天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命
てんのうごっこみさわちれんたったひとりのかくめい
解説
獄中で書いた小説「天皇ごっこ」や、獄中手記「囚人狂時代」で知られ、2005年投身自殺により46年の生涯を閉じた作家・見沢知廉の実像に迫るドキュメンタリー。監督・脚本・編集を「9.11-8.15日本心中」の大浦信行、撮影・編集を「キャタピラー」の辻智彦が担当する。映画は、見沢知廉の作品を数多く舞台化している劇団「再生」に所属するあべあゆみの白昼夢から始まる。かつて「天皇ごっこ」の公演で見沢本人を演じたこともあるあべは、次第に見沢自身に自己を重ね合わせていく。やがて舞台と現実のあわいは溶解し、見沢から溢れ出る煮えたぎるマグマに誘われるようにして、彼女は見沢の“双子の妹”を演じ始める。架空の“双子の妹”の視線を通して、見沢知廉の魂の彷徨を追っていく。そして、かつての盟友・設楽秀行、見沢の師・鈴木邦男(一水会顧問)、革命を夢見た心の友・森垣秀介(民族の意志同盟中央執行委員長)、見沢の意志を受け継ぐ針谷大輔(統一戦線義勇軍議長)、民族派の正統を貫く蜷川正大(二十一世紀書院代表)、見沢に励まされ原動力を得た作家・雨宮処凛、最期まで見沢を支えた母・高橋京子などが語る見沢知廉のかけらを拾い集めていく……。
「天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命」のストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命」のスペック
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