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- ジュリエット・ビノシュ
略歴 / Brief history
フランス・パリ生まれ。舞台監督の父と女優の母の影響により、12歳で舞台デビュー。フランス国立高等演劇学校で演技を学ぶ。83年に映画デビューを果たし、「ランデヴー」(85)で初主演。レオス・カラックス監督と親しくなり、「汚れた血」(86)に出演したことから国際的な注目を浴びる。「存在の耐えられない軽さ」(88)でハリウッドへ進出し、「トリコロール/青の愛」でヴェネチア国際映画祭女優賞に輝く。評価を高めてゆく中、「イングリッシュ・ペイシェント」(96)でアカデミー賞助演女優賞を受賞。「トスカーナの贋作」(10)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、世界三大映画祭を制覇した数少ない女優の一人となった。
ジュリエット・ビノシュの関連作品 / Related Work
作品情報を見る
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ポトフ 美食家と料理人
制作年: 2023「青いパパイヤの香り」の名匠トラン・アン・ユン監督による第76回カンヌ国際映画祭 最優秀監督賞受賞作。19世紀末フランス。料理人ウージェニーは、美食家ドダンのもとで20年間働いている。ある日、2人は最もシンプルな料理“ポトフ”で皇太子をもてなすことに。出演は「真実」のジュリエット・ビノシュ、「愛する人に伝える言葉」のブノワ・マジメル。 -
Winter boy
制作年: 2022「ソーリー・エンジェル」のクリストフ・オノレが、自らの少年時代の体験に基づいて作り上げた自伝的なドラマ。父親の死によって寄宿舎から実家に戻った17歳のリュカは、葬儀の後、兄の同居人で年上のアーティスト、リリオと出会い、心惹かれていくが……。出演は本作で第70回サン・セバスティアン国際映画祭主演俳優賞を受賞したポール・キルヒャー、「私の知らないわたしの素顔」のジュリエット・ビノシュ。 -
私の知らないわたしの素顔
制作年: 2019ジュリエット・ビノシュ主演のサスペンス。50代の大学教授クレールは、恋人との別れをきっかけに、SNSの世界に足を踏み入れる。“24歳のクララ”に成りすまし、若い男性と知り合うクレール。ところが、“24歳のクララ”と彼が恋に落ちてしまい……。共演は「パリの家族たち」のニコール・ガルシア。原作は、権威あるフランスの文学賞、フェミナ賞受賞作家カミーユ・ロランスの小説。92点