ウィリアム・シェイクスピアの関連作品 / Related Work

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  • デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』

    制作年: 2024
    TVドラマシリーズ『ドクター・フー』10代目ドクター役で知られるデヴィッド・テナントが主演したシェイクスピア悲劇の舞台を映画化。マクベス夫人役は、ドラマ『グッド・ワイフ』のクシュ・ジャンボ。演出は、日本でも『豊饒の海』(2018年/PARCO PRODUCE)の演出などで知られるマックス・ウェブスター。2024年1月、ロンドンのドンマー・ウエアハウスにて収録。
  • ナショナル・シアター・ライブ2023「オセロー」

    制作年: 2022
    英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台をこだわりのカメラワークで収録し、映画館で上映するナショナル・シアター・ライブの2023年版。シェイクスピアの代表作が、クリント・ダイアーの演出と豪華キャストで新たなプロダクションに生まれ変わる。 出演は『ハミルトン』で2018年ローレンス・オリヴィエ賞主演男優賞を受賞したジャイルズ・テレラ。
  • ナショナル・シアター・ライブ2022「ヘンリー五世」

    制作年: 2022
    英国ナショナル・シアターの舞台をこだわりのカメラワークで撮影し各国の映画館で上映するプロジェクトの1本。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のキット・ハリントンがタイトルロールを演じたウィリアム・シェイクスピア作の史劇『ヘンリー五世』を収録。演出は、舞台『豊饒の海』のマックス・ウェブスター。
  • マクベス(2021)

    制作年: 2021
    コーエン兄弟の兄ジョエル・コーエンがシェイクスピア四大悲劇の一つ『マクベス』を映像化。人間の弱さ、誘惑、運命などのおどろおどろしさを、モノクロ映像で描く。テクノロジー企業Appleと「ミッドサマー」などを手がけた配給・製作会社A24が共同製作した。デンゼル・ワシントンとフランシス・マクドーマンドの両オスカー俳優が主演。アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ2021年の年間最優秀映画10作品の1つに選出された。2022年1月14日からApple TV+での配信に先立ち、2021年12月31日から劇場公開。
  • ナショナル・シアター・ライブ「ロミオとジュリエット」

    制作年: 2021
    英国ナショナル・シアター厳選の舞台を上映するシリーズの1作。「ゴッズ・オウン・カントリー」のジョシュ・オコナーと「ジュディ 虹の彼方に」のジェシー・バックリーが共演したシェイクスピア悲劇。ロミオとジュリエットは家が敵対するも惹かれ合い……。気鋭の英国人演出家サイモン・ゴドウィンが演出を手がけ、ロマンチックな悲劇に新たな息吹を吹き込む。
  • ナショナル・シアター・ライブ2019「リチャード二世」

    制作年: 2019
    英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を各国の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ2019。王権の簒奪をテーマにしたシェイクスピア劇。英国王リチャード二世の栄光と王座からの転落、そしてボリングブルック(ヘンリー4世)の台頭を描く。タイトルロールを担うのは、NTLive Japanには2014シーズンの『リア王』以来の登場となる名優サイモン・ラッセル・ビール。演出は、気鋭ジョー・ヒル-ギビンズ。
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    • かっこいい
  • ナショナル・シアター・ライブ2020「夏の夜の夢」

    制作年: 2019
    幻想的な月夜の晩、妖精の森で繰り広げられる真夏の一夜の恋騒動を描いた、シェイクスピアの傑作喜劇。大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気を博した女優グェンドリン・クリスティーがヒポリタ/ティターニア役を好演。2018シーズンの『ジュリアス・シーザー』に続き、ニコラス・ハイトナーによる観客参加型の演出でも話題に。演劇批評家からも高評価が続出した。
  • ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019-2020「ロミオとジュリエット」

      制作年: 2018
      ロシアの名門バレエ団、ボリショイ・バレエの公演を劇場上映するシリーズの一作。シェイクスピアによる戯曲がバレエに翻案され、ボリショイの舞台に蘇る。お互いを憎みあう宿敵の家に生まれたロミオとジュリエットだったが、二人は深く愛し合うようになり……。音楽はロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフ。2018年1月の舞台を収録。
    • オフィーリア 奪われた王国

      制作年: 2018
      シェイクスピアの「ハムレット」に登場するオフィーリアを主人公に、力強く生きる女性を描いた史劇スペクタクル。16世紀のデンマーク。侍女として迎えられた貧しい少女は、戦争から帰還した王子と禁断の恋に落ちる。主演はデイジー・リドリー。【スタッフ&キャスト】監督:クレア・マッカーシー 原案:ウィリアム・シェイクスピア 製作:アーレン・クルーガー 脚本:セミ・チェラス 出演:デイジー・リドリー/クライブ・オーウェン/ナオミ・ワッツ/ジョージ・マッケイ
    • ナショナル・シアター・ライブ2019「アントニーとクレオパトラ」

      制作年: 2018
      英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を各国の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ2019。古代ローマに題材をとった、シェイクスピアによる歴史劇。ローマの武将アントニーとエジプトの女王クレオパトラの悲恋を描く。2016シーズンの『人と超人』の演出家&主演俳優、サイモン・ゴッドウィンとレイフ・ファインズのタッグが再び実現。ファインズの相手役を務めるのは、「嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~」シーズン2でマーガレット王妃を演じ、強烈な印象を残したソフィー・オコネド。
    • ナショナル・シアター・ライブ2019「リア王」

      制作年: 2018
      英国ナショナル・シアターが厳選した舞台を映画館で上映するシリーズの一作。シェイクスピアの四大悲劇の一つで、名優イアン・マッケランが老王リアを演じる。高齢のため退位するリア王は3人の娘の愛情を試すが、長女と次女に裏切られ、国を追われてしまう。演出を手がけるのは、堤真一主演『民衆の敵』など日本でも活躍するジョナサン・マンビィ。2018年9月27日、デューク・オブ・ヨークス劇場での公演。
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      • 感動的な
    • ナショナル・シアター・ライブ2019「マクベス」

      制作年: 2018
      英国ナショナル・シアターが厳選した傑作舞台を各国の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ2019。W・シェイクスピアの四大悲劇の一つを、英国ナショナル・シアター芸術監督ルーファス・ノリス演出で上演した2018年5月10日の公演を収録。出演は、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のローリー・キニア、「未来を花束にして」のアン=マリー・ダフ。
    • ナショナル・シアター・ライブ 2018「ジュリアス・シーザー」

      制作年: 2018
      英国ナショナル・シアターが厳選した舞台を映画館で上映する“ナショナル・シアター・ライブ”の2018年版。『ヤング・マルクス』の演出家ニコラス・ハイトナー率いるブリッジ・シアターが贈る作品。ローマの英雄シーザーの暗殺とその後継者争いを描く。出演は「007 スペクター」のベン・ウィショー、「白鯨との闘い」のミシェル・フェアリー、「アラビアの女王 愛と宿命の日々」のデヴィッド・コールダー。
    • ナショナル・シアター・ライブ「十二夜」

      制作年: 2017
      英国ナショナル・シアター厳選の舞台を上映するシリーズの一作。シェイクスピアの喜劇にアレンジを加えた、世界的演出家サイモン・ゴドウィンによる2017年の舞台を収録。船が難破し双子の弟が行方知れずになったヴィオラは、ひとり新たな地に踏み出すが……。英TVドラマ『アンダーカバー 見つめる目』のタマラ・ローレンスやダニエル・エズラ、ナショナル・シアター・ライブ「夏の夜の夢」のオリヴァー・クリスらが出演。
    • METライブビューイング2016-17 グノー「ロメオとジュリエット」

