わから始まるものでの検索結果
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私の見た世界
日本犯罪史に残る大事件として世間の耳目を集めた松山ホステス殺人事件。その福田和子が松山拘置所内で自ら綴った原稿用紙360枚にわたる激動の半生『涙の谷』(扶桑社刊)を原作に、女優の石田えりが、自ら監督・脚本・編集・主演の4役に携わり映画化。 -
惑星ラブソング
ひとつの歌が導くのは―愛と平和を探す不思議な旅。広島出身の時川英之監督が、自らプロデュース・脚本を手がけ、戦後80年という大きな節目に今の広島の平和について描くファンタジー。若者、旅行者、少年と少女が、時空を超えて交流していく。プロデューサーは横山雄二、出演は曽田陵介、秋田汐梨、チェイス・ジーグラー、八嶋智人ほか。 -
悪い夏
第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人による同名小説を「ビリーバーズ」の城定秀夫監督が映画化。市役所に務める佐々木は、同僚が生活保護受給者の女性に肉体関係を迫っていると知り、その女性を訪ねるが、それをきっかけに犯罪に巻き込まれてゆく。脚本は「ある男」で2022年・第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した向井康介。主人公・佐々木を「東京リベンジャーズ」シリーズの北村匠海が演じる。 -
我が家の事
ごく普通の家族の歴史に脈々と引き継がれる秘密。その秘密によって苦しみ、引き裂かれ、再び結ばれる姿を、家族それぞれの視点から丁寧かつ滑稽に描くドラマ。監督はパン・カーイン。出演はラン・ウェイホア、カオ・イーリン、ツェン・ジンホア、ホアン・ペイチー、ヤオ・ジュンヤオほか。2025年3月14日より開催の「第20回大阪アジアン映画祭」にて上映。 -
私たちが光と想うすべて
「何も知らない夜」で注目されたインドの新鋭パヤル・カパーリヤー監督が、ままならない人生に揺れる女性たちを描き、インド映画史上初の第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞をはじめ、世界中の賞レースを席巻したヒューマンドラマ。病院で看護師として働くプラバ役は「Biriyaani」(原題)や「女の子は女の子」のカニ・クスルティ、アヌ役は「Ariyippu」(原題)のディヴィヤ・プラバ、病院の食堂で働くパルヴァディ役は「花嫁はどこへ?」のチャヤ・カダムが務めた。オバマ元大統領より2024年作品のベスト10に選ばれ、70ヵ国以上で上映が決定している。 -
我来たり、我見たり、我勝利せり
オーストリア映画界の新たな鬼才ダニエル・ヘースル&ユリア・ニーマン監督による日本初公開作。エレガントで家族思いの億万長者アモンの趣味は“狩り”。だがそれは無差別に人を撃ち殺し続けるというものだった。そんな“上級国民”のお遊びに、法の鉄槌は下るのか。資本主義の終末的世界をシニカルに描き出す問題作。出演は、オーストリア出身のベテラン俳優ローレンス・ルップ、「さよなら、アドルフ」のウルシーナ・ラルデ。製作を「パラダイス」3部作や「サファリ」のウルリヒ・ザイドルが務める。 -
わたしの頭はいつもうるさい
インディーズ映画の登竜門・第18回田辺・弁慶映画祭で、初監督、主演、プロデュースも兼ねた宮森玲実が俳優賞に輝いた青春ドラマ。小説家を目指して上京したものの、泣かず飛ばずの25歳の“のぞみ”は、18歳の“ノゾミ”から“ちゃんとやったか?”と問い詰められ……。共演は「ナミビアの砂漠」の細井じゅん、「誰かの花」の笠松七海、「死刑にいたる病」の鈴木卓爾、「朽ちないサクラ」の藤田朋子。2025年5月9日よりテアトル新宿にて開催の「田辺・弁慶映画祭セレクション2025」にて上映。 -
わたのまち、応答セヨ
「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」の岩間玄と『進め!電波少年』などのテレビプロデューサー、土屋敏男がタッグを組み、三河・蒲郡市の「わたのまち」に光を当てるドキュメンタリー。かつて活気に満ち溢れた「繊維産業」の今に切り込む映画をスタートさせた二人は、製作の過程で苦闘し、やがて“モノ作りとは何か?”という自らの覚悟をも試されることとなる。作り手も被写体も予想だにしなかった方向へ転がり出し、予定調和を次々と破壊する再生と復活への狼煙の物語。語りを務めるのは、「ケイコ 目を澄ませて」の岸井ゆきの。 -
私の親愛なるフーバオ
韓国で生まれた最初のジャイアントパンダ、フーバオと飼育員たちの1354日間を記録したドキュメンタリー。2020年、コロナ禍に誕生したフーバオは、、韓国はもちろん、世界中から愛される存在へと成長したが、4歳になる2024年、中国へ返還されることになる。韓国最大のアミューズメントパークともいわれるエバーランドで過ごすフーバオと両親(アイバオ、ローバオ)、妹たち(ルイバオ、フイバオ)の貴重な映像の数々とともに、生まれた時からフーバオと過ごし、世話をしてきた飼育員たちの愛と葛藤にも焦点を当てる。 -
私たちは天国には行けないけど、愛することはできる
階級差別や性差別、そして暴力の影が色濃く残る韓国の1999年を舞台に、何もかもが容易ではなかった状況を手をたずさえて打破していく少女たちの愛と友情の青春ラブストーリー。ハン・ジェイ監督が偶然読んだ本の一節から着想を得たという悲観と楽観が混在する作品タイトルのごとく、世紀末の10代の少女たちを取り巻く理不尽な境遇と、それにも関わらず愛することの喜びと美しさを対比させて描く。主演は「はちどり」のパク・スヨンとドラマ『イカゲーム』のイ・ユミ。未来を確信できない終末観が漂う時代に、互いの愛を唯一確信し、その愛を守ろうとした少女たちの世界が、見る者に純粋な初恋の記憶を呼びさます。