解説
「アンテナ」の若き奇才・熊切和嘉監督作品。古泉智浩の伝説的コミックを原作に、普通のダメ青年の恋と脱線劇、そして人生の始まりを、みずみずしく描き出す青春野球ムービー。フォーク・ロック・デュオ野狐禅として活躍する竹原ピストルが映画初出演。共演は「キッズ・リターン」の安藤政信。
ユーザーレビュー
「青春・金属バット」のストーリー
27歳の難馬(竹原ピストル)は冴えない人生を送っているが、バットの素振りには半端でなく打ち込んでいる。目指すは”究極のスイング”。難馬はコンビニのバイトの帰り道、酔っぱらい女が、路上の車を蹴りまくっているのに遭遇。難馬は車の持ち主にバットを振り下ろし、彼女を抱きかかえて逃走。それが巨乳の女エイコ(坂井真紀)との出会いだった。中日の熱狂的ファンであるエイコは、ドラゴンズが負けて大荒れになり、酒屋に行くが、難馬には酒を買う金もない。エイコはコギャルを張り倒して金を奪う。コギャルとその彼氏は被害届を出しに派出所に行くが、警官の石岡(安藤政信)に追い返される。彼は不良警官だ。石岡と後輩は、巡回中、バットを持った男女を見かける。夜道でOLが「バット強盗」に襲われたばかりだ。その時、石岡が言う。「バナンバ?」石岡はかつて難馬と同じ野球部のエースだった。そんな中、エイコは悪ふざけで、試乗した新車をキズつけてしまう。弁償代のため、難馬はコンビニに強盗しに行き、金を奪う。アパートに帰ると、エイコが連れてきたペンキ屋のオチアイ(寺島進)が代金をせびる。2人はガソリンスタンドに強盗に入るが失敗して……。
「青春・金属バット」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「青春・金属バット」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2006 |
公開年月日 | 2006年8月26日 |
上映時間 | 96分 |
製作会社 | 日本出版販売/ビクターエンタテインメント |
配給 | ゼアリズエンタープライズ/日本出版販売 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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2007年3月上旬号 | DVDコレクション 第302回 「青春☆金属バット」 |