人生の幻影
じんせいのげんえい Mirage de la vie- 上映日
- 1986年7月3日
- 製作国
- スイス
- 制作年
- 1984
- レーティング
- 一般映画
解説
「悲しみは空の彼方に」(59)等で知られるハリウッド映画監督ダグラス・サークの現在の姿を捉えながらサークの映画監督としての軌跡をたどるドキュメンタリー作品。監督は「トスカの接吻」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、編集・録音はリュック・イエルサン、美術はラウール・ヒメネスが担当。映画はまずサークの56年作品「天が許し給うすべてのもの」のラスト・シーンを映し出す。ソファに横たわっているロック・ハドソン。そこへ一度は彼と別れる決心をしたジェイン・ワイマンが戻ってくる--。戦前のドイツで映画を撮り始め、ナチ台頭後、夫人と共にアメリカに渡って、50年代のハリウッド映画の重要な監督の一人となった彼は、現在、スイスの保養地ルガノにある山荘で夫人と二人、静かな毎日を送っている。シュミットの向けるマイクに向かって、サークは、ハッピーエンドについて、アメリカでの夫妻の生活の思い出、人間のモラルについてを、となりに座った夫人の助言を借りながら語る。挿入される作品は、他に「必ず明日は来る」(56)「スキャンダル・イン・パリ」(46)「風と共に散る」(57)「悲しみは空の彼方に」等で、その劇的なシーンが、使われている。原題の “Mirage de la Vie”は、「悲しみは空の彼方に」のフランス語題名から取られている。16ミリ。
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ユーザーレビュー
「人生の幻影」のストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「人生の幻影」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「人生の幻影」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | スイス |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1986年7月3日 |
製作会社 | ロマンド・テレヴィジョン |
配給 | アテネ・フランセ文化センター |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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