ジュリエット・ビノシュ ジュリエットビノシュ

  • 生年月日:1964年3月9日

略歴 / Brief history

フランス・パリ生まれ。舞台監督の父と女優の母の影響により、12歳で舞台デビュー。フランス国立高等演劇学校で演技を学ぶ。83年に映画デビューを果たし、「ランデヴー」(85)で初主演。レオス・カラックス監督と親しくなり、「汚れた血」(86)に出演したことから国際的な注目を浴びる。「存在の耐えられない軽さ」(88)でハリウッドへ進出し、「トリコロール/青の愛」でヴェネチア国際映画祭女優賞に輝く。評価を高めてゆく中、「イングリッシュ・ペイシェント」(96)でアカデミー賞助演女優賞を受賞。「トスカーナの贋作」(10)でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞し、世界三大映画祭を制覇した数少ない女優の一人となった。

ジュリエット・ビノシュの関連作品 / Related Work

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  • ポトフ 美食家と料理人

    制作年: 2023
    「青いパパイヤの香り」の名匠トラン・アン・ユン監督による第76回カンヌ国際映画祭 最優秀監督賞受賞作。19世紀末フランス。料理人ウージェニーは、美食家ドダンのもとで20年間働いている。ある日、2人は最もシンプルな料理“ポトフ”で皇太子をもてなすことに。出演は「真実」のジュリエット・ビノシュ、「愛する人に伝える言葉」のブノワ・マジメル。
  • Winter boy

    制作年: 2022
    「ソーリー・エンジェル」のクリストフ・オノレが、自らの少年時代の体験に基づいて作り上げた自伝的なドラマ。父親の死によって寄宿舎から実家に戻った17歳のリュカは、葬儀の後、兄の同居人で年上のアーティスト、リリオと出会い、心惹かれていくが……。出演は本作で第70回サン・セバスティアン国際映画祭主演俳優賞を受賞したポール・キルヒャー、「私の知らないわたしの素顔」のジュリエット・ビノシュ。
  • 5月の花嫁学校

    制作年: 2020
    「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ主演のコメディ。1967年、フランス・アルザス地方にある花嫁学校の校長ポーレットは、経営者である夫の死をきっかけに学校が破産寸前であることを知る。そんななか、パリで5月革命が勃発する。出演は、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルヴォフスキー。監督・脚本は、「ルージュの手紙」のマルタン・プロヴォ。
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  • 真実 特別編集版

    制作年: 2019
    「万引き家族」の是枝裕和監督による日仏合作映画「真実」の特別編集版を新たな本編として劇場公開。国民的大女優の母ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーブ)と、その娘リュミエール(ジュリエット・ビノシュ)の愛憎半ばする物語の脇で、彼女たちを支え、見守り、時にはさりげなくアドバイスを送るリュミエールの夫ハンク(イーサン・ホーク)など、男性陣にもより多くのスポットライトを当てている。
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  • 私の知らないわたしの素顔

    制作年: 2019
    ジュリエット・ビノシュ主演のサスペンス。50代の大学教授クレールは、恋人との別れをきっかけに、SNSの世界に足を踏み入れる。“24歳のクララ”に成りすまし、若い男性と知り合うクレール。ところが、“24歳のクララ”と彼が恋に落ちてしまい……。共演は「パリの家族たち」のニコール・ガルシア。原作は、権威あるフランスの文学賞、フェミナ賞受賞作家カミーユ・ロランスの小説。
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  • 真実(2019)

    制作年: 2019
    「万引き家族」の是枝裕和監督が、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークといった俳優陣を迎え、全編フランスで撮影したドラマ。国民的大女優ファビエンヌによる自伝本をめぐり、母と娘の間に隠されたある“真実”が暴かれていく。共演は「8人の女たち」のリュディヴィーヌ・サニエ。撮影を「モーターサイクル・ダイアリーズ」のエリック・ゴーティエが担当する。
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