かから始まるものでの検索結果
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カート&コートニー
グランジバンド『ニルヴァーナ』の中心人物で1990年代ロックシーンを駆け抜けながら1994年に自殺したカート・コバーンの死を取り巻く状況を調査するドキュメンタリー。監督は「ダイヤモンド・スカル」や後に「ハート・アタッカー」を撮ったニック・ブルームフィールド。 -
影の列車
フランス北西部のオート=ノルマンディ地方ウール県ル・テュイにて16ミリと35ミリの素材を用いてスペインの監督ホセ・ルイス・ゲリンが撮った前衛的メロドラマ。リュミエール兄弟のシネマトグラフが公開されて100年目の1996年に製作された。モノクロフィルムと色とりどりの風景が混ざりあい、ノスタルジアを生み出している。1997年5月13日に第50回カンヌ映画祭「監督週間」にてプレミア上映され、同年12月13日にポルトガルで公開。翌年98年1月23日にスペインで公開された。2012年6月30日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された「映画の國名作選IV ホセ・ルイス・ゲリン映画祭」にて上映。 -
風と共に散った学校
イラン映画を代表する巨匠のひとり、モフセン・マフマルバフ監督が1997年に製作した8分間の小品。山岳地帯の遊牧民学校に現われた老人と、教師とのやりとりをユーモラスに描く。2002年のマフマルバフ監督の「アフガン・アルファベット」上映に際して、監督の末娘ハナの作品「おばさんが病気になった日」と“こどもと教育”をテーマに同時上映された。 -
榕樹(ガジュマル)の丘へ
都市・広州を舞台に少女と老婆の交流を通じて、現代親子関係の崩壊を描くドラマ。中国映画第四世代を代表するフー・ピンリウが監督。1999年12月2日より、東京・国際交流フォーラムにて開催された「アジア映画シリーズ8 中国映画展1999」にて特別上映。1999年12月26日より、東京・六本木 三百人劇場にて開催された「中国映画の全貌2000」にて一般公開。 -
輝きの海
海辺に生きる孤独な女性と流れついた男の情熱的な愛を描いたラヴ・ロマンス。「地獄の黙示録」など映画化作品でも知られる文豪ジョゼフ・コンラッドの短編小説『Amy Foster』の映画化で、監督には「三人のエンジェル」のビーバン・キドロン。脚本・製作総指揮はティム・ウィロックス。製作はポリー・タプソンとチャールズ・スティール。撮影は「キャリア・ガールズ」のディック・ポープ。音楽は「マーキュリー・ライジング」の名匠ジョン・バリー。美術は「エメラルド・フォレスト」のサイモン・ホランド。編集はアレックス・マッキーとアンドリュー・モンドシェイン。衣裳は「オセロ」のキャロライン・ハリス。出演は「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のレイチェル・ワイズ、「ザ・クロウ」のヴァンサン・ペレーズ、「ゴールデンボーイ」のイアン・マッケレン、「パーフェクト・カップル」のキャシー・ベイツ、「ファイアーライト」のジョス・アックランドほか。 -
ガールズナイト(1997)
親友同士の二人の中年婦人の友情を描いたハートフルなヒューマンドラマ。監督はテレビ界出身のニック・ハラン。脚本は英国のテレビで注目されたケイ・メラー。製作はビル・ボイス。製作総指揮は「マイ・レフト・フット」のピッパ・クロス。撮影はデイヴィッド・オッド。音楽はエド・シェアマー。美術はタフ・バトリー。編集はジョン・リチャーズ。出演は「秘密と嘘」のブレンダ・ブレッシン、「ステッピン・アウト」のジュリー・ウォルターズ、「ペイバック」のクリス・クリストファーソン、「旅する女 シャーリー・バレンタイン」のジョージ・コスティガン、「ブラス!」のフィリップ・ジャクソンほか。 -
