「モータル・コンバット(1995)」のストーリー
弟を何者かに殺された夢を見た中国人武道家のリュウ・カン(ロビン・ショウ)は故郷に戻り、そこで伝説の格闘神ライデン(クリストファー・ランバート)と出会い、香港で開かれる格闘技トーナメントに出場しろと言われる。一方、ハリウッドのアクション・スター、ジョニー・ケイジ(リンデン・アシュビー)も今以上に名声を得るため、大会に出場を決意。そして、犯罪組織の幹部・カノウを追う女捜査官のソニア(ブリジット・ウィルソン)もまた、香港を訪れていた。運命の糸にたぐりよせられるように3人は、トーナメントを主催する謎の人物、シャン・ツン(ケイリー・ヒロユキ・タガワ)の船に乗り込む。リュウは弟を殺した仇がシャン・ツンであることを知り、ソニアもカノウのボスが、この男だったことを知る。3人は、再び現れたライデンからこのトーナメント、伝説の格闘技大会″モータル・コンバット″の真相を聞く。それは地球の格闘戦士と、シャン・ツンの操る暗黒世界の邪悪な戦士の戦いの宴であった。シャン・ツンはこれまで9回の戦いに勝利し、次にもし地球の戦士が敗れたら、この世界は永遠に魔界のものになってしまう。選ばれし3人の戦士は大会での勝利を誓い、絶海の孤島に到着した。3人はカノウや4本腕の巨人ゴローといった強敵を次々と粉砕。シャン・ツンに滅ぼされた魔界の一族の生き残り、キタナ(タリサ・ソト)の協力を得て、リュウはついにシャン・ツンを倒した。勝利に沸くライデンと4人の戦士の前に魔王が出現したが、戦士たちは雄々しく立ち向かう。