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ヨルゴス・アンヴァニティスの関連作品 / Related Work
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ベント 堕ちた饗宴
制作年: 1997第二次大戦中にナチス収容所内での同性愛者の男たちの悲劇。79年に初演され話題になったマーティン・シャーマンの同名作(原作・劇書房刊)を、映画は本作がデビューとなる、舞台監督として著名なショーン・マサイアスが映画化。製作はマイケル・ソリンジャーとディキシー・リンダー。製作総指揮はサラ・ラドクリフ、ヒサミ・クロイワの共同。脚本は「カーテンコール」のマーティン・シャーマン、撮影はテオ・アンゲロプロス作品のほか「太陽と月に背いて」のヨルゴス・アルバニティス、音楽は「海辺のアインシュタイン」のフィリップ・グラス、美術はスティーヴン・ブリムソン・ルイス、編集はイザベル・ロレント、衣裳はスチュワート・ミッチャムがそれぞれ担当。主演は「クローズ・マイ・アイズ」のクライヴ・オーウェンと「巨人と青年」のロテール・ブリュトー。ローリング・ストーンズのヴォーカリスト、ミック・ジャガーが女装の酒場歌手役で特別出演したことも話題に。 -
蝶の夢
制作年: 199414歳のときに通常の言語を拒否し、天才俳優になった息子と、彼をめぐる知識人一家の精神的変遷を、簡潔な映像と哲学的な台詞で綴るドラマ。タイトルは荘子の『胡蝶の夢』から取られている。監督は『ポケットのなかの握り拳』(自主上映のみ)で衝撃的なデビューを飾り、以来人間と既存の制約との葛藤を描きつづけている「肉体の悪魔」「サバス」のマルコ・ベロッキオ。製作はリヴィノ・ネグリ。脚本はベロッキオが前作『La Condanna』に続いて組んだ、「肉体の悪魔」以来の公私にわたる相談役である精神科医のマッシモ・ファジオリ。撮影は「ユリシーズの瞳」などテオ・アンゲロプロスの全作品を手掛けている「太陽と月に背いて」のヨルゴス・アルヴァニティス。音楽はカルロ・クリヴェッリ。編集フランチェスカ・カルヴェッリ。出演は「不良少女モニカ」をはじめとするイングマル・ベルイマン監督作品の大女優ビビ・アンデルションを始め、本作が映画デビューとなるティエリー・ブラン、イタリア映画期待の新人女優シモーナ・カヴァラッリ、ナタリー・ボトゥフー、ロベルト・ヘルリツカ、ヘンリー・アーノルド、アニータ・ローレンツィなど。