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アニエス・ヴァルダの関連作品 / Related Work
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アニエスによるヴァルダ
制作年: 20192019年に亡くなったフランス映画界を代表する女性監督、アニエス・ヴァルダの遺作となったドキュメンタリー。1954年の長篇劇映画監督デビュー作「ラ・ポワント・クールト」から「顔たち、ところどころ」まで、60余年の自身のキャリアを振り返る。第69回ベルリン国際映画祭正式出品作品。特集上映『RENDEZ-VOUS avec AGNES アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』にて上映。0点 -
映画はアリスから始まった
制作年: 2018現在の標準的な映画製作技法を次々と生み出し、1000作品以上を手がけた監督・製作・脚本家、アリス・ギイの生涯に迫るドキュメンタリー。1895年、リュミエール兄弟による世界初の映画『列車の到着』を見たアリスは、映画の“物語る力”に可能性を見出していた。ナレーションを「羊たちの沈黙」「モーリタニアン 黒塗りの記録」のジョディ・フォスターが担当。パメラ・B・グリーンによる初長編監督作。 -
顔たち、ところどころ
制作年: 2017ヌーヴェル・バーグを代表する女性映画監督のアニエス・ヴァルダと、ストリートアーティストJR(ジェイアール)の2人がフランスの田舎を旅しながら、村々に住む市井の人々と接し作品を一緒に作り残していくロード・ムービースタイルのドキュメンタリー。2017年に第70回カンヌ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、第90回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたほか、各国の映画祭で受賞を重ねた。80点 -
LES 3 BOUTONS(3つのボタン)
制作年: 2015「幸福」で第15回ベルリン国際映画祭銀熊賞を、「冬の旅」(ビデオ題「さすらう女」)で第42回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞したアニエス・ヴァルダ監督の短編。ファッションブランドMIU MIUによるショートフィルムプロジェクト『MIU MIU WOMEN'S TALES(女性たちの物語)』第10弾として制作された。2017年7月22日からの特集企画『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて「幸福」と同時上映。 -
アニエスの浜辺
制作年: 2008「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。 -
落穂拾い・二年後
制作年: 2002数々の賞に輝いたフランスの映画監督アニエス・ヴァルダのドキュメンタリー「落穂拾い」。人生と暮らしの知恵を語ったこの作品のDVD & VIDEO 化を記念し、「落穂拾い」に登場する人々のその後の姿を捉えた続編。捨てられたくず野菜や、売れ残りの果物を拾うフランス中の“もの拾う人々”の姿を、好奇心のおもむくままにヴァルダは追いかけ、彼らの表情を手持ちカメラでヴィヴィッドに映しとる。「落穂拾い」劇中に象徴的な存在として登場したハート型のジャガイモも、「二年後」に再登場。芽が吹き出てキュートな姿を見せている。フランス映画が誇る元祖ガーリー系映画作家ヴァルダの魅力が凝縮された1本。 -
百一夜