      制作年: 2017
      ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)のオペラを上映するシリーズ。2017年1月21日に上演される、シェイクスピアの悲恋物語を基にしたグノーの代表作を取り上げる。ロメオとジュリエットは互いに対立する家の者と知らず恋に落ちてしまい……。ブロードウェイミュージカル『南太平洋』で第62回トニー賞ミュージカル部門最優秀演出賞を獲得したバートレット・シャーの新演出のもと、ドイツの歌姫ディアナ・ダムラウとパヴァロッティの再来と称されるヴィットーリオ・グリゴーロが運命に翻弄される恋人たちを演じる。5.1chサラウンドの音響と10台以上のHDカメラを用い舞台を収録し、舞台裏の模様を含め上映する。
    • ブラナー・シアター・ライブ2016 第二弾『ロミオとジュリエット』

      制作年: 2016
      イギリス演劇界でシェイクスピア俳優としてその実力を認められ、映画界でも俳優・監督として活躍しているケネス・ブラナー。彼が率いる“ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー”によるロンドン、ギャリック劇場での上演舞台3作品が映像化され、『ブラナー・シアター・ライブ』として公開。第二弾「ロミオとジュリエット」:大ヒット映画「シンデレラ」でシンデレラを演じたリリー・ジェームズと王子を演じたリチャード・マッデンが再び共演。トニー賞受賞俳優デレク・ジャコビがロミオの友人マキューシオを演じている。
    • リチャード三世(2016)

      制作年: 2016
      英国アルメイダ劇場の舞台を映画館で上映するアルメイダ・ライブの初作品。シェイクスピアの戯曲をアルメイダ劇場芸術監督のルパート・グールドが演出した。内紛の続くイングランド。不安定な情勢のなか、エドワード王の弟リチャードは兄の王冠を狙っていた。出演は、「007 スペクター」のレイフ・ファインズ、「フォックスキャッチャー」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「ROCK YOU! ロック・ユー!」のスコット・ハンディ。
    • ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」

      制作年: 2015
      英国ナショナル・シアターによる最高峰の舞台を映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライヴ」の2016年ラインナップ第1弾。「ブラック・スキャンダル」のベネディクト・カンバーバッチが、シェイクスピアの名作に挑む。演出は舞台『Chimerica』の演出で高評価を得た気鋭の女性演出家リンゼイ・ターナー。
    • 三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2「NINAGAWA・マクベス」

      制作年: 2015
      2016年に他界した演出家・蜷川幸雄が手がけた演劇の上映企画第2弾。シェイクスピア4大悲劇のひとつ『マクベス』と日本文化を結びつけた舞台を上映。3人の魔女から国王になると予言されたマクベス。ダンカン王を暗殺し、王座を手にするが良心の呵責に苛まれ……。ミュージカルからストレートプレイ、映像まで幅広く活躍する市村正親、「天城越え」「いつか読書する日」などで数々の賞に輝いた田中裕子、日本屈指のシェイクスピア俳優・吉田鋼太郎らが出演。
    • マクベス(2015)

      制作年: 2015
      没後400年のシェイクスピアによる四大悲劇の一つを「スティーブ・ジョブズ」のマイケル・ファスベンダー主演で映画化。戦乱に揺れる中世スコットランドを舞台に、欲望と野心にとらわれた勇将マクベスが、最愛の妻と共に歩んだ激動の生涯を映し出す。共演は「エディット・ピアフ 愛の賛歌」のマリオン・コティヤール、「コードネーム U.N.C.L.E.」のエリザベス・デビッキ、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のショーン・ハリス。監督は、長編デビュー作『スノータウン』で注目を集めたオーストラリア出身の新鋭ジャスティン・カーゼル。吉本興業初の洋画配給作品。
    • ブラナー・シアター・ライブ2016 第一弾『冬物語』

      制作年: 2015
      イギリス演劇界でシェイクスピア俳優としてその実力を認められ、映画界でも俳優・監督として活躍しているケネス・ブラナー。彼が率いる“ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー”によるロンドン、ギャリック劇場での上演舞台3作品が映像化され、『ブラナー・シアター・ライブ』として公開。第一弾「冬物語」:シェイクスピア原作の贖罪にまつわる悲喜劇をトニー賞、エミー賞受賞の振付家ロブ・アシュフォードと、ケネス・ブラナーが新たな息吹を吹き込む。アカデミー賞助演女優賞受賞のジュディ・デンチがポーリーナを演じ、ケネス・ブラナーがリオンディーズを演じている。
    • 蜷川幸雄シアター「ジュリアス・シーザー」

      制作年: 2015
      演出家・蜷川幸雄の一周忌に合わせその演出作品を全国15ヶ所の映画館で上映するシリーズの第1弾。ボンベイを破り、ローマに凱旋したジュリアス ・シーザー。その権力が強大になることを恐れたキャシアスは、ブルータスを仲間に引き入れ、暗殺を決行する。彩の国シェイクスピアシリーズの1本。出演は、「恋妻家宮本 KOISAIKA MIYAMOTO」の阿部寛、「僕だけがいない街」の藤原竜也、「シュアリー・サムデイ」の横田栄司、「新宿スワン」シリーズの吉田鋼太郎。
    • 蜷川幸雄シアター「ヴェニスの商人」

      制作年: 2014
      演出家・蜷川幸雄の一周忌に合わせその演出作品を全国15ヶ所の映画館で上映するシリーズの第4弾。ヴェニスの貿易商アントーニオの元にバサーニオが借金を申し込みにやってくる。しかし全財産が船の上にあったため、自分を保証人として借金するよう勧める。彩の国シェイクスピアシリーズの1本で、シェイクスピアの時代に倣い、すべての役を男性が演じている。出演は、「超高速!参勤交代」シリーズの市川猿之助、「愚行録」の中村倫也、「シュアリー・サムデイ」の横田栄司、「サバイバルファミリー」の大野拓朗、舞台『尺には尺を』の間宮啓行、「あかね空」の石井愃一、「謝罪の神様」の高橋克実。
    • 夏の夜の夢(2014)

      制作年: 2014
      2014年トニー賞受賞の演出家ジュリー・テイモアの演出により上演されたシェイクスピア作品を映像化。撮影監督は、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のロドリゴ・プリエト。音楽は、「フリーダ」のエリオット・ゴールデンサール。出演は、ローレンス・オリヴィエ賞受賞のキャサリン・ハンター、「ブラック・ダイヤモンド」のデヴィッド・ヘアウッド。2014年トロント国際映画祭上映作品。2020年6月19日(金)より、イオンシネマ系列7館にて再公開。
    • ナショナル・シアター・ライヴ 2014 「リア王」

        制作年: 2014
        イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが、イギリスで上演された全ての舞台の中から特に注目に値する演目だけを選び、映画館で上映するプロジェクト“ナショナル・シアター・ライヴ”の第4弾。ウィリアム・シェイクスピア原作の舞台を「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督が演出。出演は「ギャザリング」のサイモン・ラッセル・ビール。
      • ナショナル・シアター・ライヴ 2014 「コリオレイナス」

          制作年: 2014
          イギリス演劇界の最高峰ロイヤル・ナショナル・シアターの舞台を映像化した“ナショナル・シアター・ライヴ”第2弾。W・シェイクスピア原作の政治的対立による悲劇をジョシー・ロークの演出で上演。出演は、「マイティ・ソー」のトム・ヒドルストン、ドラマ『SHARLOCK(シャーロック)』のマーク・ゲイティス。
        • ブロードウェイ版「ロミオとジュリエット」

          制作年: 2013
          ブロードウェイを中心とした舞台作品を映画館で上映する“松竹ブロードウェイシネマ”のシリーズ化第2弾。衣装にジーンズやキャップを取り入れ、シェイクスピアの名作を現代風にアレンジ。オーランド・ブルーム主演で、永遠の悲恋物語が繰り広げられる。共演はブロードウェイの舞台で活躍するコンドラ・ラシャド。
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          • 感動的な
        • Dステ14th 「十二夜」

          制作年: 2013
          2009年上演の「ヴェニスの商人」同様にオールメイルで上演した本作は、片想いの連鎖が繰り広げるシェイクスピアの傑作喜劇を、D-BOYSに加えお笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸や、ミッキー・カーチスといった個性豊かなキャストが演じ、連日笑いの絶えない公演となった。
        • ナショナル・シアター・ライヴ 2014 「オセロ」

