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エディ・ロチェスター・アンダーソンの関連作品 / Related Work
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運命の饗宴(1942)
制作年: 1942「肉体と幻想」に先立つ1942年度ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。原作書き下ろし及び脚本は、ハンガリー著名の文豪フィレンツ・モルナールをはじめ、同国文壇出身でハリウッド脚本陣に活躍中のラディスラス・フォドール、ラディスラウス・ヴァドナイ、あるいは最近製作監督を試みているベン・ヘクト、ドナルド、オグデン・スチュワート、サミュエル・ホッフェンシュタイン、ラマー・トロッティ、アラン・キャンベル等のベテランにラスロ・ゴログ、ヘンリイ・ブランクフォートが加わった。共演は「凱旋門」のシャルル・ボワイエと、戦時中非常に売出した「コンドル(1939)」「血と砂(1941)」「ギルダ」等のリタ・ヘイワース、「恋の10日間」「キティ・フォイル」等で音楽舞踊映画以外にも活躍しているジンジャー・ロジャース、「怒りの葡萄」「愛しのクレメンタイン」のヘンリー・フォンダ、「彼のひと故に」のチャールズ・ロートン、「キング・ソロモン」のポール・ロブスン、「エロ大行進」のエセル・ウォータース、「肉体と幻想」その他のトーマス・ミッチェル、以下シーザー・ロメロ、ローランド・ヤング、ユージーン・パレット、ヴィクター・フランサン、ウァオジ・サンダァス、ゲイル・パトリック、ジェームズ・グリースン、エルザ・ランチェスター等。なお著名なホール・ジョンソン合唱団も出演している。撮影はジョセフ・ウォーカー。音楽はソル・カプランの原曲、クラレンス・ウィーラー、チャアルス・ブラッド・ショウ及びヒューゴー・フリードホーファーの編曲、エドワード・ポールの指揮。小唄新作は斯界の一人者レオ・ロビン、ラルフ・レンジャアのコンビ、声楽編曲はホール・ジョンソンである。全6話からなるオムニバス作品だが、上映時間の長さから1話分をまるまるカットして全5話として公開された。100点 -
ブルースの誕生
制作年: 1941黒人音楽として認められなかったブルースが、アメリカ音楽として世に認識される経緯を描いたB・G・デ・シルヴァ作品で、ハリー・テュゲンドがストーリーを書き、「大平原」のウォルター・デレオンと協力して脚色し、「恋の一夜」「ザンジバーへの路」のヴィクター・シェルツィンゲル監督、「モロッコへの道」のウィリアム・メラーが撮影した。主なる出演者は「スイング・ホテル」「モロッコへの道」のビング・クロスビー、「若草の歌」「オペレッタの王様」のメアリー・マーティン、「大平原」「最後の地獄船」のブライアン・ドンレヴィを始め、新顔の子役キャロリン・リー、ロチェスターの名で人気のある黒人芸人エディ・ロチェスター・アンダーソン、トロムボン奏者でバンド指揮者のジャック・ティアガーデン、「ベニーの勲章」のJ・キャロル・ナイシュ、子役ロニー・コスビーらである。音楽はW・C・ハンディ作曲の「セント・ルイス・ブルース」を始めブルース名曲が多く盛られている。1941年度作品である。80点 -
あきれたサーカス
制作年: 1939「100万ドル大放送」「ミシシッピ」のW・C・フィールズが「忘れがたみ」のエドガー・バーゲンとその腹話術人形チャーリー・マッカーシー及びモーチマーと共に主演する映画で、「かぼちゃ太夫」と同じくチャールズ・ボーグル(フィールズの筆名)が書卸し、「コンチネンタル」のジョージ・マリオン・ジュニアがリチャード・マック及びエヴェレット・フリーマンと協力脚色し、「誘拐者」「ガルシアの伝令」のジョージ・マーシャルが監督に当り、「北半球SOS 」のミルトン・クラスナーが撮影した。助演は「忘れがたみ」のコンスタンス・ムーア、「わが家の楽園」のメアリー・フォーブス、「奥さんは嘘つき」のサーストン・ホール、「大都会」のジョン・アーレッジその他である。 -