制作年: 1994映画発明百年を祝福するとともに、そのイメージと幻想の制度を挑発的に解体してみせる形而上学的コメディ。監督・脚本はヌーヴェルヴァーグ出身の女性映画作家でフィクションとドキュメンタリーの狭間で独特の映像表現を繰り広げる「ジャック・ドゥミーの少年期」のアニェス・ヴァルダ。製作会社はヴァルダのプロダクション、シネ・タマリスと、「魅せられて」「クラッシュ」など国際的に活躍する独立プロデューサー、ジェレミー・トーマスのレコーデッド・ピクチャーズ。製作総指揮はドミニク・ヴィニェ。撮影はエリック・ゴーティエ、美術はシール・ボアタールとセドリック・シモノー、編集はユーグ・ダルモア、録音はジャン=ピエール・デュレとアンリ・モレルがそれぞれ担当。衣裳はヴァルダの娘で、義父ジャック・ドゥミー監督作品で知られるロザリー・ヴァルダ。出演は映画百年の歴史がそのまま人格と化したシモン・シネマ氏に、仏映画第一世紀記念委員会委員長を務める名優ミシェル・ピコリ、その友人に「愛のめぐりあい」などののベテラン、マルチェロ・マストロヤンニ(96年死去)、ヴァルダとドゥミの子息マチュー・ドゥミー(「カンフー・マスター」)、「そして僕は恋をする」のエマニュエル・サランジェ。本作でヴァルダがオマージュを捧げている相手ルイス・ブニュエルの声(台詞は「記念行事に死を、忘却万歳!」)は、ブニュエル映画の常連で実際に巨匠の声態模写を特技にしている「ナサリン」のフランシスコ・ラバル。豪華なゲスト陣には、アヌーク・エーメ、ファニー・アルダン、ジャン=ポール・ベルモンド、死神役にロマーヌ・ボーランジェ、「冬の旅」でヴァルダと組み、ジャンヌ・ダルクに扮して登場するサンドリーヌ・ボネール、バス・ガイド役でジャン=クロード・ブリアリ、スター然とヘリコプターで登場するアラン・ドロン、豪勢でロマンチックな舟遊びを楽しむカトリーヌ・ドゥヌーヴとロバート・デ・ニーロ、ジェラール・ドパルデュー、ハリソン・フォード、ジーナ・ロロブリジダ、ジャンヌ・モローとハンナ・シグラが次々とシモン・シネマ氏を訪問する。またカメオ的な特別出演にはさらにサビーヌ・アゼマ、ジェーン・バーキン、アリエル・ドンバル、スティーヴン・ドーフ、アンドレア・フェレオル、レオナルド・ディカプリオ、ダリル・ハンナ、ジャン=ピエール・レオ、マーティン・シーン、ハリー・ディーン・スタントン、仏国際映画配給公社ユニフランス・インターナショナルの会長ダニエル・トスカン・デュ・プランティエらが顔を揃えている。さらにリュミエール兄弟の「列車の到着」に始まり、無声映画の傑作、トーキー古典時代を経て、現在に至る、映画百年の歴史を彩る様々な映画の抜粋映像が挿入される。 -
ジャック・ドゥミの少年期
制作年: 1991ジャック・ドゥミー監督の映画への憧れに満ちた少年時代を、彼の代表作の名場面、死の直前のドゥミーの映像を交えて再現する。ドゥミー自身の思い出をもとに、ドゥミー夫人で「冬の旅」のアニエス・ヴァルダが脚本・監督・製作を手がけた。撮影はパトリック・ブロシェとアニエス・ゴダールとジョルジュ・ストルーヴ、音楽はジョアンナ・ブルドヴィッチが担当。特集『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて2017年7月29日より再上映(配給:ザジフィルムズ)。 -
アニエス・Vによるジェーン・b
制作年: 1987監督・脚本を担当するアニエス・ヴァルダの目を通してジェーン・バーキンという女性の本質を描くドキュメンタリー・タッチのプライベート・フィルム。撮影はヌリト・アヴィヴとピエール・ローラン・シュニュー、音楽はジョアンナ・ブルドヴィッチが担当。出演はほかにフィリップ・レオタール、ジャン・ピエール・レオーなど。映画は、40歳の誕生日に、30歳の誕生日を回想するバーキンが、そのひとときの中で、ヴァルダの目を通して彼女のプライベートな側面を浮き彫りにし、同時に画家(フィリップ・レオタール)の妖婦、ジャン・ピエール・レオーとピクニックする娘、ラーディ(ラウラ・ベッティ)とコンビを組むピエロなど、さまざまな役を演じ、ふたりの過去や夢や想像を映像化してゆくもの。2024年8月23日より、「ジェーン B. とアニエス V. ~ 二人の時間、二人の映画。」と題して、デジタルレストア版・新訳日本語字幕版が劇場公開(配給:リアリーライクフィルムズ)。 -
カンフー・マスター!
