あまねき旋律(しらべ)
あまねきしらべ UP DOWN & SIDEWAYS- 上映日
- 2018年10月6日
- 製作国
- インド
- 制作年
- 2017
- 上映時間
- 83分
解説
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017アジア千波万波部門で上映され、奨励賞と日本映画監督協会賞をダブル受賞したドキュメンタリー。インド東北部のナガランド州に広がる美しい棚田を舞台に、歌と共に生きる人々の生活や農作業の様子をカメラに収めた。監督は、インド南部のポンディシェリを拠点に活動する映像作家アヌシュカ・ミーナークシと俳優としても活躍するイーシュワル・シュリクマール。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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ライター石村加奈ナガ族の人たちは歌をうたいながら、仕事(主に農作業)をする。収穫の秋、輪になった若い男女が稲を蹴り上げて、脱穀する楽しげなシーンもあるが、のどかなイメージは気持... もっと見る
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映像演出、映画評論荻野洋一稲作農家の労働歌というとS・マンガーノの色香が印象的なイタリア映画「にがい米」(48)あたりが思い出されるが、まさにあれと同じだ。インド東北部、独立運動のさかん... もっと見る
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脚本家北里宇一郎インド東北部の農村。その棚田の風景に眼を奪われ。歌声が響く。男と女、若きも老いも。ある時は独りで、ある時は声を合わせて。村の暮らしの中に歌が溶け込んで、そののん... もっと見る
「あまねき旋律(しらべ)」のストーリー
インド東北部、ミャンマー国境付近に位置するナガランド州。あたり一面の棚田では、いつも歌が響いている。村人たちは信じられないほど急な斜面に作られた棚田の準備や苗木植え、穀物の収穫と運搬などの作業をグループごとに行っている。そして、その作業の間はいつも歌を歌う。移ろいゆく季節の豊かさ、友愛の歌、その他、生活のすべてを歌で表現しているのだ。農作業の最中、1人が声を発すると、それに呼応して他の1人も歌い始める。女性も男性も一緒になって掛け合いながら歌われる『リ』と呼ばれるその歌は、山々の四方八方に広がっていく。田畑も、恋も、友情も、苦い記憶も、すべてが歌とともにある。それはどこか、現代に生きる私たちが忘れてしまった“人と共に生きることの大切さ”を思い出させてくれる。
「あまねき旋律(しらべ)」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「あまねき旋律(しらべ)」のスペック
基本情報 | |
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製作国 | インド |
製作年 | 2017 |
公開年月日 | 2018年10月6日 |
上映時間 | 83分 |
配給 | ノンデライコ |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | http://amaneki-shirabe.com/ |
コピーライト | (C) the u-ra-mi-li project |
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