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ベニスの愛
水底に消える悲劇の都ヴェニスを舞台に、結婚、別離、再会、死そして男と女の悲哀を一日の出来事として描いた作品。監督は「ローマで夜だった」「続黄金の七人 レインボー作戦」のエンリコ・マリア・サレルノ監督第一作である。脚本はエンリコ・マリア・サレルノとジュゼッペ・ベルト、撮影はマルチェロ・ファルテ、音楽はステルヴィオ・チプリアーニとジョルジョ・ガスリーニが各々担当。 -
火の森
ミステリアスな森の中に迷い込んだ一人の青年と美しい三人の女との恋の物語。製作は、アレッサンドロ・ヤコボニ、監督・脚本は「野獣暁に死す」のアントニオ・チェルヴィ、撮影は、セルジオ・ドフィツィ、音楽は、アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノとレイモンド・ラヴロックが各々担当。主題歌はラブロックが歌っている。出演は「ガラスの部屋」のレイモンド・ラヴロック、ハイデー・ポリトフ、シルヴィア・モンティ、エブリン・スチュアート、グイド・アルベルティなど。 -
純愛日記
若い世代と大人たちとの断絶の現代の中で若い二人の淡い感情とセックスへのおののきと憧れを描いた作品。監督は脚本・編集ともに弱冠26歳の新人ロイ・アンデルソンが担当、撮影は「みじかくも美しく燃え」のヨルゲン・ペルソン、音楽はビヨルン・イスフェルトが各々担当。出演は監督のアンデルソンに発見された女優カリン・ファルクの息子ロルフ・ソールマン(15歳)、何千人もの候補者から選ばれたアン・ソフィ・シリーン(16歳)、アニタ・リンドブロム、バーティル・ノルストレム、マグレート・ヴェバースなど。 -
渚の果てにこの愛を
素晴らしい風光の中に展開する灼熱の恋とサスペンス……。監督は「恋するガリア」「太陽のサレーヌ」「パリ大捜査網」などのジョルジュ・ロートネル。モーリス・キュリーの原作をジョルジュ・ロートネル、パスカル・ジャルダン、ジャック・ミラー、シャルル・ドラが共同脚色、撮影は「パリ大捜査網」のモーリス・フェルー、音楽をクリストフとクリニックが各々担当。出演は「栄光への戦い」のミムジー・ファーマー、女優ジェニファー・ジョーズと故ロバート・ウォーカーを両親とする「真昼の逃亡者」のロバート・ウォーカー、「バスタード」のリタ・ヘイワース「渇いた太陽」「奴らを高く吊るせ!」のエド・ベグリー、「大強盗団」のソフィー・アルディなど。100点 -
風の季節
貞淑な人妻が夫以外の若い男から思いもかけぬ愛の告白を受けた時、心の底の甘い感情が疼き出す……。製作は「幸福」「ロシュフォールの恋人たち」の女プロデューサー、マグ・ボダール、監督は〈カイエ・デ・シネマ〉の編集者で「唇によだれ」のジャック・ドニオル・ヴァルクローズ、シモーヌ・ラテルの原作をアンヌ・トゥロムラルが脚色、撮影はギスラン・クロケ、音楽はモーツァルトを基調に「去年マリエンバートで」のアンドレ・ジラール。出演は「輪舞(1964)」「大進撃」のマリー・デュボア、新人マチュー・カリエール、モーリス・ガレル、ジャン・フランソワ・モーランとマリー・ベロニク・モーラン兄妹、クロード・ティトルなど。 -
ジェラシー(1970)
美しい花売娘に惚れられたのが運のツキで女房も忘れ恋敵と争ううち、あやまって彼女を刺し殺さざるをえなくなったイタリア男の悲喜劇。製作はピオ・アンジェレッティとアドリアーノ・デ・ミケーリ、監督は「もしお許し願えれば -女について話しましょう」のエットーレ・スコラ、脚本はスコラとアジェノーレ・インクロッチ、フリオ・スカルペッリの共同で、撮影は「赤い砂漠」のカルロ・ディ・パルマ、音楽を「昨日・今日・明日」のアルマンド・トロバヨーリ、美術はルチアーノ・リッケリ、編集をアルベルト・ガリッティが各々担当。出演は「ひまわり」のマルチェロ・マストロヤンニ、「唇からナイフ」「結婚大追跡」のモニカ・ヴィッティ、「サンタ・ビットリアの秘密」のジャンカルロ・ジャンニーニ、その他マノーロ・サルツォ、マリサ・メルリーニ、ヘラクレス・コルテス、ジョゼフィーナ・セラトーザなど。 -
