解説
ヌーヴェルヴァーグを代表する名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎え、諏訪敦彦監督が「ユキとニナ」以来8年ぶりに撮り上げた人間ドラマ。老優ジャンは、昔愛した女性を訪ねて古い屋敷にたどり着くが、そこで映画撮影ごっこをする地元の子どもたちと出会う。共演は「ジュリーと恋と靴工場」のポーリン・エチエンヌ、「ことの次第」のイザベル・ヴェンガルテン。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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「ライオンは今夜死ぬ」のストーリー
南フランスのラ・シオタ。年老いた俳優ジャン(ジャン=ピエール・レオ)は、昔愛した女性を訪ねて古い屋敷にたどり着く。誰も住んでいないその屋敷の中では、地元の子どもたちが映画撮影ごっこをしていた。子どもたちと共に撮影に参加するジャン。撮影が進むにつれて、ジャンと元妻ジュリエット(ポーリン・エチエンヌ)の関係が次第に明らかになっていく……。
「ライオンは今夜死ぬ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ライオンは今夜死ぬ」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス 日本 |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2018年1月20日 |
上映時間 | 103分 |
配給 | ビターズ・エンド |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
公式サイト | http://bitters.co.jp/lion/ |
コピーライト | (C) 2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BALTHAZAR-BITTERS END |
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2018年1月下旬号 |
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