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トニー・ガトリフの関連作品 / Related Work
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皆さま、ごきげんよう
制作年: 2015「汽車はふたたび故郷へ」のオタール・イオセリアーニ監督が81歳にして紡ぎ出す人間賛歌。現代のパリ。アパートの管理人で武器商人の男と骸骨集めが大好きな人類学者は悪友同士。そんな彼らを取り巻くちょっとユニークな住人たちが、街の緊急事態に立ち上がる。出演は「アメリ」のリュファス、「群盗、第七章」のアミラン・アミナラシヴィリ、「ル・アーヴルの靴みがき」のピエール・エテックス、「グランド・ブダペスト・ホテル」のマチュー・アマルリック、「愛より強い旅」のトニー・ガトリフ。100点 -
怒れ!憤れ! ステファン・エセルの遺言
制作年: 201293歳の元レジスタンス闘士ステファン・エセルが執筆したわずか32ページの『怒れ!憤れ!』を、「愛より強い旅」のトニー・ガトリフ監督が映画化。非暴力のパワーを訴え、2011年スペイン15M運動に始まるヨーロッパの大衆運動〈INDIGNADOS(怒れる者たち)〉に火をつけたそのメッセージを、映像によって伝える。 -
愛より強い旅
制作年: 2004恋人同士の自由気ままな旅を通して、素直になりありのままの自分を受け入れることが生きる希望へと繋がることを描くロードムービー。監督は、「ガッジョ・ディーロ」「ベンゴ」「僕のスウィング」など、自身の生い立ちに深く根付いたジプシー文化を題材に映画を撮り続けるトニー・ガトリフ。本作は、13歳のときに祖国アルジェリアからフランスに渡り、どこにいても異国人のような感覚を持ち続けたと言うガトリフが、自らのルーツを辿る自伝的要素を含んだ作品。デビュー以来一貫してきたガトリフの作家性の集大成とも言える本作は、タランティーノらの絶賛とともに第57回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した。主演は、人気・実力ともにフランスNo.1俳優であり、ガトリフ作品としては「ガッジョ・ディーロ」に続く3作目の出演となるロマン・デュリス。 -
ガッジョ・ディーロ
制作年: 1997フランスからやってきた青年とロマ(ジプシー)の村人たちとの心の交流を描いた一編。監督・脚本・音楽は「モンド」のトニー・ガトリフで、ロム系の血を引くという彼は、『Les Prices』『Lacho Drom』(日本未公開)に続き、この作品で流浪の氏3部作を完成させた。製作総指揮はガイ・マリグナネ。撮影はエリック・ギシャール。美術はブリジット・ブラッサール。編集はモニーク・ダルトーネ。録音はニコラス・ネイジェルソン。出演は「ドーベルマン」のロマン・デュリス、新人、ローナ・ハートナー(97年モントリオール世界映画祭主演女優賞受賞)ほか。実際にロマの楽士であるイシドール・サーバンはじめ、ロマの村人たちが出演。97年ロカルノ国際映画祭銀豹賞、主演女優賞など計5部門受賞作品。2023年月29日、デジタルリマスター版公開。90点 -
モンド
制作年: 1995陽光きらめく南仏ニースを舞台に、純粋無垢な少年と人々の交流を瑞々しく描いた一編。マイノリティや傷ついた人々、社会から疎外された人々へ注ぐ心優しい眼差しが感動的。現代フランス文学を代表する作家ル・クレジオの第2短編小説集『海を見たことがなかった少年モンドほか子供たちの物語』(邦訳・集英社文庫)の中の一編を、「ガスパール/君と過ごした季節」のトニー・ガトリフが監督。製作は映画監督コスタ・ガヴラス夫人のミシェル・レイ・ガヴラスで、助監督は彼らの実子アレクサンドル・ガヴラス。撮影はエリック・ギシャール、美術はドゥニ・メルスィエ、編集はニコル・D=V・ベルクマン。主人公役のオヴィデュー・バランはパリ郊外のジプシー地区に住む少年で、ほかにも本物の庭師やホームレス、世界的に有名な綱渡り芸人のフィリップ・プティなど演技経験のないアマチュアを起用している。 -
ガスパール 君と過ごした季節
制作年: 1990童心を忘れない愉快な中年男二人組をめぐるハートフル・コメディ。監督は『モンド』(95、東京国際映画祭女性映画週間で上映)などのトニー・ガトリブ。音楽は「シェルブールの雨傘」などの巨匠ミシェル・ルグラン、録音は「ヌーヴェルヴァーグ」などの名手フランソワ・ミュジーがそれぞれ担当。出演は「おっぱいとお月さま」などのジェラール・ダルモン、「ベティー・ブルー」などのヴァンサン・ランドン、「赤い風車」「殺意の夏」などのベテラン老女優シュザンヌ・フロン、「パリのランデブー」のベネディクト・ルドワイヤンほか。
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