シュザンヌ・クルーティエ

  • 出身地:カナダ、オタワ
  • 生年月日:1927年7月10日

シュザンヌ・クルーティエの関連作品 / Related Work

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  • 赤い風船(1956)

    制作年: 1956
    「白い馬」のアルベール・ラモリスが、前作完成後慎重な準備の末に発表した色彩短篇。当年五歳の息子パスカル(「白い馬」では主人公の弟役で出演)を主演に、赤い風船と少年の愛情の交錯を、風船の動きに情感を仮託する奇抜な着想で描く。所要時間三十六分の中に話される台詞は僅かに三つ、コメンタリイもなく、映像だけが流れるように展開する一種の映画詩である。撮影エドモン・セシャン、音楽モーリス・ルルーとも「白い馬」のメンバー。一九五六年カンヌ映画祭で短篇グラン・プリを受賞した。
  • オーソン・ウェルズのオセロ

    制作年: 1952
    ウィリアム・シェークスピアの古典戯曲の映画化。監督・製作・脚本・主演は「黒い罠」のオーソン・ウェルズで、難航した製作資金調達のため四年間かけて撮影され、1952年カンヌ映画祭グランプリを獲得しながら、1955年にアメリカで短期間公開された後、幻の名画となっていた作品。ウェルズの娘ベアトリス・ウェルズ・スミスの依頼で、ドキュメンタリー作家のマイケル・ドーソンが20世紀フォックスの倉庫で発見したフィルムに、サウンド・トラック部分にドルビーステレオによる再録音を加えた修復版で、アメリカでは1992年3月に公開された。撮影はジョージ・ファント、アンキーゼ・ブリッツィ、G・R・アルドの共同。音楽はフランチェスコ・ラヴァニーノとアルベルト・バリベリスが担当。他の出演は「愛人ジュリエット」のシュザンヌ・クルーティエ、アイルランド出身の舞台俳優・演出家・劇作家で、本作が唯一の映画出演となったマイケル・マクラマー、イギリス舞台出身のロバート・クート、イギリス映画界の伝説的な名女優フェイ・コンプトンなど。
    70
  • 愛人ジュリエット

    制作年: 1951
    「天井桟敷の人々」のマルセル・カルネが、「港のマリイ」についで監督した作品で原作はジョルジュ・ヌヴーの戯曲『ジュリエット或は夢の鍵』。カルネとしてはこの作品の映画化は大戦以前からの宿願であったといわれ、現実と夢との交流をリアリスティクな筆致で描くことで、逆に超現実の味わいを出そうとしている。脚色はカルネの「日は昇る」を執筆したジャック・ヴィオ(「宝石館」)とカルネの協力、台詞は原作者ヌヴー(「想い出の瞳」)が担当している。撮影および音楽はともに「港のマリイ」のアンリ・アルカンとジョゼフ・コスマで、コスマはこの作品で五一年度カンヌ映画祭音楽賞を獲得。美術は「天井桟敷の人々」のアレクサンドル・トローネ。主演は「悪魔の美しさ」のジェラール・フィリップ、「神々の王国」のシュザンヌ・クルーティエで、以下、ロジェ・コーシモン、エドゥアール・デルモン、イヴ・ロベールらが共演する。
    90
  • 神々の王国

    制作年: 1949
    「旅路の果て」のジュリアン・デュヴィヴィエが、自ら脚本を書卸し、監督した一九四九年作品。台詞はアンリ・ジャンソンが担当している。撮影はヴェテラン、ヴィクトル・アルムニーズ。「火の接吻」のセルジュ・レジアニ、新人のシュザンヌ・クルーティエを中心に、「我が父我が子」のシュジィ・プラン、モニーク・メリナン、ジャン・ダヴィらが出演する他、デュヴィヴィエの選んだニュウ・フェイス少女達が多数出演している。

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