解説
失われた愛の喪失に苦悩する、ある写真家の放浪を描くドラマ。製作はドゥニ・ロベールとロビン・スプライ。イヴ・ナヴァールの原作を基に、監督・脚本は「アンヌ・トリステール」のレア・プール、共同脚本はマルセル・ボーリュー、撮影はピエール・ミニョー、音楽はオズワルド・モンテスが担当。出演はマチアス・アビッシュ、ジョアンヌ・マリー・トランブレーほか。
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「愛の瞬間」のストーリー
残虐なニカラグアの取材からモントリオールに戻ってきた写真家のピエール(マチアス・アビッシュ)は、10年間一緒に愛情生活を送っていたダヴィッド(ミシェル・ヴォワタ)とサラ(ジョアンヌ・マリー・トランブレー)が、何も告げず引っ越したことにショックをうけ、次の戦場を舞台にしたルポの仕事を捨て、モントリオールでフォト・エッセイを綴る決心をする。ピエールはダヴィットとサラに詰め寄るが、ふたりは理由をはっきり告げようとしない。ただサラはダヴィッドとの間の子供を身ごもっていて、ふたりは新しい生活を始めていた。そんな時ピエールは、カンタン(ジャン・フランソワ・ピシェット)という聾唖の若者と出会う。ピエールの心に触れることができるのは、もはやカンタンだけだった。そして一冊の写真集が出来あがった時、少年の時の記憶から決別するために、ピエールは病院に篭もる。そしてそこから退院した時、ピエールはダヴィットとサラへの追憶から解放されるのだった。
「愛の瞬間」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「愛の瞬間」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | カナダ スイス |
製作年 | 1988 |
公開年月日 | 1990年5月26日 |
上映時間 | 92分 |
製作会社 | レ・フィルム・テレシネ=ザナドゥ・フィルム |
配給 | 俳優座シネマテン |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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1990年6月上旬号 |
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