解説
精神病院帰りの知的障害の殺人犯と少年の心の交流を、味わい深いタッチで描いた一編。主演・監督・脚本は、本作でアカデミー脚色賞を受賞して一躍脚光を浴びた『ファミリー 再会のとき』(V)のマルチ・アーティスト、ビリー・ボブ・ソーントン。製作総指揮は本作を製作したザ・シューティング・ギャラリーの設立者(ボブ・ゴッシと共同)でもあるラリー・メイストリッチで、製作は同社に所属する『カフェ・ソサエティ 背徳の群れ』(V)のブランドン・ロッサーと『ニュージャージー・ドライブ』(V)のデイヴィッド・ブッシェルが担当。音楽はミュージシャンでもあるソーントンらしいセンスで、U2、ボブ・ディランなどビッグ・アーティストのプロデュースで名をはせるダニエル・ラノワが起用され、独特の空気感を漂わせた音で聴かせる。共演は「8月のメモワール」のルーカス・ブラック、人気カントリー・ミュージシャンのドワイト・ヨーカム(「ロズウェル」)、「ノース ちいさな旅人」のジョン・リッター、『ブルースが聞こえる』(V)などのナタリー・キャナディ、「エグゼクティブ デシジョン」のJ・T・ウォルシュ、「フェノミナン」のロバート・デュヴァルほか。また、「デッドマン」でソーントンを起用した監督のジム・ジャームッシュがカメオ出演している。97年アカデミー賞脚色賞受賞、主演男優賞ノミネート(ソーントン)。
映画館で観る
配信で観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「スリング・ブレイド」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「スリング・ブレイド」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1996 |
公開年月日 | 1997年12月13日 |
上映時間 | 134分 |
製作会社 | ザ・シューティング・スター・ギャラリー作品(ミラマックス・フィルムズ提供) |
配給 | アスミック |
レイティング |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1997年12月上旬号 | COMING SOON【新作紹介】 スリング・ブレイド |
1997年12月下旬号 |
特集 スリング・ブレイド 作品評 特集 スリング・ブレイド ビリー・ボブ・ソーントンの軌跡 特集 スリング・ブレイド 俳優が監督になるとき |
1998年2月下旬決算特別号 | 外国映画紹介 スリング・ブレイド |