解説
滝本竜彦の同名ベストセラーを、CMディレクターとして2005年ACC金賞を受賞した北村択司が長編初監督で映画化した青春アクション活劇。出演は「チェケラッチョ!!」の市原隼人、「アヒルと鴨のコインロッカー」の関めぐみ、「恋空」の三浦春馬、「ALWAYS続・三丁目の夕日」の浅利陽介。
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「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のストーリー
高校生・山本陽介(市原隼人)は高級和牛霜降り肉を万引きした帰り道、制服姿の美少女戦士・雪崎絵理(関めぐみ)と出会う。するとチェーンソーを持った大男が現れる。絵理はナイフを投げてチェーンソー男と闘う。ナイフは心臓に命中したが、男は飛び去っていく。陽介は親友の渡辺(浅利陽介)にこの出来事を聞かせるが、取り合ってもらえない。陽介は絵理を守って闘うと決める。その決心には、バイク事故で死んだもう1人の親友・能登(三浦春馬)の存在が影響していた。翌日、陽介は絵理に闘いを手伝わせてくれと頼む。最初は渋っていた絵理も、陽介の調子のよさに承諾してしまう。その日から2人は、チェーンソー男と闘い続ける。絵理自身、何のために闘っているのかわからないが、彼を倒さないと世界に希望はないと言う。陽介は、彼女を守ってかっこよく死ねればいいと考えている。それから2人はチェーンソー男が現れるまでの時間を、図書館で勉強して過ごすのが日課となっていた。ある日、陽介は札幌に転校することになる。それを絵理に告げた日から、チェーンソー男の威力が倍増する。陽介は絵理に、これからは助けられないから闘いを止めるよう頼む。しかし絵理は、彼からは逃げられないの一点ばりである。そんな陽介の耳に、「根性なしが!」という能登の声が響く。死闘の帰り道、陽介は初めて絵理の身の上を知る。絵理は両親と弟を事故でなくして一人暮らしをしており、チェーンソー男が現れたのは家族の葬式の帰り道だったという。陽介の引越し当日、渡辺がお別れの会を開く。渡辺は、自分が作曲したデモテープを陽介に聴かせる。その詞は能登が死の直前に残したもので、まるで自分と絵理の状況を知っているかのような内容だった。陽介は能登の死を乗り越えるため、再び闘うことを決意し彼女の家に向かう。しかし絵理はチェーンソー男との闘いに1人で出かけているようだった。陽介は絵理を探しに行くが……。
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2007 |
公開年月日 | 2008年1月19日 |
上映時間 | 109分 |
製作会社 | デジタル・フロンティア=日活=インデックス・ホールディングス=ユニバーサルミュージック=ティー・ワイ・オー=モンスターフィルムス |
配給 | 日活 |
レイティング | |
カラー/サイズ | カラー |
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2008年3月下旬号 | 劇場公開映画批評 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ |