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シドニー・A・フランクリンの関連作品 / Related Work
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悲恋の王女エリザベス
制作年: 1953英国女王エリザベス一世(1533―1603)の若い日の悲恋を描くマーガレット・アーウィン作の小説を映画化した1953年作品。「三つの恋の物語」のシドニー・A・フランクリンが製作し、「血闘」のジョージ・シドニーが監督に当たった。「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグとアーサー・ウインペリスが脚色し、撮影は「三つの恋の物語」のチャールズ・ロシャー、音楽は「クオ・ヴァディス」のミクロス・ローザの担当。主演は「黒水仙」「聖衣」のジーン・シモンズ、「ゼンダ城の虜(1952)」のスチュワート・グレンジャー、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「情炎の女サロメ」のチャールズ・ロートンで、ケイ・ウォルシュ「オリヴァ・ツイスト」、ガイ・ロルフ「黒騎士」、キャスリン・バイロン「黒水仙」、セシル・ケラウェイ「印度の放浪児」、子役レックス・トンプソン、レオ・G・キャロル「頭上の敵機」、エレイン・スチュワート「悪人と美女」、ドーン・アダムス「月蒼くして」らが助演する。 -
三つの恋の物語
制作年: 1953「哀愁」のシドニー・A・フランクリンが製作した3つのエピソードを集めたオムニバス映画で、テクニカラーの1953年作品。第1話『嫉妬深い恋人』は「奥様は顔が二つ」の製作者ゴットフリード・ラインハルトが監督にあたり、脚本は「山のロザンナ」のジョン・コリアー。主演は「五本の指」のジェームズ・メイスン、「ホフマン物語」のモイラ・シアラー、「ショウ・ボート(1951)」のアグネス・ムーアヘッド。第2話『マドマアゼル』は「可愛い配当」のヴィンセント・ミネリの監督。アーノルド・フィリップスの原作を「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグと「血闘」のジョージ・フローシェルが共同脚色した。主演は「巴里のアメリカ人」のレスリー・キャロン、「見知らぬ乗客」のファーリー・グレンジャー、「脱獄者の秘密」のエセル・バリモアで、「赤い風車」のザザ・ガボール、子役のリッキー・ネルソンとドナ・コーコランらが助演。第3話『均衡』は第1話と同じくゴットフリード・ラインハルトが監督しジョン・コリアーが脚色している。ラディスラス・ヴァイダとジャック・マレの原作を、第2話の脚色チーム、ジャン・ラスティグとジョージ・フローシャルが潤色した。「探偵物語」のカーク・ダグラスと「明日では遅すぎる」のピア・アンジェリが主演し、「血闘」のリチャード・アンダーソンが助演する。3篇を通じて撮影は「血闘」のチャールズ・ロシャーと「雨に唄えば」のハロルド・ロッソンの2人、音楽は「黒騎士」のミクロス・ローザの担当。 -
仔鹿物語(1946)
制作年: 1946ピュリッアー賞を得たマージョリー・キナン・ローリングスの小説を映画化したもので「キューリー夫人」のポール・オスボーンが脚色し、「愛の調べ」「町の人気者」のクラレンス・ブラウンが監督にあたった1947年作品のテクニカラー色彩映画である。主演は「王国の鍵」「パラダイン事件」のグレゴリー・ペック「失われた週末」「高原児」のジェーン・ワイマン、初出演の少年俳優クロード・ジャーマン・ジュニアで「ブーム・タウン」のチル・ウィルスス、「旋風大尉」のクレム・ピヴァンス、「心の旅路」のマーガレット・ウイチャリー、「ミニヴァー夫人」のヘンリー・テラヴァーす、「明日への戦い」のフォレスト・タッカーその他が助演している。「男は神に非ず」のチャールズ・ロシャー、レナード・スミス及びアーサー・E・アーリングが撮影を監督し、音楽は故ハーバート・ストザートが作曲した。なお色彩撮影賞、子役演技賞のオスカーを与えられた。60点 -
ドーヴァーの白い崖
制作年: 1944「ママの思い出」のアイリーン・ダンが主演する映画で、アリス・デュアー・ミラー作の長詩「白い断崖」に基づき、「ミニヴァー夫人」のクローディン・ウェスト及びジョージ・フローシェルがジャン・ラスティグと協力して脚本を書き「仔鹿物語」「町の人気者」のクラレンス・ブラウンが監督し「育ち行く年」のジョージ・フォルシーが撮影した1944年度作品。主役ダンを助けて「征服」のアラン・マーシャル「町の人気者」のフランク・モーガン「姉妹と水兵」のヴァン・ジョンスン「激闘」のロディ・マクドウォール「哀愁」の故C・オーブリー・スミス「ミニヴァー夫人」のディム・メイ・ホイッティ「聖処女」のグラディス・クーバー「嘘つきお嬢さん」のピーター・ローフォードが主演するほか、新人スターのエリザベス・テイラーが端役で出演している。音楽は「育ち行く年」の故ハーバート・ストサートが作曲指揮した。 -
キューリー夫人
制作年: 1943ラジウムの発見者たるキューリー夫人の伝記は、夫人の娘イヴ・キューリーによって出版され、既に我国にも邦訳があるが、この映画はその伝記に基づいてポール・オスボーンとポール・H・ラモウの2人が脚色し、マーヴィン・ルローイが監督に当たったものである。主役は未紹介の「ミニヴァー夫人」「さよならチップスさん」「泥中の花」等に主演したグリア・ガースン、「ミニヴァー夫人」「泥中の花」等に主演したウオルター・ビジョンで、ラジオから映画入りをしたロバート・ウォーカーが初主演するほかアルバート・バッサーマン、C・オープリー・スミス、ヴィクター・フランサン等のヴェテラン及び、最近M・G・M映画で、名子役として売出しているマーガレット・オブライエンが出演する。珍らしいことには「さよならチップスさん」「失はれた地平線」等の著者たるジェームズ・ヒルトンが映画中で説明をする。カメラは老練ジョセフ・ルッテンバーグ。