          制作年: 2013
          イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが、イギリスで上演された全ての舞台の中から特に注目に値する演目だけを選び、映画館で上映するプロジェクト“ナショナル・シアター・ライヴ”の第6弾。ウィリアム・シェイクスピア原作の舞台を「英国万歳!」のニコラス・ハイトナー監督が演出。出演は、TV『華麗なるペテン師たち』のエイドリアン・レスター、「ナショナル・シアター・ライヴ 2014 ハムレット」のローリー・キニア。
        • 塀の中のジュリアス・シーザー

          制作年: 2012
          ローマ郊外の刑務所を舞台に、実在の受刑者たちが演劇「ジュリアス・シーザー」を演じる中、次第に役の登場人物たちと同化していく様子を描く異色作。監督・脚本は「グッドモーニング・バビロン!」のパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ。2012年第62回ベルリン国際映画祭金熊賞グランプリ受賞作。
        • SADO TEMPEST

          制作年: 2011
          シェイクスピアの最後の劇「テンペスト」を原作として、佐渡に残る寺院、金山、そして自然を舞台にして物語りは繰り広げられる。2012年8月18日より新潟県佐渡で開催された「アース・セレブレーション」にて先行上映。2013年2月16日より「SADO TEMPEST」としてユーロスペースにて上映された。
        • 英雄の証明(2011)

          制作年: 2011
          シェークスピア最後の悲劇『コリオレイナス』、の舞台を現代に置き換えて映画化したアクション大作。ローマの独裁者と敵国のリーダーによる宿命の戦いを描く。監督・主演は、「愛を読むひと」のレイフ・ファインズ。共演は、「300」のジェラルド・バトラー、「ジュリエットからの手紙」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。
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        • テンペスト(2010)

          制作年: 2010
          シェイクスピアの同名戯曲を映画化。魔術を操る大公の復讐を描く。監督は「アクロス・ザ・ユニバース」のジュリー・テイモア。出演は、「クイーン」のヘレン・ミレン、「グッドナイト&グッドラック」のデイヴィッド・ストラザーン。アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート、第67回ヴェネチア国際映画祭クロージング作品。
        • 三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2「じゃじゃ馬馴らし」(彩の国シェイクスピア・シリーズ)

          制作年: 2010
          2016年に他界した演出家・蜷川幸雄が手がけた演劇の上映企画第2弾。戯曲誕生時のスタイルを踏襲し全ての役を男性が演じたシェイクスピア喜劇を上映。ペトルーチオは持参金目当てでじゃじゃ馬のキャタリーナに求婚。彼女の抵抗を無視し強引に話を進める。出演は歌舞伎俳優の二代目市川亀治郎(のちの四代目市川猿之助)、劇団☆新感線や劇団・第三舞台を経て「パトレイバー」シリーズなど映像方面でも活躍する筧利夫ほか。
        • ナショナル・シアター・ライヴ 2014 「ハムレット」

          制作年: 2010
          多様な優れた作品を提供してきたイギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが、イギリス国内で上演された舞台の中でもとりわけ注目すべき作品を選び映画館で上映するシリーズ。劇場の迫力や俳優たちのパフォーマンスを、高解像度カメラを使用し忠実に収録。舞台の裏側やインタビューなども含め、舞台の魅力を余すところなくスクリーンに映し出す。本作では1989~1997年にロイヤル・ナショナル・シアターで演出を務め「英国万歳!」「私の愛情の対象」など映画監督としても活躍するニコラス・ハイトナーが手がけた、シェイクスピア四大悲劇の一つとされる名作を収録。主演は舞台を中心に活動し映画「007」シリーズでも知られるローリー・キニア。
        • 真夏の夜の夢 さんかく山のマジルー(2009)

          制作年: 2009
          沖縄の離島を舞台に、ウィリアム・シェイクスピアの祝祭劇『夏の夜の夢』を翻案し、人間と精霊の交流を描くヒューマン・ドラマ。監督は、「40歳問題」の中江裕司。出演は、ドラマ『風林火山』の柴本幸、「ホテル・ハイビスカス」の蔵下穂波、「イエスタデイズ」の和田聰宏、「ストロベリーショートケイクス」の中村優子。沖縄での公開タイトルは「さんかく山のマジルー」。2009年7月18日より沖縄・桜坂劇場、リウボウホールにて先行公開。
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        • ゲキ×シネ「メタルマクベス」

          制作年: 2007
          シェイクスピアの戯曲『マクベス』を、へヴィメタルサウンドに乗せアレンジした、2006年5月に上演された劇団☆新幹線による舞台を映像化した「ゲキ×シネ」シリーズ。脚色は宮藤官九郎。2007年に新宿バルト9・オープン記念として特別限定上映された。
        • 蜷川幸雄シアター「間違いの喜劇」

          制作年: 2006
          演出家・蜷川幸雄の一周忌に合わせその演出作品を全国15ヶ所の映画館で上映するシリーズの第3弾。シラクサの商人イジーオンは離散した家族を探すなか、敵地エフィソスで逮捕される。そのころ、双児の息子の弟と双児の召使の弟もエフィソスに到着していた。彩の国シェイクスピアシリーズの1本で、シェイクスピアの時代に倣い、すべての役を男性が演じている。出演は、「ミュージアム」の小栗旬、「東京公園」の高橋洋、「闇金ドッグス3」の内田滋、舞台『ヴェローナの二紳士』の月川悠貴、「シン・ゴジラ」の鶴見辰吾、「新宿スワン」シリーズの吉田鋼太郎。
        • マクベス ザ・ギャングスター

          制作年: 2006
          シェイクスピアの悲劇「マクベス」の舞台を現代に置き換え映画化したエロティッククライムアクション。麻薬組織のメンバー・マクベスは、ある日謎の少女からボスになる運命を告げられる。その予言に導かれるように、彼は敵対する仲間を殺し始めるが…。【スタッフ&キャスト】監督:ジェフリー・ライト 脚本・出演:ヴェロニカ・ヒル 原作:ウィリアム・シェイクスピア 製作総指揮:ゲイリー・ハミルトン 出演:サム・ワーティングトン/レイシー・ホルム/スティーブ・バストーニ/マット・ドーラン
        • O(オー)(2001)

          制作年: 2001
          シェイクスピアの悲劇『オセロー』をもとに、若者の“嫉妬”や“裏切り”を通じて、アメリカの病理を鋭く抉り出す異色の学園ドラマ。ジョシュ・ハートネットが、イアーゴーを思わせる暗い情熱を秘めた青年を演じる。監督は、「オー・ブラザー!」でコミカル演技をみせたティム・ブレイク・ネルソン。
        • ハムレット(2000)

          制作年: 2000
          シェイクスピアの有名な戯曲を、現代のニューヨークを舞台に映画化。巨大なマルチ・メディア企業の若き後継者ハムレットが、デジタル・カメラ、携帯電話、ラップトップなど最新のネット・ツールを武器に亡き父の亡霊を果たす。主演は「ガタカ」のイーサン・ホーク。
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        • 真夏の夜の夢(1999)

          制作年: 1999
          恋に悩む男女のやりとりをコミカルに描いたファンタジー・ロマン。ウィリアム・シェイクスピアの古典喜劇を舞台を19世紀初頭のイタリアに設定して映画化。監督・脚本には「素晴らしき日」のマイケル・ホフマン。撮影は「ハイロー・カントリー」のオリヴァー・ステイプルトン。音楽は「シャロウ・グレイブ」のサイモン・ボスウェル。美術は「オスカーとルシンダ」のルチアーナ・アリジ。編集は「素晴らしき日」のガース・クレヴェン。衣裳は「レ・ミセラブル」のガブリエラ・ペスクッチ。出演は「ベスト・フレンズ・ウェディング」のルパート・エヴェレット、「17 セブンティーン」のキャリスタ・フロックハート、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のケヴィン・クライン、「ストーリー・オブ・ラブ」のミシェル・ファイファー、「普通じゃない」のスタンリー・トゥッチほか。
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        • 恋の骨折り損

