解説
「人生フルーツ」「さよならテレビ」などテレビと映画の枠を越えて刺激的な作品を発表し続ける東海テレビドキュメンタリー劇場第13弾。2007年に発生した名古屋闇サイト殺人事件を長期取材し、ドラマパートを交えながら、母娘の物語、加害者の生い立ちを描き出す。出演は「三度目の殺人」の斉藤由貴、「デイアンドナイト」の佐津川愛美。監督は「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」の齊藤潤一。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
フリーライター須永貴子ドラマとドキュメンタリーのパートがうまく?み合っていない。被害者家族の在りし日の幸せな姿や、加害者の不幸な生い立ちを再現したドラマで観客の情感に訴えてしまっては... もっと見る
-
脚本家、プロデューサー、大阪芸術大学教授山田耕大この事件のことを書いた本を二冊ほど読んでいた。殺されてもなお何かを守ろうとする利恵さんの強さに心が揺さぶられた。いろいろなものを一つ一つ大切に積み上げてきた利恵... もっと見る
-
映画評論家吉田広明事件の重大性、被害者遺族の心痛は重々承知、しかし映画としてどうかという評価はまた別ものだ。被害者、加害者の過去を追うドラマ部分、事件までのカウントダウンで描くの... もっと見る
「おかえり ただいま」のストーリー
2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された『名古屋闇サイト殺人事件』。犯人は、携帯電話のサイト“闇の職業安定所”で知り合った3人の男たちだった。マスコミの報道は過熱し、被害者の母親は加害者全員の死刑を望むが、そこに立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例。母親は街頭に立ち、極刑を求めて約33万筆の署名を集める。裁判は1人が死刑、2人に無期懲役。その後、無期の1人に別の強盗殺人の余罪が発覚し、死刑が確定した……。事件発生直後から長期取材を敢行した東海テレビによる、社会に衝撃を与えた事件の背景と家族の人生に迫るドキュメンタリー。
「おかえり ただいま」の映像
「おかえり ただいま」の写真
「おかえり ただいま」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「おかえり ただいま」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2020年9月19日 |
上映時間 | 112分 |
製作会社 | 東海テレビ放送(制作協力:日本映画専門チャンネル) |
配給 | 東海テレビ放送(配給協力:東風) |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 16:9 |
公式サイト | https://www.okaeri-tadaima.jp/ |
コピーライト | (C)東海テレビ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2020年10月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「おかえり ただいま」 |
2020年9月下旬号 | UPCOMING 新作紹介 「おかえり ただいま」 |