スター80

すたーえいてぃー
上映日
1984年4月28日

製作国
アメリカ

制作年
1983
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

1980年の『プレイボーイ』誌のプレイメイト・オヴ・ザ・イヤーに選ばれた金髪グラマー女性ドロシー・ストラットンの衝撃的な死を基に、その死の真相を描く。製作はウォルフガング・グラッテスとケネス・アット、監督・脚本は「オール・ザット・ジャズ」のボブ・フォッシー、原作はテレサ・カーペンター、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はラルフ・バーンズ、編集はアラン・ハイムが担当。出演はマリエル・ヘミングウェイ、エリック・ロバーツ、クリフ・ロバートソン、キャロル・ベイカー、ロジャー・リースなど。パナビジョンで撮影。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】スター80

  • 【DVD】スター80

  • 【DVD】スター80

  • 【DVD】スター80

TVで観る

ユーザーレビュー

「スター80」のストーリー

1979年、バンクーバー。ドロシー・ストラットン(マリエル・ヘミングウェイ)は、学生生活を終えて、デイリー・クインのカウンターで働く、平凡な女の子だった。ところが、そんな彼女に目をつけた男がいた。定職をもたず、自分の容貌のいいことを利用して女をひっかけるポール・シュナイダー(エリック・ロバーツ)だ。ドロシーも、シュナイダーの標的になったのだ。しかし、ポールは、ドロシーに対しては本気になった。ドロシーの母(キャロル・ベイカー)や弟妹たちに自分をきちっと紹介するドロシーのまじめさや彼女の天性の明るさが、暗い青春を過ごして来たポールにこれまでにない安らぎを与えていたのだ。そんな頃、以前にポールが送ったドロシーのポートレート写真が、『プレイボーイ』誌のオーナーであるヒュー・へフナー(クリフ・ロバートソン)氏の目にとまり、プレイメイトのテストを受けるように勧められた。そして彼女は1人ロスに出て、有名なプレイボーイ・マンションの一員となった。ポールは、すぐに後を追いドロシーにつきまとい、ついには結婚を迫った。純真なドロシーは、ヘフナー氏らの反対を押し切って結婚した。ドロシーの稼ぎがいいことにベンツを乗り回し、プレイボーイ・マンションに出入りし、他のプレイメートたちにもチョッカイを出すことに欲を出すポール。しかし、ポールの出すぎた態度は周囲のひんしゅくを買った。そして、それは、ドロシーの目にも良くは映らなかった。有名な監督アラム(ロジャー・リース)や脚本家たちと接する毎日は、ポールからは得られない精神的にも満足のゆくものだった。ポールの嫉妬心は深まっていった。ポールとアラムの間で苦しむドロシー。その彼女が80年度のプレイメイト・オヴ・ザ・イヤーに選ばれ、アラム監督の映画にも出演することになった。ドロシーはポールを避け、次第にアラムにひかれていった。そして、ニューヨーク・ロケの際、2人はいっしょのホテルに泊った。輝かしいスターの道が彼女の目前に広がっていった。嫉妬に狂うポールとの仲は、すっかり冷えきっていた。彼との別れを決意したドロシー。会ってくれれば別れるというポールの言葉を信じて、ポールの許を訪れたドロシー。それは80年8月14日のことだった。彼女の決心が変わらないことを悟ったポールは、用意していた猟銃で帰りかけたドロシーを撃ち殺した°そして、自らも彼女のかたわらで、同じ銃で生命を絶ったのだった…。

「スター80」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「スター80」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1983
公開年月日 1984年4月28日
製作会社 ラッド・カンパニー作品
配給 ワーナー映画
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1984年3月下旬号 試写室 スター80
1984年4月上旬号 グラビア スター80
特集 スター80 ボブ・フォッシー監督作品 ボブ・フォッシー論
特集 スター80 ボブ・フォッシー監督作品 作品評
特集 スター80 ボブ・フォッシー監督作品 作品評
特集 スター80 ボブ・フォッシー監督作品 作品評
特集 スター80 ボブ・フォッシー監督作品 分析採録
1984年6月上旬号 外国映画紹介 スター80

今日は映画何の日?

注目記事