          制作年: 1999
          シェイクスピアの名作恋愛劇を、ハリウッド・ミュージカルへのオマージュとしてアレンジした作品。監督・製作・脚色・主演は「ハムレット」のケネス・ブラナー。音楽は「大いなる遺産」のパトリック・ドイル。共演は「完全犯罪」のアレッサンドロ・ニヴォラ、「ウィング・コマンダー」のマシュー・リラード、「パーフェクト・カップル」のエイドリアン・レスター、「タイムトラベラー きのうから来た恋人」のアリシア・シルヴァーストン、「RONIN」のナターシャ・マケルホーン、「マウスハント」のネイサン・レインほか。
        • ハムレット(1997)

          制作年: 1997
          17世紀の文豪ウィリアム・シェイクスピアの言わずと知れた古典『ハムレット』を、舞台を中世から19世紀に移し、絢爛豪華なタッチで映画化。監督・脚本・主演は、「世にも憂鬱なハムレットたち」の英国演劇界の俊英ケネス・ブラナーで、オールスター・キャストで4時間の大作に挑んだ。製作はブラナーと「フランケンシュタイン」以降コンビを組むデイヴィッド・バロン。撮影は「アラビアのロレンス」「スカーレット・レター」のベテラン、アレックス・トムソン。音楽は「フェイク」のパトリック・ドイルで、主題歌『IN PEACE』をオペラ界の最高のテナー歌手プラシド・ドミンゴが歌う。美術はブラナーとは「ヘンリー5世」以降全作品で組む「オセロ」のティム・ハーヴェイ。編集は「世にも憂鬱なハムレットたち」のニール・ファレル。衣裳は『待ち焦がれて』(V)のアレックス・バーン。共演は「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、「ドラゴンハート」のジュリー・クリスティ、「彼と彼女の第二章」のビリー・クリスタル、「ショート・カッツ」のジャック・レモン、「トゥルーライズ」のチャールトン・ヘストン、「ジャック」のロビン・ウィリアムス、「俺たちは天使だ」のジェラール・ドパルデューなど映画界のスターに加え、「世にも憂鬱なハムレットたち」のリチャード・ブライアーズ、マイケル・マロニー、ニコラス・ファレル、「シャイン」のジョン・ギールグッド、「愛と死の間で」のデレク・ジャコビ、「ロストワールド ジュラシック・パーク」のリチャード・アッテンボロー、「秘密と嘘」のティモシー・スポールほか豪華な顔触れ。
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        • 夏の夜の夢(1996)

          制作年: 1996
          文豪シェイクスピアの同名戯曲(邦訳・白水社など)の映画化。監督・脚本はRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)出身の舞台演出家エイドリアン・ノーブルで、本作が映画デビュー作。撮影は「Emma エマ」のイアン・ウィルソン。音楽は「ハンガー」のハワード・ブレイク。出演は新人オシーン・ジョーンズのほか、RSCからアレックス・ジェニングス、デズモンド・バーリットらが参加。
        • アル・パチーノのリチャードを探して

          制作年: 1996
          シェイクスピアの史劇『リチャード三世』(邦訳・新潮文庫など)、その上演のためのリハーサルと、上演されたシーンとのモンタージュを通して、シェイクスピアの精神を現代に甦らそうと試みる演劇ドキュメンタリー。監督・製作は「ヒート(1996)」の演技派アル・パチーノで、自身の資金をつぎ込み、念願の初監督を実現。製作はパチーノと、彼の舞台活動に過去5年間にわたり協力しているマイケル・ハッジ。エグゼクティヴ・プロデューサーは「陽のあたる教室」のウィリアム・ティートラー。ナレーションはパチーノがフレデリック・キンボールと共に執筆。撮影はダイレクト・シネマの旗手リチャード・リーコックの子息、「SUPER MODEL'S CATWALK」のロバート・リーコック。音楽は「ムーンライト&ヴァレンチノ」のハワード・ショア。美術はケヴィン・リッター。編集はパスクァーレ・ブバ、ウィリアム・アンダーソン、ネッド・バスティール、アンドレ・ベッツ。衣裳はオード・ブロンソン・ハワード、デボラ・スコット、劇中劇『リチャード三世』のクライマックスの戦闘シーンはイヴォンヌ・ブレイクが担当。パチーノは舞台でも何度か演じたシェイクスピア劇最高の悪役グロスター公リチャード(のちのリチャード三世)に扮する。共演は「陪審員」のアレック・ボールドウィン、「ユージュアル・サスペクツ」「ザ・プロデューサー」のケヴィン・スペイシー、「キルトに綴る愛」のウィノナ・ライダー、「フランケンシュタイン」のアイダン・クインと、アメリカ映画の演技派スターたちがシェイクスピア劇の大役で好演。キャストたちは映画の随所に挿入される、劇映画として演じられた『リチャード三世』でそれぞれの役に扮すると共に、リハーサルやディスカッションなどでは本人として登場して、役作りやシェイクスピアの解釈、その現代的意義について活発に発言する。さらにシェイクスピアをより良く知るため英国へ赴き、シェイクスピアの生家などを訪問するパチーノに応える形で、英国劇壇の重鎮「プロスペローの本」のジョン・ギールグッド、「ヘンリー五世」「から騒ぎ」の英国劇壇の寵児、「世にも憂鬱なハムレットたち」のケネス・ブラナー、「欲望」「ミッション:インポッシブル」の名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ、舞台『オセロ』(64)の名演も知られる「スニーカーズ」のジェームズ・アール・ジョーンズがインタビューに応じ、シェイクスピアを演じる心構えや秘訣を明かす。
          70
        • リチャード三世(1996)

          制作年: 1996
          シェイクスピア初期の傑作史劇『リチャード三世』(主な翻訳は福田恆存訳の新潮文庫など)を、舞台をファシズムの嵐が吹き荒れる30年代ヨーロッパに設定して映画化した政治陰謀劇。イアン・マッケレン主演、リチャード・エア演出で世界各地で上演されて高い評価を受けた舞台を基に、マッケレン自らが映画化を企画。「私に近い6人の他人」「恋の闇 愛の光」などの名バイプレーヤーとして活躍するマッケレンは、舞台では現代英国演劇を代表する名優のひとり。監督は『ワイドアイド・アンド・レッグレス』(特殊上映のみ)のリチャード・ロンクレインで、正式な日本公開作はこれが初めて。製作はスティーヴン・ベイリーとリサ・カッツェラス・パレ。製作総指揮はエアとマッケレン、エレン・ダイナーマン・リトル、ジョー・サイモン、マリア・アポティアコスの共同。脚本はマッケレンとロンクレインの共同。撮影は「ケロッグ博士」のピーター・ビジウ。音楽は「死の接吻」のトレヴァー・ジョーンズで、エンディングにはアル・ジョルスンの『Top of the World』など、30年代の流行曲が随所に散りばめられている。美術は『ワイドアイド・アンド・レッグレス』のトニー・バロウ。衣裳は「マリリンとアインシュタイン」「アリア」のシューナ・ハーウッド。編集はポール・グリーン、録音はデイヴィッド・スティーヴンソン。共演は「アメリカン・プレジデント」のアネット・ベニング、「恋の闇 愛の光」のロバート・ダウニー・ジュニア、「ブロードウェイと銃弾」のジム・ブロードベント、「ミッション:インポッシブル」のクリスティン・スコット=トーマス、「秘密の花園」のマギー・スミス、「英国万歳!」のナイジェル・ホーソン、テレビ・シリーズ「シャーロック・ホームズの冒険」のワトソン役で日本でもお馴染みの「永遠の愛に生きて」のエドワード・ハードウィックほか実力派が顔を揃えた。96年ベルリン映画祭監督賞(ロンクレイン)を受賞。
        • ロミオ&ジュリエット

