アメリカン・スプレンダー
あめりかんすぷれんだー American Splendor- 上映日
- 2004年7月10日
- 製作国
- アメリカ
- 制作年
- 2003
- 上映時間
- 101分
- レーティング
- ジャンル
- 伝記
解説
アメリカで大人気のコミック『アメリカン・スプレンダー』の作者、ハーヴィー・ピーカーの半生を、実在の本人たちの登場を交えて描く伝記映画。監督・脚本はこれが劇映画デビューとなるシャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。音楽は「バルセロナの恋人たち」のマーク・スオッゾ。美術は「10日間で男を上手にフル方法」のテレーズ・デプレズ。衣裳は「パーティー・モンスター」のマイケル・ウィルキンソン。出演は「ペイチェック/消された記憶」のポール・ジアマッティ、「コンフェッション」のジェームズ・アーバニアク、「ショウタイム」のジュダ・フリードランダー、「アバウト・シュミット」のホープ・デイヴィスほか。2003年サンダンス映画祭グランプリ、同年カンヌ国際映画祭ある視点部門国際映画批評家連盟賞、同年全米映画批評家協会賞最優秀作品賞、脚本賞、同年ドーヴィル映画祭国際批評家賞、同年エジンバラ国際映画祭新人監督賞ほか多数受賞。
ユーザーレビュー
「アメリカン・スプレンダー」のストーリー
オハイオ州クリーブランドで病院事務員として働くハーヴィー・ピーカー(ポール・ジアマッティ)は、2度目の妻に逃げられてしまい、冴えない毎日を過ごしている。コンプレックスまみれの彼だが、音楽には詳しく、ジャズの評論を書いたりしている。そんなある日、近所のレコードのガレージ・セールで、内気なロバート・クラム(ジェームズ・アーバニアク)という男と知り合う。2人は意気投合するが、まもなくクラムはコミックの才能を発揮し、サンフランシスコへ移住して一躍有名作家になった。あせりを感じたハーヴィーは、自分の日常を題材に、絵とは呼べない棒線でコミックを描いてみる。それを面白がったクラムは、絵をつけて作品を完成させる。それが『アメリカン・スプレンダー』として刊行され、たちまち大人気となった。それでもハーヴィーは病院での勤務を続け、同僚のオタクの友人トビー(ジュダ・フリードランダー)との会話などが、コミックのネタになった。そんなある時、デラウェア州のコミック専門店を経営する女性、ジョイス・ブラブナー(ホープ・デイヴィス)が、ハーヴィーに手紙を出した。彼は彼女をクリーブランドまで呼び寄せ、まもなく2人は結婚する。ハーヴィーの名声は年々高まり、ついにはテレビの人気トーク番組への出演もこなすように。しかしやがて癌が発覚。つらい治療を経て1年後、ハーヴィーとジョイスは養子を迎える。そしてハーヴィーは、同僚たちに囲まれながら長く勤めた病院を定年退職するのだった。
「アメリカン・スプレンダー」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「アメリカン・スプレンダー」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003 |
公開年月日 | 2004年7月10日 |
上映時間 | 101分 |
製作会社 | グッド・マシーン |
配給 | 東芝エンタテインメント |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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