風と共に去りぬ
制作年: 1939「白昼の決闘」「ジェニーの肖像」などの製作者デイヴィッド・O・セルズニックが1939年に完成した長編テクニカラー作品(上映時間228分)で、ベストセラーになったマーガレット・ミッチェル原作小説の映画化。監督は「ジャンヌ・ダーク」のヴィクター・フレミング、脚本はシドニー・ハワードの担当。撮影は「テレヴィジョンの王様」のアーネスト・ホーラーで、レイ・レナハン(「白銀の嶺」)とウィルフリッド・M・クライン(「二人でお茶を」)が色彩撮影に協力している。作曲はマックス・スタイナー、美術監督はリール・ホイラーが当たっている。主演は「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーと「栄光の星の下に」のクラーク・ゲイブルで、「女相続人」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、レスリー・ハワード、イヴリン・キース(「千一夜物語」)、トーマス・ミッチェル(「夢見る少女」)、バーバラ・オニール(「扉の蔭の秘密」)、アン・ルザーフォード(「虹を掴む男」)、ジョージ・リーヴス、フレッド・クラインらが助演する。なおこの作品は1939年度アカデミー作品賞をはじめ監督、主演女優、助演女優、脚色、色彩撮影、美術監督、編集、サルバーグ記念、特別と10の賞を獲得した。70点 -
ホノルル
制作年: 1939「踊る不夜城」「踊るアメリカ艦隊」のエリナー・パウエルが主演する映画で、「海の若人」「花嫁は紅衣装」のロバート・ヤング、「踊る騎士」のジョージ・バーンズ及びグレイシー・アレンが共演する。脚本は「青春の溜息」のハーバード・フィールズと「ロジタ(1936)」のフランク・バートスとが協力して書卸し、「令嬢見学」「新妻はタイピストから」のエドワード・バゼルが監督に当り「サラトガ」「テスト・パイロット」のレイ・ジューンが撮影した。助演者は「忘れがたみ」のリタ・ジョンソン、「新天地」のクラレンス・コープ、「わが家の楽園」のエディ・ロチェスター・アンダーソン、新進のルース・ハッシー、アン・モーリス、ジョー・アン・セイヤーズ等の面々である。ダンス振付は「コリーン」のボビー・コリノーとと「新人豪華版」のサミー・リーが、音楽場面構成は「踊る不夜城」のメリル・パイが、それぞれ受持っている。 -
黒蘭の女
制作年: 1938主演は「札つき女」「或る女」のベティ・デイヴィスで彼女はこの演技によって1938年度のアカデミー女優演技賞を獲得した。原作はオウエン・デーヴィス作の戯曲で、「札つき女」「黒の秘密」のアベム・フィンケルがジョン・ヒューストン及びクレメンツ・リプリーと協力脚色し、「この三人」「孔雀夫人(1936)」のウィリアム・ワイラーが監督に当り、「或る女」「Gガン」のアーネスト・ホイラーが撮影した。主演のデイヴィスを助けて「或る女」「北海の子」のヘンリー・フォンダ、「山の法律」「潜水艦D1号」のジョージ・ブレントが相手役を勤め、「緑の灯」「高圧線」のマーガレット・リンゼイ、「或る女」「悪の挽歌」のドナルド・クリスプ、「明日は来らず」「偽装の女」のフェイ・ベインダー、「さらば海軍兵学校」のリチャード・クロムウェル、「恋愛合戦」のスプリング・バイントン、「潜水艦D1号」のヘンリー・オニール、「高圧線」のジョン・ライテル、新顔のジャネット・ショウ等が助演している。90点 -
夜はパリで
