ラスト・タンゴ
らすとたんご OUR LAST TANGO- 上映日
- 2016年7月9日
- 製作国
- ドイツ アルゼンチン
- 制作年
- 2015
- 上映時間
- 85分
- レーティング
- 一般映画
解説
ヴィム・ベンダース監督が製作総指揮を務め、アルゼンチン・タンゴの革新者で50年近く組んできたペアに焦点を当てたドキュメンタリー。1997年にコンビ解消した二人の情熱と、栄光の裏にあった愛憎の歴史を、証言やダンスで浮かび上がらせる。監督は「不在の心象」で山形国際ドキュメンタリー映画祭1999大賞を受賞したヘルマン・クラル。劇場公開に先駆け、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティションにて上映された。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映像演出、映画評論荻野洋一ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮をつとめたドキュ・ドラマ。一九八〇年代までは映画界の次代のエースと目されたヴェンダースも、長いスランプに悩まされてきた。そんなキ... もっと見る
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脚本家北里宇一郎アルゼンチンの伝説的ダンスペアの記録。彼らの出会いから、引退した現在までが描かれる。が、当人たちの証言はともかく、再現パートの役者たちのコメントはあまり面白くな... もっと見る
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映画ライター中西愛子アルゼンチン・タンゴはその性質上、女性ダンサーは女であることをことさら強いられるダンスではないか。男に対しての女。決してそこから逃れられない。それは相当しんどい... もっと見る
「ラスト・タンゴ」のストーリー
アルゼンチン・タンゴに革命をもたらし、タンゴの魅力を世界に広めた伝説のペア、マリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペス。マリア14歳、フアンが17歳の時に出会った二人は、世界に名声を轟かせる一方で、愛と憎しみを重ねてきた。それでも50年近く一緒に踊り続けながら、1997年、ついに二人はペアを解消。80歳を過ぎた二人の証言、そして再現したタンゴ・ダンスから、二人の愛と葛藤の歴史や情感に満ちたタンゴの魅力を浮かび上がらせる。
「ラスト・タンゴ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ラスト・タンゴ」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | ドイツ アルゼンチン |
製作年 | 2015 |
公開年月日 | 2016年7月9日 |
上映時間 | 85分 |
配給 | アルバトロス・フィルム(提供 ニューセレクト) |
レイティング | 一般映画 |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | 5.1ch |
コピーライト | (C) WDR / Lailaps Pictures / Schubert International Film / German Kral Filmproduktion |
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