ミス・マルクス

みすまるくす MISS MARX
上映日
2021年9月4日

製作国
イタリア ベルギー

制作年
2020
上映時間
107分

レーティング
PG-12
ジャンル
ラブロマンス 伝記 ドラマ

check解説

経済学者カール・マルクスの末娘で社会主義とフェミニズムを結び付けた女性活動家エリノアの半生を映画化。1883年のイギリス。エリノアは劇作家のエイヴリングと出会い、恋に落ちる。しかし、不実な彼への献身的な愛は、次第にエリノアの心を蝕んでいく。監督・脚本は、「Nico, 1988」のスザンナ・ニッキャレッリ。出演は、「未来を花束にして」のロモーラ・ガライ、「戦火の馬」のパトリック・ケネディ。2020年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門FEDIC賞、ベストサウンドトラックSTARS賞受賞。2021年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞11部門ノミネート、3冠受賞。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    ここまでダメダメちゃんを主人公にした映画は空前絶後。それがカール・マルクスの娘というのがミソである。有能な進歩派論客である彼女の苦難の生き方を辿る。しかし同時に... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    パンクロックな音楽と共に直立不動の女にカメラが迫っていくオープニングは、直近に公開されたフェミニスト映画の秀作「ペトルーニャに祝福を」(19)と同型であり、期待... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    昨今世界的にマルクスが大ブームだという。それは恐らく限界に達した資本主義から逃れる道を模索してのことだろう。本作はそんなマルクスがロンドンに残した末娘・エリノア... もっと見る

「ミス・マルクス」のストーリー

1883年、イギリス。最愛の父カール(フィリップ・グレーニング)を失った3姉妹の末娘エリノア・マルクス(ロモーラ・ガライ)は、劇作家で社会主義者のエドワード・エイヴリング(パトリック・ケネディ)と出会う。エリノアは恋に落ちるが、不実なエイヴリングを献身的に愛することは、次第に彼女の心を蝕んでいった。社会主義とフェミニズムを結びつけた草分けの一人として時代を先駆けながら、エイヴリングへの愛と政治的信念の間で、エリノアの孤独な魂は引き裂かれていく……。

「ミス・マルクス」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ミス・マルクス」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス 伝記 ドラマ
製作国 イタリア ベルギー
製作年 2020
公開年月日 2021年9月4日
上映時間 107分
製作会社 Vivo Film=Rai Cinema=Tarantula
配給 ミモザフィルムズ
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト https://missmarx-movie.com
コピーライト (C)2020 Vivo film/Tarantula

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