制作年: 1987娘の同級生と恋におちた40歳の女性の姿を描くラブ・ロマンス。監督・脚本は「歌う女、歌わない女」のアニエス・ヴァルダ、原作は主演のジェーン・バーキン、撮影はピエール・ローラン・シュニュー、美術はフィリップ・ベルナールが担当。出演はほかにマチュー・ドミ、シャルロット・ゲンズブールなど。2024年8月23日より、「ジェーン B. とアニエス V. ~ 二人の時間、二人の映画。」と題して、デジタルレストア版・新訳日本語字幕版が劇場公開(配給:リアリーライクフィルムズ)。 -
ベルサイユのばら(1979)
制作年: 1979昭和四十七年に「週刊マーガレット」に連載された、フランス革命直前のベルサイユ宮殿を舞台に男装の麗人オスカル、王妃マリー・アントワネットら実在、架空の人物が繰りひろげる悲恋を描いた池田理代子の同名の劇画の映画化で、プロデューサーの山本又一朗を除いて、全スタッフ、キャストが外国人で構成されている。脚本はパトリシア・ナップ、監督は「モン・パリ」のジャック・ドゥミー、撮影はベルナール・エパンがそれぞれ担当。50点 -
ダゲール街の人々
制作年: 19752019年3月に永眠した女性監督アニエス・ヴァルダによる1975年制作のドキュメンタリーを日本初公開。ヴァルダが事務所兼住居を構えるパリ14区、モンパルナスの一角にあるダゲール通り。肉屋、香水屋など様々な商店が立ち並ぶその下町に暮らす人々を点描する。撮影は「美しき諍い女」のウィリアム・ルプシャンスキーと「歌う女・歌わない女」のヌーリス・アヴィヴ。0点 -
ベトナムから遠く離れて
制作年: 1967ベトナム戦争を、このまま傍観することはできない--という意図のもとにアラン・レネ、ウィリアム・クライン、ヨリス・イベンス、アニエス・ヴァルダ、クロード・ルルーシュ、ジャン・リュック・ゴダールら六人の映画作家が、それぞれ自由な立場で、南ベトナム民族解放戦線への連帯意識を表明した作品で、総編集に、「ラ・ジュテ」「美しき五月」のクリス・マルケルがあたっている。また、彼らは“侵略と戦うベトナム人民への連帯感を抱く”映画監督グループでもある。「現地報告」(資料提供)の人たちは、未公開の公文書資料で「ホー・チ・ミン」という本を書いた軍人出身の仏ジャーナリスト、シャン・ラクチュール、フランスの女流記者ミシェル・レイなど著名なジャーナリスト、写真家などで、ナレーションの資料を提供したり、各監督たちが希望する人々に現地にとんでインタビューしたり、自分の経験を語ったりして、この映画の製作に協力している。撮影は「男性・女性」のウィリー・クラント、「冒険者たち」のジャン・ボフティ、「ロシュフォールの恋人たち」のギスラン・クロケ、「修道女」のアラン・ルヴァン、そしてドニス・クレルバル、キュー・タム、ベルナール・ジツェルマン、テオ・ロビシェーらが、この作品の主張にふさわしい視点でとらえている。音楽はミシェル・ファーノ、ミシェル・キャプドナ、ジョルジュ・アペルギスの三人が担当。編集陣には、ジャン・ルーシュの「ある夏の記録」の編集者ジャン・ラウェル、「戦争は終った」のエリック・プリューなど、セーヌ左岸派を中心に精鋭が結集している。アニメおよびタイトルはクリスチャン・クインソン。そして、この映画の製作に参加したものは全部で一五〇名におよぶ。なお、この映画は一九六七年夏に完成し、同年八月カナダのモントリオール国際映画祭で世界初公開が行なわれ、多大な反響をよび、ロンドン映画祭においても、大きな注目をあびた。 -
幸福(しあわせ)
制作年: 1964「5時から7時までのクレオ」のアニエス・ヴァルダがシナリオを書き、台詞を添え、自ら監督した日常的なドラマの中に『幸福』の正体を鋭く追求しようとしたもの。撮影はジャン・ラビエとクロード・ボーソレイユが担当、音楽はW・A・モーツァルトのものを使っている。出演はテレビスターのジャン・クロード・ドルオーその妻クレール・ドルオーは全くの素人。「ダンケルク」のマリー・フランス・ボワイエ、ほかにサンドリーヌ・ドルオー、オリヴィエ・ドルオーなど。製作は「シェルブールの雨傘」のマグ・ボダール。六五年度ルイ・デリュック賞、ベルリン映画祭審査員特別賞を受賞している。特集『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて2017年7月22日より再上映(配給:ザジフィルムズ)。 -
5時から7時までのクレオ
制作年: 1961新進女流監督アニエス・ヴァルダがみずから脚本を書き演出した心理ドラマ。撮影はジャン・ラビエ、音楽は「新・七つの大罪」のミシェル・ルグラン。出演者は新人女優コリンヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイユ、ミシェル・ルグラン、特別出演としてジャン・クロード・ブリアリ、サミー・フレー、ジャン・リュック・ゴダールなど。A・T・G第十二回上映作品。黒白・部分カラー・スタンダードサイズ。特集『ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語』にて2017年7月22日より再上映(配給:ザジフィルムズ)。60点 -
ラ・ポワント・クールト
制作年: 1954「冬の旅」でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、フランスを代表する女性監督で、2019年に亡くなったアニエス・ヴァルダによる長篇劇映画監督デビュー作。南仏の小さな海辺の村を舞台に、終止符を打とうとしている一組の夫婦の姿を描く。出演は、「ニュー・シネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレ、「双頭の鷲」のシルヴィア・モンフォール。特集上映『RENDEZ-VOUS avec AGNES アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画』にて上映。0点
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