ダニエル・シュミット ダニエルシュミット

  • 出身地:スイス,フリムス・ヴァルトハウス
  • 生年月日:1941/12/26
  • 没年月日:2006/08/05

ダニエル・シュミットの関連作品 / Related Work

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  • ベレジーナ

    制作年: 1999
    現代スイスの政財界を風刺したブラック・コメディ。監督は「書かれた顔」のダニエル・シュミット。脚本はマルティン・ズーター。撮影は「恋するシャンソン」のレナート・ベルタ。音楽はカール・ヘンギ。出演は映画初出演のエレナ・パノーヴァ、「従妹ベット」のジェラルディン・チャップリンほか。
  • ダニエル・シュミットの大野一雄

    制作年: 1995
    日本の代表的な舞踊家、大野一雄の肖像を追ったドキュメンタリー。監督は「季節のはざまで」のダニエル・シュミット、製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン、撮影はシュミットとは長年のコンビを組む「季節のはざまで」のレナート・ベルタ、録音はディーター・マイヤー、編集はダニエラ・ロデレールがそれぞれ担当。出演は大野一雄、大野チエ。
  • 書かれた顔

    制作年: 1995
    当代一の人気女形、坂東玉三郎に、スイスの映画作家ダニエル・シュミットが独自のアプローチで迫るドキュメンタリー。玉三郎の舞台のほか、彼が年増の芸者に扮した、『黄昏芸者情話』という劇部分が組み込まれている。製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン。撮影は「今宵かぎりは…」以来シュミットの全作品を手掛ける名手レナート・ベルタ。録音のディーター・マイヤー、編集のダニエラ・ローデラーもシュミット作品の常連。共演は坂東弥十郎、「午後の遺言状」の杉村春子、日本舞踊の武原はん、舞踏家の大野一雄、玉三郎の監督・主演作品「天守物語」で共演した宍戸開、「写楽」の永澤俊矢など。また101歳になる現役最高齢の芸者蔦清小松朝じがインタビューを受けている。
  • 季節のはざまで

    制作年: 1992
    スイス山中にある古いホテルで育った男の少年時代の思い出を描く回想譚。監督は「デジャヴュ」のダニエル・シュミット。製作はマルセル・ホーン。脚本は、シュミット監督自身の少年時代の記憶を基に、シュミットとマルタン・シュテールが共同で執筆した。二人は「デジャヴュ」でもコンビを組んでいる。撮影はシュミットの全長編を手がけ、「五月のミル」なども撮っているレナート・ベルタ。音楽は「別れの朝(1983)」のペール・ラーベンが担当。出演は「家族生活」のサミー・フレー、「ラ・パロマ」のイングリッド・カーフェン、「ガーターベルトの夜」のアリエル・ドンバール、「ZOO」のアンドレア・フェレオル、「ハイヒール」のマリサ・パレデス、「恋愛小説ができるまで」のモーリス・ガレル、「チャーリー」のジェラルディン・チャップリン、フェデリコ・フェリーニ監督の妹でアマチュア劇団出身のマリア・マッダレーナ・フェリーニ、故ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品の常連出身者で、近年はアメリカでB級映画監督として活躍するウリ・ロンメルなど。また主人公ヴァランタン少年を演じるカルロス・デヴェーザは、本作が撮影されたポルトガルのホテルのある村でシュミットにスカウトされた。デジタルリマスター版が2024年3月8日より劇場公開。
  • デ ジャ ヴュ(1987)

    制作年: 1987
    17世紀に存在した革命家イェナチュの謎の死をめぐって現代のジャーナリストが過去に入ってゆく姿を描く。製作はテレス・シェレール、監督・脚本は「天使の影」のダニエル・シュミット、共同脚本はマルタン・シュテール、撮影はレナート・ベルタ、音楽はピノ・ドナジオ、編集はダニエラ・ロデレールが担当。出演はミシェル・ヴォワタ、クリスティーヌ・ボワッソンほか。デジタルリマスター版が2024年3月8日より劇場公開。
  • トスカの接吻

      制作年: 1984
      ミラノに実在する音楽家のための養老院“ヴェルディの家”を舞台に、そこに住む往年のオペラスターたちが全盛期を思い出して語り歌う姿を捉えたドキュメンタリー。製作はハンス・ウルリッヒ・ヨルディとマルセル・ホーン、監督・脚本は「ラ・パロマ」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、音楽はジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ、ガエタノ・ドニゼッティ、編集はダニエラ・ロデレールが担当。出演はサラ・スクデーリ、ジョヴァンニ・プリゼドゥなど。映画は監督のシュミットが撮影のために、この、音楽家のための養老院<ヴェルディの家>に入っていくところから始まる。ひっそりと静まりかえっていた館が、にわかに活気づく。この映画の<トスカの接吻>とは、プッチーニのオペラ『トスカ』の第二幕で、トスカの恋人の命を救うためにスカルピア男爵に抱かれようとする時、傍にあったナイフでスカルピアの胸を刺す、そのひと突きのことを言う。1902年の開館から今日まで1000人を越える音楽家が訪れたといわれる。この<ヴェルディの家>は、ヴェルディがオペラ人のために建てたもので、彼は二人の妻と共にここに埋葬されている。映画には1920年代のミラノ、スカラ座の花形オペラ歌手、サラ・スクデーリをはじめ、作曲家のジョヴァンニ・プリゲドャ、テノール歌手のレオニーザ・ベロン『リゴレット』を得意としたジュゼッペ・マナキーニなどが、往年の自信満々の表情で、それぞれの得意とする題目を披露する。

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