          制作年: 1996
          四世紀にも渡り演出家・俳優たちの創造力を刺激し続けてきた近代劇の祖シェイクスピア。その代表的悲恋物語『ロミオとジュリエット』は、フランコ・ゼフィレッリ監督版(68)をはじめ、ロバート・ワイズ監督による翻案「ウエスト・サイド物語」(61)など、とりわけ好まれて映画化されてきた題材。その90年代版決定打と呼ぶべき本作の監督は、処女作「ダンシング・ヒーロー」で注目されたオーストラリア出身の俊英バズ・ラーマン。2作目となる本作は、主演ロミオ役に「バスケットボール・ダイアリーズ」のレオナルド・ディカプリオを迎え、満を持してのハリウッド進出。ジュリエットには、世界規模のオーディションの末「若草物語」のクレア・デーンズが起用された。原作の台詞を生かしつつ、映像では大胆に現在の風景を紡いでいく脚色は、ラーマン自身と盟友クレイグ・ピアース。製作はラーマンと「エム・バタフライ」のガブリエラ・マルティネリ。スピーディーな映像表現に貢献したのは、撮影のドナルド・M・マカルパイン(「今そこにある危機」)と編集のジル・ビルコック(「キルトに綴る愛」)。ピアース、ビルコックと、美術のキャサリン・マーティン、衣裳のキム・バレットは、「ダンシング・ヒーロー」に続いての参加。もう一つラーマンの「誇張された青春映画」スタイルに欠かせない音楽は、「バットマン・フォーエヴァー」の才人ネリー・フーパー。カーディガンズ、ガービッジ、レディオヘッドら、旬のバンドが時代の空気を表現している。共演として「ザ・ファン」のジョン・レグイザモ、「クルーレス」のポール・ラッド、「スモーク」のハロルド・ペリノー、「ヒート」のダイアン・ヴェノーラ、「ニクソン」のポール・ソルヴィノ、「推定無罪」のブライアン・デネヒー、「エイジ・オブ・イノセンス」のミリアム・マーゴルイズ、「ジャイアント・ピーチ」のピート・ポスルスウェイトと、多彩なキャストが脇を固める。
          80
        • 十二夜

          制作年: 1996
          文豪シェイクスピアによる恋愛喜劇の古典『十二夜』(邦訳・角川文庫など)の映画化。監督・脚本はRSCの演出家として知られる『レディ・ジェーン 愛と運命のふたり』(V、85)のトレヴァー・ナン。製作は「英国万歳!」のデイヴィッド・パーフィットとスティーヴン・エヴァンス。撮影は「デス・クルーズ 欲望の嵐」のクライヴ・ティクナー。音楽はRSC作品で知られるシャウン・デイヴィ。美術は「ライフ・イズ・スウィート」のソフィ・ベーシェル。衣裳は「日の名残り」のジョン・ブライト。出演は「恋人たちのポートレート」のヘレナ・ボナム=カーター、「いつか晴れた日に」のイモジェン・スタッブスとイメルダ・スタウントン、「プレタポルテ」のリチャード・E・グラント、「英国万歳!」のナイジェル・ホーソーン、「死と処女」のベン・キングスレーほか。
        • オセロ(1995)

          制作年: 1995
          シェイクスピアの四大悲劇の一つ、『オセロ』の4度目の映画化。イアーゴの陰謀を前面に押し出したこれまでの作品とは異なり、若き将軍オセロのデズデモーナに対する激情的な愛こそが、この物語に中心との解釈で挑んだ監督は、舞台出身でこれが初の長編映画となる新鋭オリヴァー・パーカー。89年に自ら演出も手掛けた舞台「オセロ」でイアーゴを演じた時から、映画化を企画していた。製作はニコラス・ローグの実子でダコダ・フィルムズを主宰するリュック・ローグと、「世にも憂鬱なハムレット」などケネス・ブラナー作品に関わったデイヴィッッド・バロン。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョナサン・オルスバーグ、撮影は、CMやプロモーション・ビデオ、ドキュメンタリーなどの分野で活躍し、3本の短編を経てこれが初の劇場用映画となるデイヴィッド・ジョンソン、音楽はチャーリー・モール、美術は「世にも憂鬱なハムレット」ほかケネス・ブラナーの全作品に参加したティム・ハーヴェイ、編集は「美しすぎて 詩人の愛」のトニー・ローソン。主演は、映画で初めて黒人のオセロを演じた「理由」のローレンス・フィッシュバーン、「愛のめぐりあい」のイレーネ・ジャコブ、「世にも憂鬱なハムレットたち」のケネス・ブラナー。共演は、監督の実弟で「ハムレット」(90)のナサニエル・パーカー、その妻である舞台女優のアナ・パトリック、「世にも憂鬱なハムレットたち」のマイケル・マロニーとニコラス・ファレルほか。
        • から騒ぎ

          制作年: 1993
          過去に4度映画化されたウィリアム・シェイクスピアの戯曲に、演劇界の風雲児といわれるケネス・ブラナーが挑んだ情熱的なラヴストーリー。監督・製作・脚本は「愛と死の間で」のケネス・ブラナー。共同製作は「ヘンリー五世」のスティーブン・エヴァンスとデイヴィッド・パーフィット。撮影はロジャー・ランサー。音楽は「インドシナ」のパトリック・ドイルがそれぞれ担当。主演はブラナーと「ハワーズ・エンド」のエマ・トンプソン。共演は「マルコムX」のデンゼル・ワシントン、「ドラキュラ(1992)」のキアヌ・リーヴス、「バットマン リターンズ」のマイケル・キートンなど。
        • プロスペローの本

          制作年: 1991
          17世紀、ミラノ大公プロスペローの復讐譚を描く、ウィリアム・シェークスピア最後の戯曲『テンペスト(あらし)』の映画化。脚色・監督は「コックと泥棒、その妻と愛人」のピーター・グリーナウェイ、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はマイケル・ナイマンが担当。出演はジョン・ギールグッド、マイケル・クラークほか。
          80
        • コールド・ブラッド 殺しの紋章

          制作年: 1990
          「ハンナとその姉妹」のジョン・タートゥーロ主演のサスペンス。
        • ハムレット(1990)

          制作年: 1990
          デンマークの王子ハムレットの苦悩を描くヒューマン・ドラマ。ウィリアム・シェイクスピアの原作の映画化で、脚本はクリストファー・デ・ボアとフランコ・ゼフィレッリが共同で執筆。製作はデイソン・ラヴェル、監督はフランコ・ゼフィレッリ、撮影はリチャード・マーダン、美術はダンテ・フェレッティが担当。出演はメル・ギブソン、グレン・クロース、ポール・スコフィールド、アラン・ベイツ、イアン・ホルム、ヘレナ・ボナム・カーターなど。
        • ヘンリー五世(1989)

          制作年: 1989
          百年戦争さなかの15世紀則半、若きイングランドの国王へンリー五世の姿を、ウィリアム・シェークスピアの原作を基に描く歴史ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーブン・エヴァンス、製作はブルース・シャーマン、監督・脚色・主演は、本作が初監督作品となるケネス・ブラナー、撮影はケネス・マクミラン、音楽はパトリック・ドイルが担当。出演はほかにデレク・ジャコビ、エマ・トンプソンなど。
        • ゴダールのリア王

          制作年: 1987
          「ゴダールの決別」などの映画の革命児ジャン=リュック・ゴダールが文豪シェイクスピア『リア王』を自在に解釈した一作。以前にビデオ化はされていたが劇場公開は今回が初めて。監督・脚本・編集・出演はゴダール。製作はキヤノン・フィルムを率いたメナハム・ゴーランとヨラン・グローバス。撮影は「緑の光線」のソフィー・マンティニューと、一部「右側に気をつけろ」のカロリーヌ・シャンプティエが担当。録音は「パッション」以降ゴダールと組むフランソワ・ミュジー。出演はオペラ演出家のピーター・セラーズ、「ロッキー」シリーズのバージェス・メレディス、「プリティ・イン・ピンク」のモリー・リングウォルド、「恋人までの距離」のジュリー・デルピー、映画監督のウディ・アレンとレオス・カラックス、作家のノーマン・メイラーほか。
        • ハムレット・ゴーズ・ビジネス

