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「メル・ブルックス 逆転人生」のストーリー
ロサンゼルスの大富豪で伝説的なビジネスの天才ゴダード・ボルト(メル・ブルックス)は、ダウンタウンのスラム街にボルト・シティを建設する計画に情熱を傾けていた。だが、彼の最大のライバル、バンス・クラスウェル(ジェフリー・タンバー)と土地を巡ってぶつかり、ボルトはバンスの提案した「金もカードもなくスラム街で30日間生きぬいたら自分の所有地をやる」という賭けに乗り、その間の事業をプリチャード(スチュアート・パンキン)ら3人の弁護士に任せて、浮浪者のなりでスラムにやって来た。だが現実のスラムは厳しく、ボルトは一夜の宿にも困る始末だったが、バッグ・レディのモリー(レスリー・アン・ウォーレン)に出会い、助けられる。彼女を通して人間の生き方や考え方についても大きな変化が起こってくるが、一方バンスは、この賭けを反故にして、プリチャードらを買収してボルトの会社を乗っ取ってしまう。ショックを受け一時は錯乱してしまうボルトであったが、バンスがスラム街をシャベル車で破壊しようとするとついに怒りが爆発、シャベル車を奪ってバンスを追い詰め、彼の敗北を認めさせた。こうして会社に帰り咲いたボルトは、モリーとスラム街での結婚式を迎えるのであった。