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「緊急接近 ZONE」のストーリー
湾岸戦争の英雄だったパイロットのラウディ(ロバート・ダヴィ)は、上司と対立して軍を辞め、今はマリファナを密かに空輸するセスナ機の操縦士として糊口をしのいでいる。しかし、彼の操縦技術は他の追随を許さず、セスナ機でジェット戦闘機の追撃をかわすことができるほどだった。東欧の核犯罪を追うCIA の特務捜査官ディック・アルソープ(ベン・ギャザラ)は、その腕に目を付け、罠を仕掛ける。女とベッドイン中のラウディを襲って女を射殺し、彼を犯人に仕立て上げたディックは、「東欧の核マフィアのボス、ローサーを暗殺し、その秘密基地を爆破すれば見逃してやる」と取り引きを申し出た。東欧に潜入したラウディは、現地で知り合った少年マイク(ララ・ハリス)の協力を得てローサー(アレクサンダー・コドノフ)の身辺を調査するが、それを知ったローサー側では次々に刺客を差し向ける。身の危険を感じたラウディはマイクのアパートに隠れるが、そこで彼はマイクが実はミカエラという女であることを知る。やがてミカエラがローサー一味に誘拐された。彼女を救出し、任務を遂行するため、ラウディは果敢に敵の基地に潜入。戦闘機を奪った彼はローサーと激しいドッグ・ファイトを繰り広げ、相手を倒す。基地は爆破され、ミカエラも無事救出された。