊敬の念を抱かずにはいられません。かつてこの国に戦争があったこと、そして今も世界のどこかで尚も起こっているできごとから目を背けず、それを知ることの意義はとても大切だと感じています。たくさんの方々に映画を観て頂きながら改めて平和への想いを感じてくださる時間を過ごして頂ければ幸いです。 ──田中麗奈(寺澤志津 役) 『雪風』が持っていた幸運は、艦長や乗員たちと共に『雪風』自身が呼び寄せたものではないでしょうか。『戦いに行く』ということより、『人を救う』ことを考える艦は、やはり生き残るのです。人間もまた同じ。未だに、戦火が止むことのない時代。 『雪風』は、我々に色々なことを教えてくれているような気がします。 ──中井貴一(伊藤整一 役) 「雪風 YUKIKAZE」 出演:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、藤本隆宏、三浦誠己、山内圭哉、川口貴弘、中林大樹、田中美央、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一 脚本:長谷川康夫 撮影監督:柴主高秀 VFX監督:オダイッセイ 音楽:岩代太郎 監督:山田敏久 協力:防衛省 海上自衛隊 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/バンダイナムコフィルムワークス ©2025 Yukikaze Partners.
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クォン・サンウが再びペンを銃に持ち替える。「ヒットマン リサージェンス」
2025年3月15日クォン・サンウ主演により、元暗殺者の漫画家ジュンが国家機密をネタにしたせいで命を狙われ、家族を守るため戦いに身を投じていくさまを描いた「ヒットマン エージェント:ジュン」(2020)。その続編として、新たな一大事件に巻き込まれたジュンの運命を描く「ヒットマン リサージェンス」が、6月13日(金)よりシネマート新宿ほか全国で公開される。ティザービジュアルが到着した。 監督は引き続きチェ・ウォンソプが務め、NIS(大韓民国国家情報院)の鬼教官ドッキュ役のチョン・ジュノ、ジュンの妻であるミナ役のファンウ・スルヘ、エージェントのチョル役のイ・イギョンらキャスト陣も続投。映画は韓国で2週連続1位を記録した。 再びペンを銃に持ち替えたジュンは、家族と国を守れるか? アクション、コメディ、家族愛、友情が交錯した怒涛の物語に注目だ。 「ヒットマン リサージェンス」 監督・脚本:チェ・ウォンソプ 出演:クォン・サンウ、チョン・ジュノ、ファンウ・スルヘ、イ・イギョン 英題:HITMAN2 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム © STUDIO TARGET, ALL RIGHTS RESERVED. 公式サイト:hitman2-movie.com -
「RRR」に続くNTR Jr.主演最新作「デーヴァラ」新ビジュアル・本編映像が初解禁
2025年3月15日密輸で栄えていた4つの村、通称“赤海”を舞台に、荒ぶる波を越え、巨大鮫を操る伝説の男・デーヴァラを『RRR』で日本でもブレイクを果たしたトリウッドのスーパースター、NTR Jr.が演じる「デーヴァラ」が3月28日(金)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。新ビジュアルと歌唱・ダンスシーンの本編映像が初解禁となった。 新規ビジュアルでは、デーヴァラの神々しい姿が捉えられている。やがて敵対することになる他の村に対抗し、人々を守ろうとするデーヴァラを象徴するかのように、無数の槍が向けられた中でも、鋭い眼光で仁王立ちする頼りがいある姿だ。 一方解禁された映像は4つの村が決闘し勝利した村が相伝の武器を受け継ぐ“武器祭礼”の夜から始まる。まさに神と呼ばれた男の片鱗が垣間見えるシーンだ。仲間の士気を極限まで高め、一糸乱れぬ“首振りダンス”を披露し、覚醒させていく。 https://youtu.be/GXSnFIaKUMA Story 1996年、クリケットのワールドカップを控えたインドに衝撃が走る。巨大犯罪組織による破壊工作の情報を得た警察本部は、それを阻止すべく作戦を開始。犯罪組織のリーダーを追って、特別捜査班が凶悪な密輸団の巣窟として恐れられていた“赤海”と呼ばれる村へと向かった。困難を極めた捜索の末、捜査班は十数年にわたって凄惨な抗争が続くその土地で、愛と正義を貫いたデーヴァラという英雄とその息子の血塗られた伝説を知ることになる…。 「デーヴァラ」 監督:コラターラ・シヴァ 出演:NTR Jr.、ジャーンヴィー・カプール、サイフ・アリー・カーン 2024年/インド/172分/シネマスコープ/5.1ch/原題:Devara 字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:山田桂子/映倫区分:PG12 配給:ツイン © 2024 NTR Arts. All rights reserved ▶「RRR」のNTR Jr.主演。英雄のノンストップ海洋バトル「デーヴァラ」