私の想う国
わたしのおもうくに My Imaginary Country- 上映日
- 2024年12月20日
- 製作国
- チリ フランス
- 制作年
- 2022
- 上映時間
- 83分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 社会派
解説
「チリの闘い」やチリ弾圧の歴史を描いた3部作「光のノスタルジア」「真珠のボタン」「夢のアンデス」で知られるドキュメンタリー映画の巨匠パトリシオ・グスマンが、2019年にチリで起きた民主化運動の行方を追ったドキュメンタリー。首都サンティアゴで起きた地下鉄料金の値上げ反対運動はやがて爆発的なうねりとなり、保守的かつ家父長的な社会構造を揺るがしていく。そして2年後の2021年、36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領の誕生に結実した民主化運動を、グスマンは過去の記憶と往来を重ねながら、詩的で圧倒的な映像美と共に描き出す。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督清原惟パトリシオ・グスマン監督の新作は、チリで2019年に起きた社会運動を捉えている。特定のイデオロギーを持たない民衆によって、組織化されない改革運動が広まったことに... もっと見る
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編集者、映画批評家高崎俊夫50年前の「チリの闘い」以来、パトリシオ・グスマンはチリの現代史を記録する唯一無二のドキュメンタリストだ。本作は2019年、首都サンティアゴで地下鉄料金の値上げ... もっと見る
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リモートワーカー型物書きキシオカタカシ女性中心の社会運動でチリに決定的な変化が訪れた瞬間を捉えた、希望とオプティミズムに満ちた力強くも美しいドキュメンタリー……なのだが、... もっと見る
「私の想う国」のストーリー
2019年、チリで突然、民主化運動が動き出した。その口火を切ったのは、首都サンティアゴで起きた地下鉄料金の値上げ反対運動だった。その運動は、リーダーもイデオロギーもないまま爆発的なうねりとなり、やがてチリの保守的、家父長的な社会構造を大きく揺るがしていく。運動の主流となったのは、若者と女性たちだった。150万の人々が、より尊厳のある生活を求め、警察と放水車に向かってデモを実施。そして2021年、36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領誕生に結実する。目出し帽に鮮やかな花をつけ、デモに参加する母親、家父長制に異を唱える4人の女性詩人たち、先住民族のマプチェ女性として初めて重要な政治的地位についたエリサ・ロンコンなど、多くの女性たちへのインタビューと、パトリシオ・グスマン監督自身のナレーションが観客に寄り添い、革命の瞬間に立ち会うかのような体験に見る者を誘う。
「私の想う国」の映像
「私の想う国」の写真
「私の想う国」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「私の想う国」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 社会派 |
製作国 | チリ フランス |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2024年12月20日 |
上映時間 | 83分 |
製作会社 | Atacama Productions=Market Chile=Arte France Cinema |
配給 | アップリンク |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
公式サイト | https://www.uplink.co.jp/watashino/ |
コピーライト | (C) Atacama Productions-ARTE France Cinema-Market Chile |