「上海ブルース」のストーリー

'37年、上海。道化師をしているドレミ(ケニー・ビー)は、ある夜空襲にあい、逃げ込んだ橋のたもとで知りあった女性と恋におち、戦後この場所で再会することを約束する。10年後、ドレミは音楽家を夢みた日々を過ごし、一方シュウ(シルヴィア・チェン)というその女性は、クラブの人気歌手になっていた。ある夜シュウは、金を盗まれ、身寄りもない“踏み台”(サリー・イップ)という女性と出会い、彼女を自分の家に居候させる。そんな折、シュウの上の部屋にドレミが引っ越してくる。しかしふたりは互いの正体を知らず、さらに“踏み台”がドレミに一目惚れしてしまうのだった。そんなある雨の日、ドレミは鍵を忘れびしょ濡れになったシュウを部屋に招き、服をかわかせてやるが、その現場を“踏み台”が見て誤解する。やがてドレミとシュウは、橋のたもとで再会しようと約束したのがお互いであったことを知り、再会を喜ぶが、“踏み台”の気持ちを知ったシュウは、ひとり香港へ旅立ってゆくのだった。

今日は映画何の日?

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