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ぼくの好きな先生(2018)
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲が自らカメラを手に撮影した画家・瀬島匠のドキュメンタリー。大学で学生を指導しつつ、日本中を駆け巡って創作活動をしている瀬島。自由奔放に人生を謳歌しているように見えるが、ある宿命を背負っていた。90点- 重厚感のある
- 考えさせられる
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描きたい、が止まらない
正規の美術教育を受けていない人々が独自の発想により創り出す芸術「アール・ブリュット」で知られる古久保憲満に迫るドキュメンタリー。発達障がいを抱える彼が、ボールペンと色鉛筆だけで超細密画を描く過程や、自立を目指し新たな一歩を踏み出す姿に密着。監督は、数々のテレビドキュメンタリーを手がけてきた近藤剛。 -
ドキュメンタリー映画 岡本太郎の沖縄
日本を代表する芸術家・岡本太郎の二度に渡る沖縄への旅を振り返るドキュメンタリー。「日本人とは何か?」「自分自身とは?」と問い続けた芸術家・岡本太郎は、その答えを求めて1959年と1966年、沖縄を訪れた。そこで彼が目にしたものとは……。監督を務めたのは、雑誌編集や大学職員を経て、ドキュメンタリー映画の企画・製作を行なっている葛山喜久。2018年10月27日より沖縄・桜坂劇場ほか順次公開。 -
旅するダンボール
世界から注目を集める“段ボールアーティスト”島津冬樹の活動を追ったドキュメンタリー。東京で偶然に見つけた、かわいらしいポテトの段ボール。その源流を辿って日本を飛び出した島津が、この段ボールと関わった様々な人たちと出会う3年間の旅を映し出す。監督は、ハリウッドをベースに映画の製作現場で活躍中のディレクター、岡島龍介。プロデューサーは「希望の国」の汐巻裕子。音楽を「エキストランド」の吉田大致が務める。 -
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 アクラム・カーン版『ジゼル』
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の人気公演『ジゼル』を映画館で上映。社会から見放された移民のコミュニティに暮らすジゼルは、裕福なアルブレヒトと愛し合っていたが、彼女に想いを寄せる労働者のヒラリオンが、2人の仲を引き裂こうと目論む。ジゼルを演じるのは、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の芸術監督も務めるタマラ・ロホ。名振付師アクラム・カーンが手掛けた本公演は、その斬新な解釈が絶賛され、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団が世界から注目を集めるきっかけとなった。 -
地蔵とリビドー
知的障害や精神疾患を持つアーティストたちを追ったドキュメンタリー。ジャーナリストや美術関係者へのインタビューを交え、そのユニークな創作スタイルや工房で過ごす日常の様子を取材。“精神状態と創作の関係性”など、彼らの切実なる表現欲求の根源を探る。監督はクリエイティブディレクターの笠谷圭見。音楽をヴァイオリニストのイガキアキコが務める。2018年9月29日よりシネ・リーブル梅田にて2週間限定上映。2018年11月10日よりシアター・イメージフォーラムにて公開。 -
太陽の塔
1970年開催の日本万国博覧会(大阪万博)テーマ館の一部として岡本太郎の意匠により制作され、大阪のシンボルのひとつとして親しまれる太陽の塔にフォーカスしたドキュメンタリー。ルーツや関係者の証言等を通し、太陽の塔に込められたメッセージに迫る。監督は、第61回カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルのチタニウム&インテグレーテッド部門にてグランプリを獲得した『Sound of Honda/Ayrton Senna 1989』に携わるなど、数多くのMVやCMを手がけてきた関根光才。特集『カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2018』にて先行上映。90点 -
スティルライフオブメモリーズ
フランスの画家・写真家アンリ・マッケローニの写真集に想を得た「無伴奏」の矢崎仁司監督作。新進気鋭の写真家・春馬の写真展にキュレーターの怜が訪れる。その作品に心を奪われた怜は、何も訊かないこととネガをもらうことを条件に自分を撮ってほしいと春馬に切り出す。主人公の春馬を演じるのは、「ストロベリーショートケイクス」以来、矢崎監督と2度目のタッグとなる安藤政信。共演は「光と血」の永夏子、「蠱毒 ミートボールマシン」の松田リマ、「夢の女 ユメノヒト」の伊藤清美。音楽を「幼な子われらに生まれ」の田中拓人が担当。撮影は、矢崎監督のデビュー作「風たちの午後」以降、数々の矢崎作品を手がける石井勲。2018年3月10日、『第13回大阪アジアン映画祭』にてワールドプレミア上映。2018年3月17日、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018』にて上映。60点 -
モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険
絵本『おさるのジョージ』の原作者であるハンス&マーガレット・レイ夫妻にフォーカスしたドキュメンタリー。アニメーションを交えながら、ナチス侵攻から逃れた二人の波乱に満ちた人生をたどる。特集『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』ほか全国順次公開。 -
モリのいる場所
「祈りの幕が下りる時」の山崎努と「あん」の樹木希林が洋画家・熊谷守一夫妻を演じるヒューマンドラマ。守一の自宅の庭には様々な動植物が生きている。守一は30年以上、それらをじっと眺めるのを日課にしていた。守一の家には毎日のように人が訪ねてくる。監督・脚本は、「モヒカン故郷に帰る」の沖田修一。出演は、「3月のライオン」前・後編の加瀬亮、「谷崎潤一郎原案/TANIZAKI TRIBUTE『悪魔』」の吉村界人。60点