          制作年: 1987
          シェイクスピア劇を翻案し、父の残した会社を乗っ取ろうとする叔父との抗争を描くブラック・コメディ。「白い花びら」公開記念に2000年4月29日から渋谷ユーロスペースで開催された特集上映「アキ・カウリスマキ・ゴーズ・ニッポン!」にて上映。
          60
        • 真夏の夜の夢(1984)

          制作年: 1984
          イギリス出身で本国はもとより世界各国で活躍する劇団リンゼイ・ケンプ・カンパニーのシェイクスピア原作の舞台『真夏の夜の夢』の映画版。製作総指揮はセレスティーノ・コロナードとデイヴィッド・メイヤー、製作はミゲール・エンジェル・ペレス・キャンポス。監督と脚本はセレスティーノ・コロナード、舞台製作及びセット・デザインと衣装はリンゼイ・ケンプとデイヴィッド・ホートン、撮影はピーター・ミドルトン、美術はカルロス・ドレモケア、音楽はカルロス・ミランダが担当。出演はリンゼイ・ケンプ、マヌエラ・ヴァルガス、インクレディブル・オーランドほか。日本版字幕は関美冬。カラー、16ミリ、スタンダード。
        • テンペスト(1979)

          制作年: 1979
          ウィリアム・シェイクスピアの『シムベリーン』『冬物語』とともに伝奇劇の一つであり、最後の作品とされている同名原作の映画化。製作総指揮は「アリア」のドン・ボイド、製作はガイ・フォードとモーディカイ・シュライバー。監督・脚本は「アリア」(第九話を担当)のデレク・ジャーマン、撮影はピーター・ミドルトン、編集はレスリー・ウォーカーとアネット・ダルトン、プロダクション・デザインはヨランダ・ソナベント、美術はイアン・ホイッティカーとスティーヴン・メヒー、音楽・電子音はウェイヴメイカー、ダンス音楽はジョージ・サムファーが担当。出演はヒースコート・ウィリアムス、トーヤ・ウィルコックスほか。
        • マクベス(1971)

          制作年: 1971
          シェイクスピア原作の『マクベス』の映画化。アメリカの「プレイボーイ」誌のニュー・M・ヘフナー社長が設立したプレイボーイ・プロダクション製作の第1作。製作総指揮はヒュー・M・ヘフナー、製作はアンドリュー・ブランスバーグ、監督は「吸血鬼」のロマン・ポランスキー、シェイクスピアの原作をポランスキーとケネス・タイナンが脚色。撮影はギル・テイラー、音楽はザ・サード・イアー・バンド、編集はアリステア・マッキンタイアが各々担当。出演はジョン・フィンチ、フランセスカ・アニス、マーティン・ショー、ニコラス・セルビー、ジョン・ストライド、ステファン・チェイス、ポール・シェリー、テレンス・ベイラー、アンドリュー・ローレンス、フランク・ワイリーなど。
        • アントニーとクレオパトラ

          制作年: 1971
          ウィリアム・シェイクスピアの名作『アントニーとクレオパトラ』をチャールトン・ヘストンが監督・脚本・主演した作品で、アントニーとクレオパトラとの結ばれぬ恋をクライマックスに、アクテューム大海戦、アレクサンドリア大激突戦を中心に描いた叙事詩。製作は「ジュリアス・シーザー(1969)」のピーター・スネル、撮影はラファエル・パチェコ、美術はホセ・アルグエロ、ホセ・マリア・アラルコン、衣裳はウェンディ・ディクソン、音楽はジョン・スコット、編集をエリック・ボイド・パーキンスが担当。“クレオパトラ”には南アフリカ生まれで英国ロイヤル・シェークスピア劇団の新人女優ヒルデガード・ニールを抜擢、共演は「ローマ帝国の滅亡」のエリック・ポーター、「冬のライオン」のジョン・キャッスル、「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイ、ジュアン・ルイス・ギャリアルド、カルメン・セヴィラなど。
        • リア王

          制作年: 1970
          シェークスピア悲劇「リア王」の本格映画化作品。監督・脚本は「ハムレット(1964)」のlグリゴーリ・コージンツェフ、撮影は、やはり「ハムレット(1964)」のヨナス・グリツィウス、美術はコージンツェフとの名コンビ、エフゲニー・エネイ、衣裳はシモン・ヴィルサラーゼ、音楽はディミトリ・ショスタコヴィッチ、演奏はレニングラード国立フィルハーモニー・オーケストラが各々担当。出演はエストニヤ民族共和国の舞台俳優のユーリー・ヤルヴェト、マヤコフスキー劇場の新進女優ワレンティナ・シェンドリコワ、「ハムレット(1964)」のエルザ・ラジン、「赤いテント」のドナタス・バニオニス、ガリーナ・ボルチェック、オレーグ・ダル、K・セブリスなど。日本版字幕は清水俊二。黒白、ワイドスコープ。
        • ジュリアス・シーザー(1969)

          制作年: 1969
          ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ジュリアス・シーザー』の映画化。製作は弱冠29歳のピーター・スネル、監督は「オセロ」のスチュアート・バージ。脚色は新人ロバート・ファーニバル、撮影を「ジョージ・ガール」のケン・ヒギンズ、美術を「クレオパトラ(1963)」のモーリス・ペリング、編集をエリック・ボイド・パーキンス、音楽を新人マイケル・ルイス、衣装をバーバラ・ギレットがそれぞれ担当している。出演は「猿の惑星」のチャールトン・ヘストン、「ブリット」のロバート・ヴォーン、「ウェスタン」のジェイソン・ロバーズ、「空軍大戦略」のジョン・ギールグッド、「カーツーム」のリチャード・ジョンソン、リチャード・チェンバレン、クリストファー・リー、デイヴィッド・ドディミード、「女王陛下の007」のダイアナ・リグなど。テクニカラー、パナビジョン。1969年作品。
        • ロミオとジュリエット(1968)

          制作年: 1968
          ウィリアム・シェークスピアの高名な戯曲の映画化で、監督は「じゃじゃ馬ならし」のフランコ・ゼフィレッリ。脚本はフランコ・ブルザーティとフランコ・ゼフィレッリが書き、台詞はマーガレット・アンダーソンが担当した。撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はニーノ・ロータ、美術監督はルチアーノ・プッチーニ、衣裳はダニロ・ドナーテイ、装置はクリスティン・エザードが担当した。出演はロミオにレナード・ホワイティング(16歳)、ジュリエットにオリヴィア・ハッセー(15歳)の二新人が抜てきされ傍役はイギリスの舞台俳優でかためている。製作はアンソニー・ハヴェロック・アランとジョン・ブラボーン。
          60
        • じゃじゃ馬ならし(1966・アメリカ)

          制作年: 1966
          ウィリアム・シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」を「将軍たちの夜」のポール・デーン、スーソ・チェッキ・ダミーコ、フランコ・ゼフィレッリの3人が共同で脚色し、ゼッフィレッリが監督した。撮影は「寒い国から帰ったスパイ」のオズワルド・モリス、音楽は「アルトナ」のニーノ・ロータが担当した。出演は「バージニア・ウルフなんかこわくない」でコンビのエリザベス・テイラー、リチャード・バートンのほか「寒い国から帰ったスパイ」のマイケル・ホーダーン、舞台俳優マイケル・ヨーク、「海賊船悪魔号」のナターシャ・パインなど。総指揮はリチャード・マクワーター。
          60
        • オーソン・ウェルズのフォルスタッフ

