制作年: 1920
チャールズ・ブレイビン氏及びトーマス・ファロン氏が共同で原作を書き、ブレイビン氏が自ら監督した大社会劇で、3つの挿話からなっている。上流、中流、下層の3階級のそれぞれの暗黒面を徹底的に描写したもので、各篇に出る人物は同一俳優が演じている。「ターザンの復讐」に出演したエステル・テイラー嬢が主役で、その他ヴァイタグラフに永く居た、性格俳優マーク・マクダーモット氏及びハリー・ソザーン氏が出演する。「第3篇はグリフィス氏の『散りにし花』にも比すべき力強さを持っている」とニュース誌は評している。