みから始まるものでの検索結果
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密輸 1970
「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワンが監督、2023年第44回青龍映画賞最優秀作品賞等4冠に輝いた、実話から着想を得た犯罪アクション。海が汚染され窮地に立ったジンスクら海女さんチームは、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うが……。海女さんチームを率いるジンスクを「人生は、美しい」のヨム・ジョンアが、ジンスクの親友チュンジャを「国家が破産する日」のキム・ヘスが、密輸王クォンを「モガディシュ 脱出までの14日間」のチョ・インソンが演じ、1970年代半ばを舞台に海女や密輸王、チンピラ、税関の思惑が絡み合う一攫千金を狙った大勝負を描く。60点 -
ミルクの中のイワナ
“神秘の魚”イワナの生態を通じて、人間と自然の関係に迫ったドキュメンタリー。謎の多いイワナの生態系がいま、危機に瀕している。SDGsや生物多様性が叫ばれる昨今、“種を守る”とはどういうことか、地域社会と環境をいかに保全すべきなのか……。国立研究開発法人水産技術研究所の中村智幸、東京大学大気海洋研究所教授の森田健太郎、ミュージシャンの宮沢和史らが出演。監督は、岩手県・遠野市を舞台に、死生観をテーマにした映像作品『DIALOGUE WITH ANIMA』などを手掛けた映像作家の坂本麻人。 -
宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海
俳優であり、「ひとくず」の監督でもある上西雄大が贈る「宮古島物語ふたたヴィラ」の続篇。父の貴吉(こうきち)が宮古島に建てたホテルを継ぐことを請われて、大阪から渋々やってきた娘の陽葵(ひまり)。母と自分を捨てたと思っていた亡き父のホテルは、泊まれば再会を果たせる「ふたたヴィラ」と呼ばれ、人々の交流の場所となっていた。美しい宮古島を舞台に、家族の不滅の愛と絆の物語が紡がれる。マドリード国際映画祭にて、最優秀賞と最優秀主演男優賞(上西雄大)を受賞。 -
緑の夜
「355」のファン・ビンビンと「ベイビー・ブローカー」のイ・ジュヨンが共演したドラマ。苦難に満ちた過去から逃れるため、中国を離れて韓国で暮らすジン・シャは、ミステリアスな緑色の髪の女と出会い、危険で非合法な闇の世界に巻き込まれていく。共演は「イントロダクション」「アバンチュールはパリで」などのホン・サンス作品で活躍するキム・ヨンホ。 -
みなに幸あれ
第1回日本ホラー映画大賞にて大賞を受賞した短編を新鋭・下津優太監督が自ら長編化。田舎で暮らす祖父母のもとへ久しぶりに訪れた看護学生の“孫”。幸せな時間を過ごすなか、どこか違和感を覚える孫に、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫って来る。出演は「スクロール」の古川琴音、「見えない目撃者」の松大航也。総合プロデュースを手がけるのは日本ホラー映画界の重鎮・清水崇。 -
ミツバチと私
自分の性別に悩みを持つ少年とそれを見守る家族を映し出す、スペインのエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督による長編デビュー作。夏のバカンスでフランスからスペインに家族と訪れた8歳のアイトール。ある日、叔母が営む養蜂場でミツバチの生態を知り……。アイトールを演じたソフィア・オテロは、映画初出演の本作で第73回ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演俳優賞)を史上最年少で受賞。第36回東京国際映画祭では『20000種のハチ(仮題)』のタイトルで上映され、エシカル・フィルム賞を受賞した。 -
未帰還の友に
戦争に引き裂かれた教え子の恋を描いた太宰治の短編を、「女生徒・1936」でも太宰作品をモチーフにした福間雄三監督が映画化した人間ドラマ。教え子・鶴田と酒を交わす先生。出征を控える鶴田は、苦悩の末に居酒屋の娘マサ子との別れを決心したことを告げる。出征したまま未だ帰らぬ年少の友の身の上を思う先生を「花筐 HANAGATAMI」の窪塚俊介が、教え子・鶴田を本作に製作として参加している田中じゅうこう監督作「ロボット修理人のAi(愛)」で主演を務めた土師野隆之介が演じるほか、詩人・萩原朔太郎を祖父に、小説家・萩原葉子を母に持つ俳優・演出家の萩原朔美が井伏鱒二役で出演。 -
右へいってしまった人
「KATACHI」の堂野アキノリ監督の長編第2作。パラレルワールドに迷いこんだ男性が、大切な人とすれ違ってしまったことで、諦めた音楽の道をもう一度めざす青春ラブストーリー。東海地方をメインに活躍するBOYS AND MEN の平松賢人が主人公の鷹介役を演じ、実在する巨大シェアハウス「オークハウス」などでロケされた。劇中で組まれるバンド、SUNSET SEASONのギタリスト・修二を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞~三百年の子守唄~』の財木琢磨。鷹介の妻・水帆を、『仮面ライダービルド』の高田夏帆が演じた。 -
水いらずの星
『海と日傘』で1996年第40回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家の松田正隆の戯曲を、「海辺の生と死」の越川道夫監督が映画化。6年前に別の男と駆け落ちし今や体を売り孤独に生きる女の前に突如夫が現れ、空白の時間を埋めるように心と体を重ね……。絶望の淵に立つ女と男の再会とただならぬ愛を、「ザ・ミソジニー」の河野知美と、「鬼が笑う」の梅田誠弘を主演に据え描く。河野知美は古山知美名義で企画・プロデューサーも務めた。 -
Me? Xavier! (ミ?ザビエル!)
宣教師フランシスコ・ザビエルの苦悩を、歌と踊りで描き出す時代劇ミュージカル。盟友フェルナンデス、通訳のアンジロウらと共に天皇に謁見しようと京へ向かっていたザビエル。道中、大内義隆が統治する山口で布教の練習を試みるも、まったく言葉が噛みあわず……。出演は、ダンサー、振付師の真島茂樹、舞台を中心に活躍する元宝塚歌劇団の緒月遠麻、劇団四季ミュージカル『ライオンキング』で初代シンバ役を務めた坂元健児。監督は「火面 嘉吉の箭弓一揆」の秋原北胤。