          制作年: 1966
          1400年の英国を舞台に、悪名高い無頼漢フォルスタッフの半生姿を、後のヘンリー五世である皇太子ハルとの関わりを中心に描く。製作はエミリアーノ・ピエドラとアンヘル・エスコラーノ、エクゼキュテヴ・プロジューサーはアレッサンドロ・タスカ。シェイクスピアの戯曲『ヘンリー四世』『リチャード三世』『ヘンリー五世』『ウィンザーの陽気な女房たち』とラファエル・ホリンシェッドの『年代記』を基に「オーソン・ウェルズのフェイク」のオーソン・ウェルズが監督・脚色・衣装を担当。撮影はエドモン・リシャール、音楽はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノが担当。出演はウェルズ、キース・バクスターなど。英語サウンド・トラック。英語翻訳は小田島雄二、監修は清水俊二。
        • ロミオとジュリエット(1964)

          制作年: 1964
          ウィリアム・シェークスピアの原作を、リカルド・フレーダが脚色・監督した恋愛悲劇。撮影は「皇帝のビーナス」のガボール・ポガニー、音楽はチャイコフスキー、ラフマニノフのものを使っている。出演は「二十歳の恋」(イタリア編)のジェロニモ・メニエル、新人ローズマリー・デクスターほか。イーストマンカラー・クロモスコープ、一九六四年作品。
        • ハムレット(1964)

          制作年: 1964
          シェークスピアの原作を「ドン・キホーテ(1957)」のグリゴーリ・コージンツェフが脚色・演出した悲劇。撮影はヨナス・グリツィウス、音楽はディミトリ・ショスタコヴィッチが担当した。出演はインノケンティ・スモクトゥノフスキー、アナスタシア・ヴェルチンスカヤ、ミハイル・ナズバーノフ、エルザ・ラジン、ユーリー・トルベーエフほか。六四年ベニス国際映画祭で審査員特別賞を受賞している。
        • オセロ(1961)

          制作年: 1961
          『オセロ』のバレエ映画化。演出・振付・主演はヴァフタング・チャブキアーニ。撮影はフェリックス・ヴィソツキー、音楽はアレクセイ・マチャヴァリアーニの担当。出演しているのはヴァフタング・チャブキアーニの他、ヴェラ・ツィグナーゼ、ザルブ・キカレシヴィーリ、リアナ・ミタイシヴィーリなど。アグファカラー・グランドビジョン。略筋 ベニス共和国の将軍、色の黒いムーア人オセロ(ヴァフタング・チャブキアーニ)は元老議員ブラバンショウの娘デスデモナ(ヴェラ・ツィグナーゼ)と愛し合い、結婚する。黒面将軍に一人娘を奪われたと知った老ブラバンショウは元老院にオセロの処罰を訴えるが、デスデモナは今より夫婦としてオセロと永遠に結ばれることを堂々と宣言する。折も折、トルコの艦隊がキプロスに向って進撃中との情報が入り、オセロは軍を率いて出発する。オセロの部下、イアーゴ(ザルブ・キカレシヴィーリ)はオセロに敵意をもち、おとし入れようと計画している。イアーゴはさまざまの陰謀をめぐらし、オセロの心に嫉妬という毒薬を注ぎこむ。オセロは愛する妻デスデモナがカシオと情を通じているかのように思いこみ、結婚の想い出の場所でデスデモナを締め殺そうとする。デスデモナはそれでも夫への愛情の言葉をのこしながら絶命する。妻を殺してから、すべてがイアーゴの陰謀によることをさとり、自らの手でわが胸を刺し、デスデモナの屍の上におり重なって倒れた。
        • 真夏の夜の夢(1959)

          制作年: 1959
          シェイクスピア原作の幻想的な戯曲を基に描く人形アニメーション映画。監督・脚本・人形制作はイジー・トルンカ、撮影はイルジー・ヴォイタ、音楽はヴァーツラ・トロヤン、アニメーションはボフスラフ・シュラーメック、スタニスラフ・ラータル、ブジェティスラフ・ポヤル、ヤン・カルパシュ、ヤン・アダム、ヴラスタ・ユライドヴァーが各々担当。日本語版制作はBBプロモーション。声の出演は岸田今日子、小原乃梨子、橋爪功など。
        • リチャード三世(1955)

          制作年: 1955
          「ハムレット(1947)」に続く、サー・ローレンス・オリヴィエによるシェークスピア劇の映画化。製作・監督はオリヴィエが担当し且つ主役のリチャード三世に扮している。脚色はアラン・デントにオリヴィエが協力し、協力監督はアンソニー・ブッシェル。撮影は「白人酋長」のオットー・ヘラー、音楽は「ハムレット(1947)」のウィリアム・ウォルトン。オリヴィエの他、主な出演者は「ロミオとジュリエット(1954)」のジョン・ギールグッド、「落ちた偶像」のラルフ・リチャードソン、「二つの世界の男」のクレア・ブルーム、「トロイのヘレン」のセドリック・ハードウィックとスタンリー・ベイカー、「ロミオとジュリエット(1954)」のノーマン・ウーランドなど。
        • ロメオとジュリエット物語

          制作年: 1954
          ソ連国立ボリショイ劇場におけるバレー“ロメオとジュリエット”の公演を全幕キャメラに収めたもの。同劇場所属のバレー団及び管絃楽団が総出演しているが、一九五五年第八回カンヌ映画祭で“詩的幻想映画賞”を獲得した。スターリン賞を得たレフ・アルンシュタムとレオニード・ラヴロフスキーが脚本・監督を共同担当し、音楽は同バレーの作者S・プロコフィエフの原作によっている。撮影はA・シェレンコフとイオランダ・チェン・ユーラン、美術はアレクサンドル・パルホメンコ。主な登場者としてはジュリエットに「大音楽会」と同じくガリーナ・ウラーノワが扮する他、ロメオに「バフチサライの泉」のY・ジダーノフ、マーキュシオにS・コーレニ、ティバルトにA・エルモラーエフ、ベンヴォーリオにV・クドリヤショフなど。モスフィルム製作。
        • ジュリアス・シーザー(1953)

          制作年: 1953
          ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の映画化で、「五本の指」のジョセフ・L・マンキーウィッツが監督に当たった1953年作品。製作は「悪人と美女」のジョン・ハウスマン。「愛の決断」のジョセフ・ルッテンバーグが撮影を、「悲恋の女王エリザベス」のミクロス・ローザが音楽を担当。出演者は「革命児サパタ」のマーロン・ブランド、「ゼンダ城の虜(1952)」のジェームズ・メイスン、英劇壇のジョン・ギールグッド、「ゼンダ城の虜(1952)」のルイス・カルハーン、「拳銃無情」のエドモンド・オブライエン、「愛の決断」のグリア・ガースン、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「探偵物語」のジョージ・マクレディ、「血闘」のリチャード・ヘイル、「悲恋の女王エリザベス」のアラン・ナビア、マイケル・ペイトら。
        • オーソン・ウェルズのオセロ

          制作年: 1952
          ウィリアム・シェークスピアの古典戯曲の映画化。監督・製作・脚本・主演は「黒い罠」のオーソン・ウェルズで、難航した製作資金調達のため四年間かけて撮影され、1952年カンヌ映画祭グランプリを獲得しながら、1955年にアメリカで短期間公開された後、幻の名画となっていた作品。ウェルズの娘ベアトリス・ウェルズ・スミスの依頼で、ドキュメンタリー作家のマイケル・ドーソンが20世紀フォックスの倉庫で発見したフィルムに、サウンド・トラック部分にドルビーステレオによる再録音を加えた修復版で、アメリカでは1992年3月に公開された。撮影はジョージ・ファント、アンキーゼ・ブリッツィ、G・R・アルドの共同。音楽はフランチェスコ・ラヴァニーノとアルベルト・バリベリスが担当。他の出演は「愛人ジュリエット」のシュザンヌ・クルーティエ、アイルランド出身の舞台俳優・演出家・劇作家で、本作が唯一の映画出演となったマイケル・マクラマー、イギリス舞台出身のロバート・クート、イギリス映画界の伝説的な名女優フェイ・コンプトンなど。
          70
        • マクベス(1948)

