解説
往年の大女優グレタ・ガルボに会うことを夢見て生きる中年女性の姿をコミカルに描く。製作はバート・ハリスとエリオット・カストナー。監督は「評決」のシドニー・ルメット、脚本はラリー・グルーシン、撮影はアンジェイ・バートコウィアク、音楽はサイ・コールマン、編集はアンドリュー・モンドシェインが担当。出演はアン・バンクロフト、ロン・シルヴァーなど。
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ユーザーレビュー
「ガルボトーク 夢のつづきは夢…」のストーリー
エステル(アン・バンクロフト)は、今夜もまた、テレビで放映されたグレタ・ガルボの「椿姫」を見てからベッドに入る。12歳の時に「肉体と悪魔」を見てガルボに憧れて以来彼女の映画をすべて見ている。目にしたスチールは必ず買い、彼女はまさにガルボと共に人生を送って来たのだ。彼女の1人息子ギルバート(ロン・シルヴァー)は、会計士。彼の妻のリサ(キャリー・フィッシャー)は、ロサンゼルスで建設請負業を営む裕福なパパのもとですくすくと育った甘えん坊。いつも実家に行きたがっている。クリスマスも近いある日、会社に行った彼は、自分のオフィスが同僚のものになっているのに気づき驚く。そんな彼に電話が入り母のエステルがマーケットでいざこざを起こし留置所に放り込まれたことを知らされる。彼女がこのような騒ぎを起こすことはしょっちゅうなのだ。留置所の帰り道でも道路の工事現場の男たちと喧嘩する始末。しかしこんなギルバートの生活が100パーセント変わる日がきた。エステルが脳腫瘍で余命いくばくもないと宣告されたのである。彼女は、死ぬ前に一目ガルボに会いたいとギルバートに頼むのであつた。ガルボの写真を隠し撮りしたという老写真家ドカキス(ハワード・ダ・シルヴァ)の協力を得て、徹底的にガルボ探索を開始するギルバート。会社の仕事そっちのけでガルボのアパートを訪ねたりファイア・アイランドの隠れ家に押しかけたりするが、費用ばかりかさんで、効果がない。折しもガルボ回顧展が開催されることになり、このパーティ会場で、ある映画評論家からガルボ映画にチョイ役で出ていた女優エリザベス・レニック(ハーミオン・ジンゴールド)の話を聞き、以前から好意を与せていたジェーン(キャサリン・ヒックス)の助けをかりて、レニックに会いに行った。ジェーンは会社で働きながら舞台で役につくのを待っている女優の卵である。レニックの話を参考にノミの市に出かけた2人は、そこで遂にガルボに会った。夢中で母エステルのことをガルボに語るギルバート。夢は叶えられた。病院に来たガルボは、エステルに会った。夢のようなひとときを過ごしあの世へと旅立つエステル。ギルバートの人生もすっかりかわった。リサは実家に帰ってゆき、ジェーンと生きることにしたのだ…。
「ガルボトーク 夢のつづきは夢…」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ガルボトーク 夢のつづきは夢…」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1984 |
公開年月日 | 1986年9月13日 |
製作会社 | エリオット・カストナー(UA)作品 |
配給 | MGM/UA=UIP |
レイティング | |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
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