「マダム・マロリーと魔法のスパイス」のストーリー

南フランスの山間に建つミシュラン1つ星のフレンチ・レストラン“ル・ソル・プルルール”のオーナー、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)は、最高のサービスと味を提供することに人生をかけている。ある日、故郷を追われ、ヨーロッパで再起を果たそうと旅していたインド人一家が、車の故障のために足止めを食う。そこで一家の父は、空き家となったレストランに興味を持ち、インド・レストランの開業を決断する。しかしそれは、マダム・マロリーのレストランからわずか100フィートの道を隔てた真向いにあった。一家の次男ハッサン(マニッシュ・ダヤル)は絶対味覚を持ち、料理名人だった亡き母から受け継いだ魔法のスパイスを操る天才料理人だった。しかし、大きな音量で音楽を流し、強烈な匂いのスパイスを使った料理を出す“メゾン・ムンバイ”は静かな雰囲気のフレンチとは対照的で、マダム・マロリーにとって向かいの店迷惑な存在だった。その上、市場での食材の奪い合いも巻き起こり、2つのレストランは一触即発の危機を迎える。さらに、窮地の一家を助けた縁でハッサンが想いを寄せていた女性マルグリット(シャルロッテ・ルボン)は、ル・ソル・プルルールの副料理長だった……。

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