ヴェラ・ゴードンの関連作品 / Related Work

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  • ユーモレスク(1920)

    1920年度の優秀作品として、フォトプレイ・マガジーン誌が金碑を贈った名篇で、ファニー・ハーストの原作になったニューヨークイースト・サイドの貧民窟を背景とせる母の愛を描ける物語である。「農場のレベッカ」「青年大尉キッド」などを脚色したフランセス・マリオンが脚色し、古く「神の鉄槌」や「巴里の花売」の監督者として知られているフランク・ボーゼージの監督になったもので、スターとしては「休なき魂」「緑車を馳る女」などでおなじみのアルマ・リューベンスが挙げられているが、実は母を演じるロシア生まれのヴェラ・ゴードン夫人と、パリに生まれサラー・ベルナール一座で訓練されたガストン・グラスの2人が主役である。本映画における驚くべき成功はこの2人をしてその後映画界の寵児たらしめた。母の愛を描いた作品として、「オーバー・ザ・ヒル」「母の愛」などとはまた異った味を出している。泣かせるシーンは殆どないが、温い、自我を忘れた母愛の表現は、観ていて実に温い気持ちを抱かせる。撮影的技術も頗る美しいものである。
  • 珍雄凱旋

    ニューヨークの舞台で知られた喜劇俳優ジョージ・ジェッセル氏のスクリーン初御見得の映画でレイモンド・L・シュロック氏、エドワード・クラーク氏合作の物語をフィリップ・ロナーガン氏が脚色し、「映画の都に出でて」と同じくロイド・ベーコン氏が監督した。対手役は「南京豆小僧」「陽気な巴里っ子」等出演のパッシー・ルス・ミラー嬢が勤め、ナット・カー氏、ヴェラ・ゴードン夫人、グスタフ・フォン・セイファーティッツ氏、エド・ケネディ氏等が助演している。
  • 喧嘩屋敷嫁取苦労

    アメリカ名物の一つユダヤ人対愛闌人喜劇を映画化したもの。レオン・デ・コスタ氏原作の舞台劇をジェラルド・C・ダフィー氏が脚色し「キートンの大学生」及びリチャード・タルマッジ映画の監督者だつたジェームズ・W・ホーン氏が監督した。主要俳優は「第一曲馬団」「肉弾王」のヴァイオラ・ダナ嬢、「馬屋騒動成金物語」「同パリの巻」のヴェラ・ゴードン嬢、「ヴァージニアン(1923)」その他の監督者で自殺を遂げたトム・フォーマン氏、等でキャスリーン・マイアース嬢、ナット・カー氏も出演している。
  • 流行スコッチ縞

    コーヘン、ケリー喧嘩物語の一で、最初の「長屋騒動成金物語」のキャストが再び揃ってジョージ・シドニー氏、チャールズ・マレイ氏主演、ヴェラ・ゴードン夫人、ケイト・プライス夫人助演である。監督は「海浜狂騒曲」「娘喜べ水兵上陸」のウィリアム・ジェームズ・クラフト氏で、ジョン・マクダーモット氏が書卸した物語を「娘喜べ水兵上陸」の台詞を執筆したアルバート・デモンド氏が脚色並びに台詞を書いた。撮影は「海浜狂騒曲」「美人投売一弗均一」C・アレン・ジョーンズ氏。
  • 四つの壁

    ダナ・バーネットとジョージ・アボット合作の舞台劇から「悪魔の踊子」のアリス・デュアー・ミラーが撮影台本をつくり、それに基づいて「赤熱の抱擁」「シンガポール」のウィリアム・ナイが監督した映画で主演者は「悪魔の仮面」「コサック(1928)」のジョン・ギルバートと「踊る娘達」「シンガポール」のジョーン・クローフォード。「海浜狂騒曲」のヴェラ・ゴードン。「ベン・ハー(1926)」のカーメル・マイアース、「娘乱暴記」のルイ・ナトー、ロバート・エメット・オコナー等が助演している。
  • 長屋騒動パリーの巻

    一昨年公開せられた「長屋騒動成金物語」の姉妹編で、前作品同様にジョージ・シドニー氏、ヴェラ・ゴードン夫人、ケイト・プライス夫人の3人が主演するが、唯ケリーの役だけが「お針娘バーサ」「憧憬の彼方」等の出演のJ・ファーレル・マクドナルド氏に変わっている。ストーリーはジョセフ・F・ポーランド氏監修の下にアルフレッド・A・コーン氏がそれを改作し脚色した。監督は「雀」「キャナディアン」等のウィリアム・ボーデン氏「アラビヤ三人盗賊」等出演のスー・キャロル嬢、「足で蹴る恋」等出演のチャールズ・デラニー氏、それからガートルード・アスター嬢が助演する。
  • 甘い親爺

    「自動車恋愛」と同じくアルフレッド・サンテル氏監督作品で台本はW・C・クリフォード氏が書き下ろしたもの、主役は「長屋騒動成金物語」と同じくチャーリー・マレイ氏とジョージ・シドニー氏及びヴェラ・ゴードン嬢で、ロイド喜劇の首脳女優だったジョビナ・ラルストン嬢と「自動車恋愛」等出演のジャック・マルホール氏とが共演しているほかガストン・グラス氏も出演している。
  • 滑稽ホリウッド

    モンタギュー・グラス氏とジュールス・エッカート・グッドマン氏原作になる舞台劇「娯楽の前に商売励め」“Business Before Pleasure”に基づきフランセス・マリオン女史が脚色したもので「襤褄を飾って」「小公子」等と同じくアルフレッド・E・グリーン氏の監督したもの。主役は「シーバの女王」主演のベティー・ブライス嬢で、舞台で人気のあったジョージ・シドニー氏がポターシュに扮して御目見得し、この映画の前編たる「ポターシュとパールムッター」に出演したアレクサンダー・カー氏が同じくパールムッターに扮している。
  • 海浜狂騒曲

    「長屋騒動パリの巻」と同じく例のコーエンとケリー物で、相変らずジョージ・シドニー氏、ヴェラ・ゴードン夫人、ケイト・プライス夫人が出演しているが、ただケリーの役だけが「最後の警告」「紳士は金髪がお好き(1928)」のマック・スウェイン氏に変っている。原作はジャック・タウンリー氏の手になり、それをアール・スネル氏が改作併せて撮影台本を作成した。監督は「美人投売1ドル均一」「南京豆探偵の巻」と同じくウィリアム・ジェームズ・クラフト氏「キット・カーソン」「一夜の秘密」のノラ・レーン嬢・コーネリアス・キーフ氏、トム・ケネディー氏、等も出演している。
  • 象狩り二人行脚

    「長屋騒動成金物語」と同じくジョージ・シドニーとチャールズ・マレイの共演映画で原作は「禁酒天国」と同じくヴィン・ムーア、エドワード・I・ラディー両氏が合作し「想夫舞曲」のウィリアム・K・ウェルズが脚色並びに台詞を執筆した。助演者は「長屋騒動パリの巻」「海浜狂騒曲」のヴェラ・ゴードン、ケイト・プライス、フランク・デイヴィス「奈翁精神異状なし」「スキナーの昇給」のロイド・ウィトロック、エディ・ケーン、ニック・コグレイなどで、撮影者は「ブロードウェイ(1929)」「キング・オブ・ジャズ」のハル・モーアである。
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