制作年: 1938ワーナー・ブラザース年例の「ゴールド・ディガース」物の1938年版。主役は「スイート・ミュージック」「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」のルディ・ヴァリーで、「4人姉妹」「ハリウッドホテル」のローズメリー・レーン、「グレート・ワルツ」「ハリウッドホテル」のヒュー・ハーバート、「唄う陸戦隊」「躍り込み花嫁」のアレン・ジェンキンスが相手役を勤める。ストーリーはジェリー・ホーウィンとジェームズ・シーマーの原案に基づいて「ハリウッドホテル」の脚色チームたるジェリー・ウォルド、リチャード・マコーレイ、モーリス・レオ、の3名画共同執筆し、「作家と御婦人」のアール・ボールドウィンウインと「大学祭り」のウォーレン・タフとが協力して脚色し、「唄う陸戦隊」「ジャズと艦隊」のレイ・エンライトが監督にあたり、「大学祭り」「化石の森」のソル・ボリートが撮影した。なおミュージカル場面は「ハリウッドホテル」と同様バスビー・バークリーが按舞演出、ジョージ・バーンズが撮影している。助演者は新人グローリア・ディクスン、「氷上乱舞」のメルヴィル・クーパー、「グレート・ワルツ」のカート・ボイス、「最後のギャング」のエドワード・ブロフィー、「ハリウッドホテル」のフリッツ・フェルト等で、33名のゴールド・ディガー・ガールスが出演するほか、シュニッケルフリッツ・バンドが特別出演している。 -
我が家の楽園
制作年: 1938「失はれた地平線」に次ぐフランク・キャプラ監督作品で、ジョージ・S・カウフマンとモス・ハートが合作した舞台喜劇を映画化したものである。脚本ロバート・リスキン、音楽ディミトリ・ティオムキン、撮影ジョセフ・ウォーカーその他のスタッフも「失はれた地平線」と同じである。出演者は「オペラ・ハット」「街は春風」のジーン・アーサー、「噫初恋」「椿姫(1937)」のライオネル・バリモア、「海の若人」「第七天国(1937)」のジェームズ・スチュアート、「街は春風」「富豪一代」のエドワード・アーノルドをはじめ、「恋のみちぐさ」のミッシャ・オーア「靴を脱いだ女」のアン・ミラー、「海賊(1938)」のスプリング・バイトン、「ステージ・ドア」のサミュエル・S・ハインズ、「富豪一代」のドナルド・ミーク、H・B・ワーナー、ハリウェル・ホッブス、ダッグ・テイラー、メアリー・フォーブスその他の面々である。第11回(1938年)アカデミー賞の作品賞、監督賞(フランク・キャプラ)受賞。100点 -
二人のメロディ
制作年: 1937米国でラジオ歌手として人気のあったジェームズ・メルトンが「彼女は制服が好き」「運ちゃん武勇伝」のパトリシア・エリスと共に主演を演じる映画で、リチャード・マコーレイの原作を「空の特権」のジョージ・ブリッカー、「山の法律」のルシー・ウォード及びジョセフ・K・ワトソンが協同脚色し「ベンガルの虎」のルイ・キングが監督に当たり、「灼熱のタイヤ」のアーサー・L・トッドが撮影した。助演は「コリーン」のマリー・ウィルソン、「カリアンテ」のウィニフレッド・ショウ、「海を嫌う船長」のフレッド・キーティング、舞台からのディック・パーセル、「無限の青空」のクレイグ・レイノルズ等の面々である。 -
緑の牧場
制作年: 1936アメリカの劇壇に於いて作家としても演出家としても一流と目せられるマーク・コネリーの代表作として、大当たり劇として有名な同名の戯曲の映画化である。原作者自ら脚色には「科学者の道」「風雲児アドヴァース」のシェリダン・ギブニーと、監督に「大森林」「弾丸か投票か」のウィリアム・ケイリーと協力し、「真夏の夜の夢」「海賊ブラッド」のハル・モーアが撮影した。出演者は全部黒人俳優で、主要なる役を勤めるのはレックス・イングラム、オスカー・ボルク、エディ・ロチェスター・アンダーソン、フランク・ウィルソン、ジョージ・リード等である。合唱は舞台初演の時と同じくホール・ジョンスンが編曲指揮し、彼の合唱団が出演している。
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