「ERIC CLAPTON エリック・クラプトン Live at the Royal Albert HALL Slowhand at 70」のストーリー
伝統あるロンドンのロイヤル・アルバート・ホールは、エリック・クラプトンにとって大きな位置を占める場所のひとつ。ここで200回を超える公演を行ったアーティストは、彼ただ1人なのだ。このライブでは、“クリーム”、“デレク&ザ・ドミノス”時代から、30年に及ぶソロキャリアに渡って彼をインスパイアし続けてきた天才ブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンのナンバーまで、クラプトンの音楽人生のすべてが収められている。煙がたなびくブルース・クラブを思わせるセットでゆったりと幕を開けたライブは、『いとしのレイラ』、『アイ・ショット・ザ・シェリフ』、『ティアーズ・イン・ヘブン』、『ワンダフル・トゥナイト』といったヒット曲を次々と演奏してゆく。クラプトンとバンドは、ロイヤル・アルバート・ホールを濃密な音で満たし、観客を立ち上がらせる。やがて、名曲『クロスロード』、『コカイン』が待つ壮大なフィナーレへ。クラプトンをサポートするのは、ポール・キャラック、スティーヴ・ガッド、クリス・ステイントン、アンディ・フェアウェザー・ロウ、ネイザン・イーストなどいずれも名高いミュージシャンばかり。ライブ映像だけでなく、劇場向けのスペシャル映像も見もの。ポール・キャラック、アンディ・フェアウェザー・ロウ、ヒュー・フィルダー、ポール・セクストンらのインタビューを収録。このインタビューは、エリック・クラプトンについて深い洞察をもたらすと共に、ロイヤル・アルバート・ホールが長い間、彼の心の特別な部分を占めてきた理由を知る手掛かりになるはずだ。世界で最も偉大なロック・ギタリスト、エリック・クラプトン。その音楽人生が凝縮された一夜が不朽の映像となって甦る。