哀愁のパリ
太陽の輝く南仏に繰り広げられる翳りある人妻と若い青年の悲恋。製作はジョルジュ・シェイコ、監督・脚本は新人のジョルジュ・ファレル、原作はアルフォンス・ドーデの小説で、撮影はジャック・ロバン、音楽は「ラムール」のジョルジュ・ガルヴァランツ、作詞をシャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが各々担当。出演は「さらば夏の日」のルノー・ベルレー、「彼女について私が知っている二三の事柄」のマリナ・ヴラディ、その他、「ティファニーで朝食を」のホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、「続・殺しのライセンス」のドーン・アダムス、「雨の訪問者」のガブリエレ・ティンティ、新人ロレーヌ・レーネルなど。 -
晴れた日に永遠が見える
精神病医と、14回も生まれ変わったという超感覚をもつ娘のラブ・ストーリー・ミュージカル。製作はハワード・W・コッチ、監督は「いそしぎ」のヴィンセント・ミネリ、脚本・作詩は「恋の手ほどき(1958)」のアラン・ジェイ・ラーナー、撮影は「マイ・フェア・レディ」のハリー・ストラドリング、音楽は「フィニアンの虹」のバートン・レーン、編曲指揮を「エル・ドラド」のネルソン・リドル、振付をハワード・ジェフリー、衣装は「マイ・フェア・レディ」のセシル・ビートンとアーノルド・スキャッシがそれぞれ担当。出演は「ハロー・ドーリー!」のバーブラ・ストライサンド、「Z」のイヴ・モンタン。その他ラリー・ブライデン、ジャック・ニコルソン、ボブ・ニューハート、ジョン・リチャードソンなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。90点 -
マイラ
男から女へ性転換をして世間をアッといわせた男の変わったロマンス劇。製作は「ミス・ブロディの青春」のロバート・フライア、監督は「ジョアンナ」のマイケル・サーン、ゴア・ヴィダルの同名小説をサーンとデイヴィッド・ガイラーが脚色、撮影は「華麗なる週末」のリチャード・ムーア、音楽は「ドリトル先生不思議な旅」のライオネル・ニューマンが担当。出演は「デンジャー」のラクェル・ウェルチ、戦前の「あたしは別よ」等、27年ぶりのメイ・ウェスト、「クレムリンレター」に監督・出演のジョン・ヒューストン。その他、レックス・リード、「あの愛をふたたび」のファラ・フォーセット、ロジャー・C・カーメルなど。ビデオタイトル「マイラ むかし、マイラは男だった」。 -
ひまわり(1970)
戦争という大きな運命の前に散っていった愛。制作指揮はジョゼフ・E・レヴィン、製作はカルロ・ポンティとアーサー・コーン、監督は「恋人たちの場所」のヴィットリオ・デ・シーカ。脚本はチェザーレ・ザヴァッティーニ、アントニオ・グエラ、ゲオルギ・ムディバニの共同執筆、撮影はジュゼッペ・ロトウンノ、音楽はヘンリー・マンシーニ、編集はアドリアーナ・ノヴェッリがそれぞれ担当。出演は、「男と女と金」のマルチェロ・マストロヤンニ、「イタリア式奇蹟」のソフィア・ローレン、「戦争と平和」のリュドミラ・サベーリエワ、ほかにアンナ・カレーナ、ジェルマーノ・ロンゴ、グラウコ・オノラート、カルロ・ポンティ・ジュニアなど。『ひまわり HDレストア版』日本語吹替版が、2023年7月28日より一部の劇場にて公開。70点