          制作年: 1948
          シェイクスピアの悲劇『マクベス』の2度目の映画化1948年作品で、「ジェーン・エア」に主演してわが国に紹介されたオーソン・ウェルズが製作監督主演し、彼が年少の頃書いた台本(マーキュリー本)に基づいて演出したもの。撮影はジョン・ラッセル、作曲はジャック・イベールの担当。ウェルズをめぐる俳優たちは、ラジオ声優のジャネット・ノーラン、「わが谷は緑なりき」のロディ・マクドウォル、「邪魔者は殺せ」のダン・オハーリー、エドガー・バリア、アースキン・サンフォード、それにウェルズの娘クリストファーらである。
        • ヘンリー五世(1945)

          制作年: 1945
          ウィリアム・シェークスピアの同名史劇の色彩映画化で、四四年末から四五年にかけて製作された。製作、監督、主演は「レベッカ」「嵐が丘」のローレンス・オリヴィエで、監督としての処女作品である。撮影は「逢びき」のロバート・クラスカー監督のもとにジャック・ヒルドヤードが当り、セットはデナム撮影所で、ロケーションはエールのパワースコートで行われた。美術監督はポール・シェリフとカーメン・デイロン、衣しょうはロジャー・ファースとマーガレット・ファースで、編集はレジナルド・ベックが担当し、音楽は現代英国一流のウィリアム・ウォルトンが作曲し、ロンドン・シンフォニー・オーケストラがミューア・マシーソンの指揮で演奏している。色彩はテクニカラー式でナタリイ・カルマスが監督した。オリヴイエを助けて「無敵艦隊」その他多くの米英映画に出演したレズリー・バンクス、「誘惑の港」のロバート・ニュートン、映画初出演のルネ・アシャーソン、「妖婦」のフェリックス・エイルマー、「青の恐怖」のレオ・ゲン、エスモンド・ナイト、ハーコート・ウィリアムス、アイヴィー・サンテリエ等が出演している。
        • 真夏の夜の夢(1936)

          制作年: 1936
          シェークスピアの傑作夢幻劇の映画化で、ドイツ劇団第一の演出家といわれたマックス・ラインハルトが映画処女作品として製作したもの。脚色は「夫の日記」のチャールズ・ケニヨンが「最初の接吻」のメアリー・C・マッコール・ジュニアと協力し、監督にはラインハルトを助けて「流行の王様」「暁の砂漠」のウィリアム・ディターレが当たった。出演者は「シスコ・キッド(1935)」のジェームズ・キャグニー、「ブラウンの千両役者」のジョー・E・ブラウン、「春の夜明け」のディック・パウエル、「最初の接吻」のジーン・ミューア、「水曜日の恋」のヴィクター・ジョリー、「頑張れキャグニー」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、ヒュー・ハーバート、アニタ・ルイズ、フランク・マクヒュー、ロス・アレクサンダー、アイアン・ハンター、ミッキー・ルーニー、ヴェリー・ティーズデール等の面々で、撮影は「水曜日の恋」のハル・モーアが主任である。音楽はメンデルスゾーンの原曲をエリック・ウォルフガング・コーンゴールドが編曲し、バレーはブロニスロワ・ニジンスカがニナ・テイラードの協力を得て按舞した。
          100
        • 御気に召すまま(1936)

          制作年: 1936
          「夢見る唇」「逃げちゃ嫌よ」と同じくパウル・ツィンナーが監督したエリザベート・ベルクナー主演映画で、ウィリアム・シェークスピアの喜劇に基づいて、「逃げちゃ嫌よ」のR・J・カレンが脚本を執筆した。助演者は「無敵艦隊」のローレンス・オリヴィエ、「奇蹟人間」のソフィー・スチュワート、「逃げちゃ嫌よ」のレオン・クォーターメイン、ヘンリー・エインリー、マッケンジー・ウォード、リチャード・エインリー其の他で、撮影は「幽霊西へ行く」「紅はこべ」のハル・ロッスンの担当である。
        • 大試合

          制作年: 1936
          新顔のフィリップ・ヒューストン、「一対二」「空の軍隊」のジェームズ・グリーン、「無限の青空」のジューン・トラヴィス、「激怒(1936)」「情無用ッ」のブルース・キャボット、「東への道」「全米軍」のアンディ・ディヴァインが共演する映画で、フランシス・ウォーレスの原作をアーウィン・ショウが脚色し、「大帝の密使」「紅雀」のジョージ・ニコルズ・ジュニアが監督に当たり、ハリー・J・ワイルドが撮影したもの。但し蹴球場面はエドワード・キリーが監督している。助演は「進め龍騎兵」のC・ヘンリー・ゴードン、「硝煙牧場」のグィン・ウィリアムス、「大学の人気者」のジョン・アーレッジで、その他1935年度の全米軍選手8名が特別出演している。
        • じゃじゃ馬馴らし(1929)

          制作年: 1929
          「コケット」のメアリー・ピックフォードと「鉄仮面」のダグラス・フェアバンクスとが共演する映画で、有名なシェイクスピア劇「じゃじゃ馬馴らし」を映画化したもの。脚色及び監督は「コケット」「テムペスト(1928)」のサム・テイラーで、撮影は「心の歌」「コケット」のカール・ストラッスの担任である。助演俳優は「月光の曲」「肉体の叫び」のドロシー・ジョーダンをはじめ、「暁の偵察」のクライド・クック、「ストリート・ガール」のジョセフ・カウソーン、「西部戦線異状なし」のエドウィン・マクスウエル及びジェフリー・ウォードウェルという顔ぶれである。
        • ベニスの商人(1923)

          制作年: 1923
          ドイツ映画としてはオール・スター・キャストである程の優れた俳優を並べ、態々ヴェニス迄出張撮影をし、イタリア官憲の助力さえも得て製作された。監督はペーテル・パウル・フェルナー。無声。
        • オセロ(1922)

          制作年: 1922
          シェークスピアの四大悲劇の一つである『オセロ』は、かつてイタリア、アンブロジオ会社によって映画化され、大正四年十一月帝劇で封初され、当時のファンに深い感動を与えたものであったが、これはドイツ新興のウェルネル会社が、「カラマーゾフ兄弟」のアート・ディレクターをしたディミトリ・ブコウスキー氏を招いてその監督の任に当たらせた。主役のオセロには「アルゴール」「パッション(1919)」「カラマーゾフ兄弟」等出演のエミール・ヤニングス氏が扮し、ヤゴーには「カリガリ博士」「カラマーゾフ兄弟」等出演のヴェルナー・クラウス氏が扮している。その他フリードリッヒ・キューネ氏がブラバンシオに、イカ・フォン・レケフィ嬢がデスデモナに、テオドル・ロース氏がカッシオに扮する。(無声、全七篇)
        • THE DIRECTORS FILE 2015 『脳の疫病』

          制作年: -1
          シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロー』を基にした短編。2015年7月4日より若手監督の短編作品を集めたオムニバス「THE DIRECTORS FILE 2015」Aプログラムの一篇として上映された。
        • ナショナル・シアター・ライブ2017「お気に召すまま」

          制作年: -1
          英国ナショナル・シアターの公演を映画館で上映するシリーズの一作。アーデンの森で、男装した娘ロザリンドと騎士オーランドをはじめ幾組もの恋人たちが織り成す様々な恋の駆け引きを、牧歌的雰囲気のなかに映し出すウィリアム・シェイクスピア作の喜劇。出演は「ナショナル・シアター・ライヴ2017 三文オペラ」のロザリー・クレイグ、「ナショナル・シアター・ライヴ 2015 宝島」のパッチ―・フェラン。演出は「ナショナル・シアター・ライヴ 2015 宝島」のポリー・フィンドレイ。
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