ガッジョ・ディーロ
フランスからやってきた青年とロマ(ジプシー)の村人たちとの心の交流を描いた一編。監督・脚本・音楽は「モンド」のトニー・ガトリフで、ロム系の血を引くという彼は、『Les Prices』『Lacho Drom』(日本未公開)に続き、この作品で流浪の氏3部作を完成させた。製作総指揮はガイ・マリグナネ。撮影はエリック・ギシャール。美術はブリジット・ブラッサール。編集はモニーク・ダルトーネ。録音はニコラス・ネイジェルソン。出演は「ドーベルマン」のロマン・デュリス、新人、ローナ・ハートナー(97年モントリオール世界映画祭主演女優賞受賞)ほか。実際にロマの楽士であるイシドール・サーバンはじめ、ロマの村人たちが出演。97年ロカルノ国際映画祭銀豹賞、主演女優賞など計5部門受賞作品。2023年月29日、デジタルリマスター版公開。90点 -
GUMMO ガンモ
アメリカの荒廃した小さな町で生き抜く少年たちの生き様をコラージュを多用した斬新なタッチで綴った一編。監督・脚本は「KIDS」の脚本で注目されたハーモニー・コリンで、彼の監督デビュー作。製作は「KIDS」「GODZILLA ゴジラ」のケーリー・ウッズ。共同製作はロビン・オハラとスコット・マコーレー。撮影は「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」のジャン=イヴ・エスコフィエ。音楽監修のランデル・ポスター(「普通じゃない」)、美術のデイヴ・ドーエンバーグ、編集のクリストファー・テレフセン(「チャイニーズ・ボックス」)は「KIDS」に続く参加。衣裳は出演もしている「KIDS」のクロエ・セヴィニーが担当。出演は「ケロッグ博士」のジェイコブ・レイノルズほか、映画初出演の少年少女が顔をそろえる。97年ヴェネツィア国際映画祭で国際批評家連盟賞受賞。 -
河(1997)
現代の台湾を舞台に、都市に生きる人々の孤独を乾いたタッチで描いた一編。監督は「青春神話」「愛情萬歳」のツァイ・ミンリャンで、彼の監督第3作。脚本はツァイとヤン・ピーイン、ツァイ・イーチュン。製作のシュー・リーコン(「台北ソリチュード」、チウ・シュンチンと共同)。製作総指揮はチャン・フーピン。撮影のチャオ・ペンロン(「熱帯魚」)、美術のリー・パオリンは全3作でツァイと組む。録音は「愛情萬歳」に続きヤン・チンアン。編集はチェン・シェンチャンとライ・チェンチン。主演は、デビュー作の「青春神話」以来、ツァイ・ミンリャン作品の顔であるリー・カンション。共演は「青春神話」のミャオ・ティエンとルー・シアオリン、「台北ソリチュード」のチェン・シアンチー、特別出演で「愛情萬歳」のヤン・クイメイ、「スタント・ウーマン 夢の破片」のアン・ホイ監督が顔を見せる。98年キネマ旬報ベスト・テン第8位。2024年7月20日より『台湾巨匠傑作選2024』にて劇場上映(配給:オリオフィルムズ)。 -
カドリーユ(1997)
パリを舞台に4人の男女の恋の駆け引きを描いた一編。往年の劇作家・映画監督のサッシャ・ギトリの自作の同名映画化(38)を、「おかしなおかしな冒険者」などの女優・歌手ヴァレリー・ルメルシェが自らの主演・初監督でリメイク。製作はダニエル・トスカン・ドゥ・プランティエとパトリス・アダト。撮影はアントワーヌ・ローシェ。音楽はルメルシェのパートナーの人気ミュージシャン、ベルトラン・ブルガラ。美術はピエール・ル・タンとフランソワ・コムト。編集はダン・ファクンドとニコール・ベルグラン。共演は「メランコリー」のアンドレ・デュソリエ、「哀しみのスパイ」のサンドリーヌ・キベルラン、「絹の叫び」のセルジョ・カステリット。